TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024162191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077510
出願日
2023-05-09
発明の名称
アクチュエータの組立方法
出願人
株式会社小糸製作所
代理人
弁理士法人シリウスIP
,
個人
主分類
B60Q
1/076 20060101AFI20241114BHJP(車両一般)
要約
【課題】比較的組み立てが容易な新たなアクチュエータの組立方法を提供する。
【解決手段】アクチュエータの組立方法は、開口部56bと開口部56cが異なる側面に設けられているハウジング56を準備する工程と、モータ48の回転に伴い回転する回転部材50を開口部56bからハウジング56の所定位置に載置する工程と、車両用灯具が備える光学部材を傾動する機構に接続されるロッド44を開口部56cから挿入し、回転部材50と同軸に連結する工程と、ロッド44を保持する保持部材60を開口部56cに装着する工程と、を含む。保持部材60は、ロッド44が突き当たることでロッド44が開口部56cから最も突出している位置が決まる位置決め部と、開口部56cに装着された状態で開口部56cから抜けないように係合する係合部と、を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用灯具の照射方向を変化させるために用いられるアクチュエータの組立方法であって、
第1の開口部と第2の開口部が異なる側面に設けられているハウジングを準備する工程と、
モータの回転に伴い回転する回転部材を前記第1の開口部から前記ハウジングの所定位置に載置する工程と、
車両用灯具が備える光学部材を傾動する機構に接続されるロッドを前記第2の開口部から挿入し、前記回転部材と同軸に連結する工程と、
前記ロッドを保持する保持部材を前記第2の開口部に装着する工程と、を含み、
前記保持部材は、
前記ロッドが突き当たることで該ロッドが前記第2の開口部から最も突出している位置が決まる位置決め部と、
前記第2の開口部に装着された状態で該第2の開口部から抜けないように係合する係合部と、を有することを特徴とするアクチュエータの組立方法。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記装着する工程は、前記連結する工程の後であることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの組立方法。
【請求項3】
前記装着する工程において、前記保持部材を前記ロッドの先端側から前記第2の開口部に装着することを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータの組立方法。
【請求項4】
前記保持部材は、前記ロッドを進退方向に摺動可能に保持しつつ該ロッドの進退方向と交差する方向へのガタつきを抑制することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータの組立方法。
【請求項5】
前記モータを前記第1の開口部から前記ハウジングの所定位置に載置する工程と、
前記モータの回転を減速して前記回転部材に伝達する減速機構を構成する部品を前記第1の開口部から所定の位置に載置する工程と、
を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエータの組立方法。
【請求項6】
前記ハウジングは、全体が箱型の形状であり、前記ハウジングの高さをH、幅をW、厚みをD(但しH>W>D)とすると、
前記モータを該モータの回転軸が厚み方向に沿うように載置し、
前記回転部材を幅方向に沿うように載置することを特徴とする請求項5に記載のアクチュエータの組立方法。
【請求項7】
前記ハウジングは、
厚み方向の両側の面の一方に前記第1の開口部が形成されており、
幅方向の両側の面の一方に前記第2の開口部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載のアクチュエータの組立方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクチュエータの組立方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両の傾斜角度に応じて車両用前照灯の光軸を調節して照射方向を変化させるレベリングアクチュエータ装置が知られている。例えば、特許文献1には、電気モータと、電気モータにより回転するロッドと、ロッドの周囲を部分的に覆い、ロッドの回転運動を直線運動に変換するメカトロニクス装置と、を備える照明補正器が開示されている。ロッドの先端には球状部が設けられており、リフレクタの背面にある接続部に嵌められた球状部が進退することでリフレクタが傾動し、ひいては照明器の照射方向が変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-26763号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述の照明補正器は、ハウジングの後キャップに電気モジュールを載置し前キャップにメカトロニクス装置やロッドを装着する必要があり、組み立て性に改良の余地がある。
【0005】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところの一つは、比較的組み立てが容易な新たなアクチュエータの組立方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のアクチュエータの組立方法は、車両用灯具の照射方向を変化させるために用いられるアクチュエータの組立方法であって、第1の開口部と第2の開口部が異なる側面に設けられているハウジングを準備する工程と、モータの回転に伴い回転する回転部材を第1の開口部からハウジングの所定位置に載置する工程と、車両用灯具が備える光学部材を傾動する機構に接続されるロッドを第2の開口部から挿入し、回転部材と同軸に連結する工程と、ロッドを保持する保持部材を第2の開口部に装着する工程と、を含む。保持部材は、ロッドが突き当たることで該ロッドが第2の開口部から最も突出している位置が決まる位置決め部と、第2の開口部に装着された状態で該第2の開口部から抜けないように係合する係合部と、を有する。
【0007】
この態様によると、互いに連結される複数の部品を異なる開口部から挿入した後で同軸に連結できるので、組み立て工程の自由度が増し、組み立てが容易となる。また、保持部材は、ロッドが最も突出している位置を決めることができるとともに、第2の開口部から抜けないように構成されている。
【0008】
装着する工程は、連結する工程の後であってもよい。これにより、保持部材を装着することで、連結して一体となったロッドと回転部材とが抜け落ちることがない。
【0009】
装着する工程において、保持部材をロッドの先端側から第2の開口部に装着してもよい。これにより、保持部材の装着が容易となる。
【0010】
保持部材は、ロッドを進退方向に摺動可能に保持しつつ該ロッドの進退方向と交差する方向へのガタつきを抑制してもよい。これにより、保持部材を第2の開口部に装着することで、ロッドの動きを所定の範囲で規制できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
車両
10日前
個人
自動車運転補助装置
3日前
個人
空気圧調節式ホイール。
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
1か月前
日本精機株式会社
運転支援装置
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2日前
日本精機株式会社
表示システム
2か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
1か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
2か月前
個人
自動車外部装着用しめ飾り
3日前
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
24日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2日前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
豊田合成株式会社
車両
2か月前
豊田合成株式会社
車両
2か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
18日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
株式会社FUTU-RE
車両制御装置
3日前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
1か月前
株式会社アイシン
車高調整装置
18日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
個人
ブレーキ踏み間違い救済システム
2か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用撮影システム
16日前
ダイハツ工業株式会社
搭載構造
1か月前
個人
加速抑制機能付アクセルペダル装置
2か月前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
車両
1か月前
続きを見る
他の特許を見る