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公開番号
2024161960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077055
出願日
2023-05-09
発明の名称
鞍乗型車両及びヘッドランプユニット
出願人
カワサキモータース株式会社
,
株式会社小糸製作所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B62J
6/024 20200101AFI20241114BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】要求される配光特性を満たしつつ、ヘッドランプユニットの小型化を可能にする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】鞍乗型車両は、鞍乗型の車体と、前記車体に支持されたヘッドランプユニット30と、を備える。前記ヘッドランプユニット30は、前方に進むにつれて前後方向に垂直な断面形状が小さくなるランプハウジング50と、前記ランプハウジング50に収容されて、第1LED光源35を有するプロジェクタ型ランプ34と、前記ランプハウジング50に収容されて、第2LED光源41を有するリフレクタ型ランプ40と、を含む。前記プロジェクタ型ランプ34がロービーム用ランプであり、前記リフレクタ型ランプ40がハイビーム用ランプである。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
鞍乗型の車体と、
前記車体に支持されたヘッドランプユニットと、
を備え、
前記ヘッドランプユニットは、
前方に進むにつれて前後方向に垂直な断面形状が小さくなるランプハウジングと、
前記ランプハウジングに収容されて、第1LED光源を有するプロジェクタ型ランプと、
前記ランプハウジングに収容されて、第2LED光源を有するリフレクタ型ランプと、
を含み、
前記プロジェクタ型ランプがロービーム用ランプであり、前記リフレクタ型ランプがハイビーム用ランプである、鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
前記ヘッドランプユニットは、それぞれが前記プロジェクタ型ランプと前記リフレクタ型ランプとを有する左側ランプ部と右側ランプ部とを含み、
前記ランプハウジングは、前記左側ランプ部を保持する左側ハウジングと、前記右側ランプ部を保持する右側ハウジングと、前記左側ハウジングと前記右側ハウジングとを車幅方向に間隔をあけて保持するアウタケースとを有する、鞍乗型車両。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記リフレクタ型ランプが前記プロジェクタ型ランプよりも車幅方向外側に位置する、鞍乗型車両。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記プロジェクタ型ランプの屈折レンズが前記リフレクタ型ランプの反射面よりも前方に位置する、鞍乗型車両。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記リフレクタ型ランプの反射面が、前記ランプハウジングの収容空間のうち下側に位置する、鞍乗型車両。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記ヘッドランプユニットにおいて、前記リフレクタ型ランプの反射面の上方に、前記リフレクタ型ランプとは別のランプが位置する、鞍乗型車両。
【請求項7】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記ヘッドランプユニットにおいて、前記リフレクタ型ランプとは別のランプであって前記リフレクタ型ランプと隣接するランプが、前記リフレクタ型ランプの反射面の前側に位置する、鞍乗型車両。
【請求項8】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記ヘッドランプユニットは、前記ランプハウジングに収容されたポジションランプを含み、
前記リフレクタ型ランプ及び前記ポジションランプが前記プロジェクタ型ランプよりも車幅方向外側に位置し、前記ポジションランプが前記リフレクタ型ランプよりも上側に位置する、鞍乗型車両。
【請求項9】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記ヘッドランプユニットは、前記ランプハウジングに収容されたポジションランプと、前記プロジェクタ型ランプ、前記リフレクタ型ランプ及び前記ポジションランプの前側に位置するアウタレンズとを含み、
前記アウタレンズのうち前記リフレクタ型ランプの前側を覆う部分が、前記プロジェクタ型ランプの前側を覆う部分及び前記ポジションランプの前側を覆う部分よりも後ろに位置する、鞍乗型車両。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の鞍乗型車両であって、
前記車体は、前記ヘッドランプユニットの周囲を覆うカウルを含み、
前記ヘッドランプユニットは、前記カウルに接続されるカウル取付部を含み、
前記カウル取付部は、前記プロジェクタ型ランプと前記リフレクタ型ランプとの間に位置する、鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、鞍乗型車両及びヘッドランプユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、リフレクタ型ランプを含むヘッドランプユニットを備える鞍乗型車両を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/085491号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
鞍乗型車両用のヘッドランプとして、鞍乗型車両として要求される配光特性を満しつつ、更なる小型化が望まれる。
【0005】
そこで、本開示は、要求される配光特性を満たしつつ、ヘッドランプユニットの小型化を可能にする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、鞍乗型車両は、鞍乗型の車体と、前記車体に支持されたヘッドランプユニットと、を備え、前記ヘッドランプユニットは、前方に進むにつれて前後方向に垂直な断面形状が小さくなるランプハウジングと、前記ランプハウジングに収容されて、第1LED光源を有するプロジェクタ型ランプと、前記ランプハウジングに収容されて、第2LED光源を有するリフレクタ型ランプと、を含み、前記プロジェクタ型ランプがロービーム用ランプであり、前記リフレクタ型ランプがハイビーム用ランプである、鞍乗型車両である。
【発明の効果】
【0007】
この鞍乗型車両によると、要求される配光特性を満たしつつ、ヘッドランプユニットを小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
自動二輪車の全体構成を示す側面図である。
ヘッドランプユニットを示す正面図である。
アウタケースが外された状態のヘッドランプユニットを示す正面図である。
ヘッドランプユニットを示す平面図である。
左側のサブユニットのうちエクステンションカバーより前側の部分を示す斜視図である。
右側のサブユニットのうちエクステンションカバーより前側の部分を示す側面図である。
図3のVII-VII線で切断した端面図である。
図3のVIII-VIII線で切断した端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る鞍乗型車両及びヘッドランプユニットについて説明する。鞍乗型車両は、運転者がシートに跨った状態で運転する車両である。以下の実施形態では、鞍乗型車両が自動二輪車である例で説明する。鞍乗型車両は、自動二輪車の他、自動三輪車や四輪バギー等であってもよい。
【0010】
図1は自動二輪車10の全体構成を示す側面図である。なお、以下の説明において、上下、前後及び左右について言及する場合、各方向は、次のように定義される。まず、自動二輪車10の前輪18及び後輪20が路面に接地する側が下であり、その反対側が上である。また、自動二輪車10が走行する際の走行方向が前であり、その反対側が後ろである。さらに、運転者として自動二輪車10に搭乗した状態で、当該運転者を基準とする左右が自動二輪車10の左右である。幅方向という場合、左右の車幅方向である。自動二輪車10の進行方向を前方と称し、進行方向と反対側を後方と称する。
(【0011】以降は省略されています)
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