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公開番号2024092380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208273
出願日2022-12-26
発明の名称内燃機関の異音判別システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01M 15/04 20060101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】複数種類の異音からスロットルの急開に起因して発生する特定の異音を判別する内燃機関の異音判別システムを提供することを目的とする。
【解決手段】内燃機関の異音判別システムは、スロットルとサージタンクとを含む内燃機関に発生する異音を判別する内燃機関の異音判別システムであって、前記異音判別システムに含まれる処理装置は、マイクを介して前記異音を収集し、前記異音が数キロヘルツ範囲内の周波数成分を主成分として含む場合、前記スロットルの開度と前記サージタンクの内圧とを取得し、前記開度と前記内圧が、前記スロットルの急開に基づいて発生する特定の異音の発生条件を満たす場合、前記異音に前記特定の異音が含まれると判断する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
スロットルとサージタンクとを含む内燃機関に発生する異音を判別する内燃機関の異音判別システムであって、
前記異音判別システムに含まれる処理装置は、
マイクを介して前記異音を収集し、
前記異音が数キロヘルツ範囲内の周波数成分を主成分として含む場合、前記スロットルの開度と前記サージタンクの内圧とを取得し、
前記開度と前記内圧が、前記スロットルの急開に基づいて発生する特定の異音の発生条件を満たす場合、前記異音に前記特定の異音が含まれると判断する、
ことを特徴とする内燃機関の異音判別システム。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記処理装置は、前記開度と前記内圧が、前記発生条件を満たさない場合、前記異音に前記特定の異音と異なる別の異音が含まれると判断する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の異音判別システム。
【請求項3】
前記処理装置は、前記特定の異音を前記別の異音に優先して表示する、
ことを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の異音判別システム。
【請求項4】
前記処理装置は、前記開度が第1閾値以上であり、前記内圧が第2閾値以下である場合に、前記発生条件を満たすと判断する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の異音判別システム。
【請求項5】
前記処理装置は携帯端末が備える第1処理装置とサーバ装置が備える第2処理装置とを有し、
前記第1処理装置が前記異音を収集し、前記開度と前記内圧とを取得し、
前記第2処理装置が前記異音に前記特定の異音が含まれると判断する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関の異音判別システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は内燃機関の異音判別システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関のスロットル近傍の音を測定して、内燃機関回転時における車両吸気音を評価する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-304658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両吸気音を含む内燃機関の気流音には、正常な気流音以外にも正常でない気流音(以下、異音という)が含まれている場合がある。異音には複数の種類がある。内燃機関を搭載した車両から異音が発生した場合、車両販売店や整備工場棟の作業者は異音の種類に応じた適切な部品交換を実施する。
【0005】
しかしながら、スロットルの急開に起因して発生する特定の異音は他の異音からの判別が難しいという課題がある。特定の異音の判別を作業者が誤ると、誤った部品交換につながるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明では、複数種類の異音からスロットルの急開に起因して発生する特定の異音を判別する内燃機関の異音判別システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る内燃機関の異音判別システムは、スロットルとサージタンクとを含む内燃機関に発生する異音を判別する内燃機関の異音判別システムであって、前記異音判別システムに含まれる処理装置は、マイクを介して前記異音を収集し、前記異音が数キロヘルツ範囲内の周波数成分を主成分として含む場合、前記スロットルの開度と前記サージタンクの内圧とを取得し、前記開度と前記内圧が、前記スロットルの急開に基づいて発生する特定の異音の発生条件を満たす場合、前記異音に前記特定の異音が含まれると判断する。
【0008】
上記構成において、前記処理装置は、前記開度と前記内圧が、前記発生条件を満たさない場合、前記異音に前記特定の異音と異なる別の異音が含まれると判断してもよい。
【0009】
上記構成において、前記処理装置は、前記特定の異音を前記別の異音に優先して表示してもよい。
【0010】
上記構成において、前記処理装置は、前記開度が第1閾値以上であり、前記内圧が第2閾値以下である場合に、前記発生条件を満たすと判断してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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