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公開番号2024062858
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-10
出願番号2022170982
出願日2022-10-25
発明の名称取付け構造
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類F21S 41/657 20180101AFI20240501BHJP(照明)
要約【課題】部品同士の新たな取付け構造を提供する。
【解決手段】取付け構造は、ランプユニットの光軸を上下方向に変化させるレベリング装置をランプボディに取り付ける取付け構造であって、レベリング装置の出力軸が挿入される開口部43aと、開口部43aの縁部43bに設けられ、出力軸が開口部43aから突き出た状態で所定方向にレベリング装置を回転した際にレベリング装置の回転を規制する規制部43cと、開口部43aの縁部43bに設けられ、規制部43cで回転が規制されたレベリング装置が所定方向と反対方向に回転することを妨げる反転防止部43dと、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ランプユニットの光軸を上下方向に変化させるレベリング装置をランプボディに取り付ける取付け構造であって、
レベリング装置の出力軸が挿入される開口部と、
前記開口部の縁部に設けられ、前記出力軸が前記開口部から突き出た状態で所定方向にレベリング装置を回転した際にレベリング装置の回転を規制する規制部と、
前記開口部の縁部に設けられ、前記規制部で回転が規制されたレベリング装置が前記所定方向と反対方向に回転することを妨げる反転防止部と、
を有することを特徴とする取付け構造。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記反転防止部は、前記縁部からレベリング装置の出力軸の方向に盛り上がった乗り上げ部であり、
前記レベリング装置は、前記開口部から突き出た部分に、出力軸の進退方向に対して交差する径方向に向かって突起が設けられており、
前記乗り上げ部と前記規制部との間に凹部が形成されており、
前記突起は、前記凹部に嵌まることを特徴とする請求項1に記載の取付け構造。
【請求項3】
前記乗り上げ部は、前記所定方向に向かって徐々に高くなる斜面を有することを特徴とする請求項2に記載の取付け構造。
【請求項4】
前記規制部及び前記反転防止部が複数組設けられており、
複数組の前記規制部及び前記反転防止部の間に形成されている複数の凹部は、第1の凹部と、前記第1の凹部と形状が異なる第2の凹部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の取付け構造。
【請求項5】
ランプボディに固定する固定部を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の取付け構造。
【請求項6】
前記固定部は、ランプボディに固定する第1の固定部及び第2の固定部を有し、
前記第1の固定部は、前記第2の固定部に対して段違いとなるように設けられていることを特徴とする請求項5に記載の取付け構造。
【請求項7】
前記レベリング装置が前記ランプボディから離間するように該ランプボディに固定されることを特徴とする請求項6に記載の取付け構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、部品同士の取付け構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両の傾斜角度に応じて車両用前照灯の光軸を調節して照射方向を変化させるレベリング装置が知られている。レベリング装置は、ランプハウジングに固定されたアクチュエータが備えるロッドの進退によって、ロッド先端が連結されたランプユニットが傾動することで、ランプユニットの傾斜角度を調整できる。このようなレベリング装置は、様々な方法でランプハウジングに固定される。例えば、特許文献1には、ランプハウジングの内壁に設けられている係合片によって固定されたアクチュエータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-058146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の係合片はランプハウジングに一体的に設けられているため、アクチュエータの固定位置を簡単に変更することはできない。また、アクチュエータの後端面は、ランプハウジングに形成された凹部に挿入され、ランプハウジングに直接密着する。そのため、アクチュエータの振動がランプハウジングに伝わり、ランプハウジング自体が振動することになる。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、部品同士の新たな取付け構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の取付け構造は、ランプユニットの光軸を上下方向に変化させるレベリング装置をランプボディに取り付ける取付け構造であって、レベリング装置の出力軸が挿入される開口部と、開口部の縁部に設けられ、出力軸が開口部から突き出た状態で所定方向にレベリング装置を回転した際にレベリング装置の回転を規制する規制部と、開口部の縁部に設けられ、規制部で回転が規制されたレベリング装置が所定方向と反対方向に回転することを妨げる反転防止部と、を有する。
【0007】
この態様によると、出力軸が開口部から突き出た状態でレベリング装置が回転することを防止できる。
【0008】
反転防止部は、縁部からレベリング装置の出力軸の方向に盛り上がった乗り上げ部であってもよい。レベリング装置は、開口部から突き出た部分に、出力軸の進退方向に対して交差する径方向に向かって突起が設けられていてもよい。乗り上げ部と規制部との間に凹部が形成されていてもよい。突起は、凹部に嵌まっていてもよい。これにより、レベリング装置に出力軸を中心とする回転力がかかっても、開口部から突き出た部分に設けられている突起が規制部又は乗り上げ部に当接することで、レベリング装置が回転して抜けることを防止できる。
【0009】
乗り上げ部は、所定方向に向かって徐々に高くなる斜面を有してもよい。これにより、開口部から突き出た突起が出力軸を中心に回転しながら斜面に沿って徐々にランプボディ内側に引き込まれ、最終的に所定の位置にある凹部に落とし込まれる。
【0010】
規制部及び反転防止部が複数組設けられていてもよい。複数組の規制部及び反転防止部の間に形成されている複数の凹部は、第1の凹部と、第1の凹部と形状が異なる第2の凹部と、を有してもよい。また、突起は、第1の凹部に嵌まる第1の突起と、第2の凹部に嵌まり、第1の突起と形状が異なる第2の突起と、を有してもよい。これにより、レベリング装置の取付け構造への誤装着を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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