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公開番号2024092724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208856
出願日2022-12-26
発明の名称半導体装置
出願人ローム株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類G01R 31/28 20060101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】専用の外部端子を要することなく半導体装置の動作モードを任意に切り替える。
【解決手段】半導体装置1は、3値以上の論理レベル(例えばLV、MV、HV)を取り得る論理信号DBCLK及びDBFATAが入力されるように構成された外部端子と、論理信号DBCLK及びDBDATAと2値以上の閾値(例えばVth1及びVth2)とを比較することによりそれぞれの比較結果に応じて複数の機能(例えば、デバッグクロック信号及びデバッグデータ信号としての本来の機能だけでなく従前のテストモード移行信号を代替する機能)を実現するように構成された論理回路と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
3値以上の論理レベルを取り得る論理信号が入力されるように構成された外部端子と、
前記論理信号と2値以上の閾値とを比較することによりそれぞれの比較結果に応じて複数の機能を実現するように構成された論理回路と、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記論理信号は、ローレベルとミドルレベルとの間でパルス駆動される第1パルス駆動状態と、前記ローレベルと前記ミドルレベルよりも高いハイレベルとの間でパルス駆動される第2パルス駆動状態のいずれかを取り得るものであり、
前記論理回路は、前記論理信号が前記第2パルス駆動状態であるときに前記論理信号に応じて前記半導体装置を第1動作モードから第2動作モードに移行させるか否かを判断する、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記論理回路は、前記論理信号の入力を受け付けるインタフェイスとして、前記ローレベルと前記ミドルレベルとの間に設定された第1閾値を持つように構成された第1入出力回路と、前記ミドルレベルと前記ハイレベルとの間に設定された第2閾値を持つように構成された第2入出力回路と、を含む、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1動作モードは、前記半導体装置の通常動作が行われる通常モードであり、前記第2動作モードは、前記半導体装置のテスト動作が行われるテストモードである、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記外部端子は、クロック信号が入力されるように構成された第1外部端子と、データ信号が入力されるように構成された第2外部端子を含む、請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記論理回路は、前記半導体装置のリセットが解除されたときにテストモード初期ステートとなり、前記クロック信号及び前記データ信号それぞれの論理レベルがいずれも所定の判定期間に亘って固定されたか否かを検出する、請求項5に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記論理回路は、前記テストモード初期ステートで前記クロック信号及び前記データ信号それぞれの論理レベルがいずれも前記判定期間に亘って固定されたことを検出したときにテストモードシーケンスを開始し、前記第2パルス駆動状態の前記クロック信号及び前記データ信号によりテストモードコマンドが入力されたか否かを検出する、請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記論理回路は、前記テストモードシーケンスで前記テストモードコマンドが入力されたことを検出したときにテストモード同期ステートとなり、前記データ信号の論理レベルが所定の同期期間に亘って固定されていることを確認してから前記テストモードに移行する、請求項7に記載の半導体装置。
【請求項9】
前記論理回路は、前記テストモードへの移行後、前記データ信号により復帰コマンドが入力されたことを検出したときに前記半導体装置を前記通常モードに復帰させる、請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記論理回路は、前記テストモードへの移行後、前記データ信号の論理レベルが固定された無信号ステートであることを検出したときに前記半導体装置を前記通常モードに復帰させる、請求項8又は9に記載の半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数の動作モード(例えば通常モードとテストモード)を任意に切り替えることのできる半導体装置が実用化されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/065395号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の半導体装置では、複数の動作モードを切り替えるために専用の外部端子が設けられていた(例えば、特許文献1の図5に描写されている端子TEST1及びTEST2を参照)。
【課題を解決するための手段】
【0005】
例えば、本明細書中に開示されている半導体装置は、3値以上の論理レベルを取り得る論理信号が入力されるように構成された外部端子と、前記論理信号と2値以上の閾値とを比較することによりそれぞれの比較結果に応じて複数の機能を実現するように構成された論理回路と、を備える。
【0006】
なお、その他の特徴、要素、ステップ、利点、及び、特性については、以下に続く発明を実施するための形態及びこれに関する添付の図面によって、さらに明らかとなる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、専用の外部端子を要することなく半導体装置の動作モードを任意に切り替えられるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、半導体装置の全体構成を示す図である。
図2は、半導体装置の状態遷移を示す図である。
図3は、テストモードへの移行動作(第1例)を示す図である。
図4は、論理回路の一構成例を示す図である。
図5は、テストモードへの移行動作(第2例)を示す図である。
図6は、テストモードからの復帰動作(第1例)を示す図である。
図7は、テストモードからの復帰動作(第2例)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<半導体装置>
図1は、半導体装置の全体構成を示す図である。本構成例の半導体装置1は、論理回路10と、テスト回路20と、リセット回路30とを備える。また、半導体装置1は、装置外部との電気的な接続を確立するための手段として、複数(本図では3本)の外部端子41~43を備える。半導体装置1としては、LSI[large scale integration]製品全般(LED[light emitting diode]ドライバLSIなど)が適用対象となり得る。
【0010】
論理回路10は、半導体装置1の動作を統括的に制御する。論理回路10としては、CPU[central processing unit]などが好適に用いられる。また、論理回路10は、後述のテストモードに関連する機能ブロックとしてデバッグインタフェイス11を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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