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公開番号2024092564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208598
出願日2022-12-26
発明の名称コンセント
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 31/12 20200101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】ユーザーにとって異常の内容が分かりやすいコンセントを提供する。
【解決手段】コンセント100は、異常を検出する異常検出部4と、異常検出部4によって異常が検出された場合に報知を行う報知部6と、を備える。コンセント100に異常が発生したときは、報知部6が異常検出に基づいて報知を行う。ユーザーは、異常が発生していることに気が付くことができる。このとき、報知部6は、所定時間の報知を行った後に、自動的に報知を停止する。異常内容に関わらず手動操作を行うまで報知が停止しないコンセント(比較例に係るコンセント)に比べ、本実施形態に係るコンセント100では、自動的に報知が停止することで、ユーザーにとって異常の段階が分かり易い。ユーザーは、危険度の少ない異常発生初期段階では、任意のタイミングで異常に対する対応を行うことができる。また、報知時間を少なくすることで、消費電力を削減することもできる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、
異常を検出する異常検出部と、
前記異常検出部によって異常が検出された場合に報知を行う報知部と、を備え、
前記報知部は、所定時間の報知を行った後に、自動的に報知を停止する、コンセント。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記報知部は、報知を行っているときに、前記異常検出部による異常の検出がなされた場合、前記所定時間以降も報知を継続する、請求項1に記載のコンセント。
【請求項3】
前記異常検出部は、互いに異なるカテゴリーの異常を区別して検出を行う、請求項1に記載のコンセント。
【請求項4】
前記異常検出部が、コンセントの誤使用に基づく異常を検出した場合、前記報知部は前記所定時間の報知を行い、
前記異常検出部が、機器異常を検出した場合、停止の入力があるまで継続して報知を行うと共に異常表示を行う、請求項3に記載のコンセント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コンセントに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、異常検出機能を有するコンセントとして、特許文献1に記載されたものが知られている。このコンセントは、プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、栓刃間に発生する火花放電を検出するセンサと、該センサの出力電流によりトラッキングを検出すると信号を出力するトラッキング検出回路と、該トラッキング検出回路の出力信号により作動する警告手段と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-46966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のコンセントでは、異常を検出したら、ランプの点灯及びブザーによる報知を行っていた。また、当該報知は、ユーザーによって手動でのリセットがなされるまで連続していた。しかしながら、上述のコンセントは、異常(例えば過加熱による発熱)から回復した場合であっても報知し続けるため、ユーザーにとって異常の内容が不明確であるという問題があった。
【0005】
本発明は、ユーザーにとって異常の内容が分かりやすいコンセントを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るコンセントは、プラグの栓刃を挟持して電路に前記プラグを接続する受刃と、異常を検出する異常検出部と、異常検出部によって異常が検出された場合に報知を行う報知部と、を備え、報知部は、所定時間の報知を行った後に、自動的に報知を停止する。
【0007】
本発明に係るコンセントは、異常を検出する異常検出部と、異常検出部によって異常が検出された場合に報知を行う報知部と、を備える。そのため、コンセントに異常が発生したときは、報知部が異常検出に基づいて報知を行う。これにより、ユーザーは、異常が発生していることに気が付くことができる。このとき、報知部は、所定時間の報知を行った後に、自動的に報知を停止する。異常内容に関わらず手動操作を行うまで報知が停止しないコンセントに比べ、本発明に係るコンセントでは、自動的に報知が停止することで、ユーザーにとって異常の段階が分かり易い。従って、ユーザーは、異常の進行度合いの少ない異常発生初期段階では、任意のタイミングで異常に対する対応を行うことができる。また、報知時間を少なくすることで、消費電力を削減することもできる。以上より、ユーザーにとって異常の内容が分かりやすくすることができる。
【0008】
報知部は、報知を行っているときに、異常検出部による異常の検出がなされた場合、所定時間以降も報知を継続してよい。これにより、ユーザーは、継続する報知により、異常の状態が続いていることを知ることができる。
【0009】
異常検出部は、互いに異なるカテゴリーの異常を区別して検出を行ってよい。この場合、異常のカテゴリーに応じて、適切な態様で報知を行うことができる。
【0010】
異常検出部が、コンセントの誤使用に基づく異常を検出した場合、報知部は所定時間の報知を行い、異常検出部が、機器異常を検出した場合、停止の入力があるまで継続して報知を行うと共に異常表示を行ってよい。この場合、ユーザーは、コンセントの誤使用に基づく異常の場合は、異常発生初期段階で任意の対応を行うことができる。その一方、速やかに対応を行うことが好ましい機器異常が発生した場合は、ユーザーは、継続する報知及び異常表示によって、速やかに対応を行うことができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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