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公開番号2024092151
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022207882
出願日2022-12-26
発明の名称物品落下抑制構造、及び、ロッカー
出願人株式会社イトーキ
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類A47G 1/16 20060101AFI20240701BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】板状部材の第一開口部から第一挿入部が脱離した際に、物品から手が離れても物品が落下することを抑制できる、物品落下抑制構造を提供する。
【解決手段】物品落下抑制構造が備える裏板30には第一開口部33aと第二開口部33bとが形成され、鏡部材40は第一挿入部43と第二挿入部44とを有し、第一挿入部43は、第一開口部33aに挿入された状態において第一開口部33aから脱離することを抑制する抜け止め部43aを含み、第二挿入部44は、基端部44aと、中間部44bと、先端部44cと、を含み、先端部44cは、中間部44bと交差する方向に延出して形成され、第一挿入部43が第一開口部33aから脱離して鏡部材40が裏板30から離間する方向に倒れた際に、先端部44cが第二開口部33bの縁に係合する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
設置状態において水平方向に面するように立てられる板状部材と、設置状態の前記板状部材に対して装着される物品と、を備え、前記板状部材からの前記物品の落下を抑制する、物品落下抑制構造であって、
前記板状部材には、前記板状部材の主面に開口される第一開口部と、前記主面における前記第一開口部よりも下側に開口される第二開口部と、が形成され、
前記物品は、前記板状部材への装着部分として、前記第一開口部に挿入される第一挿入部と、前記第二開口部に挿入される第二挿入部と、を有し、
前記第一挿入部は、前記第一開口部に挿入された状態において前記第一開口部から脱離することを抑制する抜け止め部を含み、
前記第二挿入部は、前記物品の本体部に連なる基端部と、前記第二開口部に対して挿入される先端部と、前記基端部と前記先端部とをつなぐ中間部と、を含み、
前記中間部は、少なくとも一部が前記第二開口部に対して挿入され、
前記先端部は、前記中間部と交差する方向に延出して形成され、
前記第一挿入部が前記第一開口部から脱離して前記物品が前記板状部材から離間する方向に倒れた際に、前記先端部が前記第二開口部の縁に係合するように構成される、物品落下抑制構造。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記物品を前記板状部材に装着した状態において、前記先端部が水平方向に沿って延びる、請求項1に記載の物品落下抑制構造。
【請求項3】
前記中間部と前記先端部との接続部分には、前記先端部と反対方向に突出する係合突起が形成される、請求項2に記載の物品落下抑制構造。
【請求項4】
前記物品を前記板状部材に装着した状態において、前記先端部が前記基端部よりも低い位置で前記第二開口部の奥に向かって延びる、請求項3に記載の物品落下抑制構造。
【請求項5】
前記基端部、前記中間部、及び、前記先端部が一体的に成形される、請求項4に記載の物品落下抑制構造。
【請求項6】
前記第一挿入部は、前記第一開口部への挿入時には弾性変形するとともに、挿入後には復元力により前記抜け止め部が前記第一開口部の縁に係合するように構成される、請求項1に記載の物品落下抑制構造。
【請求項7】
前記第一挿入部は、前記第二挿入部が前記第二開口部に挿入された状態で前記第一開口部に挿入される、請求項6に記載の物品落下抑制構造。
【請求項8】
前記板状部材の主面には、複数個の開口部が上下方向に沿って開口され、
前記開口部のうち何れか二個が、前記第一開口部及び前記第二開口部として選択されて前記物品の前記第一挿入部及び前記第二挿入部がそれぞれ挿入される、請求項1に記載の物品落下抑制構造。
【請求項9】
請求項1から請求項8の何れか一項に記載の物品落下抑制構造を有するロッカーであって、
内部に収納空間が形成された本体部と、
前記収納空間を閉塞する閉状態と前記収納空間を開放する開状態とを切替可能に前記本体部に組付けられる扉と、
前記扉の内面に装着されるオプション部材と、を備え、
前記扉の内面が前記板状部材として構成され、
前記オプション部材が前記物品として構成される、ロッカー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、板状部材からの物品の落下を抑制する、物品落下抑制構造、及び、物品落下抑制構造を有するロッカーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ロッカーの扉等、物品を組付ける板状部材において、物品の落下を抑制する構成が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-86049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような構成において、板状部材に対する物品の係合を解除した際に、物品から手が離れた場合に物品が落下する虞があった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1観点に係る物品落下抑制構造は、設置状態において水平方向に面するように立てられる板状部材と、設置状態の前記板状部材に対して装着される物品と、を備え、前記板状部材からの前記物品の落下を抑制する、物品落下抑制構造であって、前記板状部材には、前記板状部材の主面に開口される第一開口部と、前記主面における前記第一開口部よりも下側に開口される第二開口部と、が形成され、前記物品は、前記板状部材への装着部分として、前記第一開口部に挿入される第一挿入部と、前記第二開口部に挿入される第二挿入部と、を有し、前記第一挿入部は、前記第一開口部に挿入された状態において前記第一開口部から脱離することを抑制する抜け止め部を含み、前記第二挿入部は、前記物品の本体部に連なる基端部と、前記第二開口部に対して挿入される先端部と、前記基端部と前記先端部とをつなぐ中間部と、を含み、前記中間部は、少なくとも一部が前記第二開口部に対して挿入され、前記先端部は、前記中間部と交差する方向に延出して形成され、前記第一挿入部が前記第一開口部から脱離して前記物品が前記板状部材から離間する方向に倒れた際に、前記先端部が前記第二開口部の縁に係合するように構成される。
【0006】
上記第1観点に係る物品落下抑制構造によれば、板状部材の第一開口部から第一挿入部が脱離した際に、物品から手が離れても物品が落下することを抑制できる。
【0007】
本発明の第2観点に係る物品落下抑制構造は、上記第1観点に係る物品落下抑制構造であって、前記物品を前記板状部材に装着した状態において、前記先端部が水平方向に沿って延びる。
【0008】
上記第2観点に係る物品落下抑制構造によれば、板状部材に対して物品の着脱を容易に行うことができる。
【0009】
本発明の第3観点に係る物品落下抑制構造は、上記第2観点に係る物品落下抑制構造であって、前記中間部と前記先端部との接続部分には、前記先端部と反対方向に突出する係合突起が形成される。
【0010】
上記第3観点に係る物品落下抑制構造によれば、板状部材の第一開口部から第一挿入部が脱離した際の物品の落下安全性を高めることができ、板状部材に対して物品の組付性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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