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公開番号2024092116
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022207819
出願日2022-12-26
発明の名称プレキャスト測定治具及び測量システム
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類G01B 3/20 20060101AFI20240701BHJP(測定;試験)
要約【課題】アンカーボルトの突出高さを簡単に而もバラツキなく測定可能なプレキャスト測定治具を提供するものであり、或は、アンカーボルトの位置、高さを簡単に而も高精度に測定が可能なプレキャスト測定治具、測量システムを提供する。
【解決手段】測定子6と該測定子を同心に且つ摺動可能に支持する支持部5とを具備し、該支持部はコンクリートブロック1から突出するアンカーボルト2に外嵌可能であり、前記測定子は前記アンカーボルトの上端に当接可能であると共に前記アンカーボルトの突出量に対応して上方に変位可能とした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
測定子と該測定子を同心に且つ摺動可能に支持する支持部とを具備し、該支持部はコンクリートブロックから突出するアンカーボルトに外嵌可能であり、前記測定子は前記アンカーボルトの上端に当接可能であると共に前記アンカーボルトの突出量に対応して上方に変位可能としたプレキャスト測定治具。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記支持部は下端が開放され、上端に天板を有するシリンダであり、前記測定子は前記天板を摺動可能に挿通し、下端に前記シリンダに摺動可能に嵌合するスライダを有し、前記測定子は前記天板と前記スライダにより前記シリンダと同心に且つ摺動可能に支持された請求項1に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項3】
前記天板にガイド部が設けられ、前記測定子は前記ガイド部により摺動可能に支持されると共に該天板に挿脱可能である請求項2に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項4】
前記シリンダは前記アンカーボルトに対して大径であり、該シリンダは前記アンカーボルトを前記シリンダの中心にセンタリングするセンタリング部材を具備する請求項2に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項5】
前記支持部がリング状の底板、該底板に立設された複数本の支柱と、該支柱の上端に設けられた天板、前記支柱に摺動可能に設けられたスライダとを具備し、前記天板の中心部にガイド用の孔が設けられ、前記スライダの上面中心部に位置決め用の凹部が設けられ、前記測定子は前記孔に挿脱可能であり、前記測定子の下端は前記凹部に嵌合可能である請求項1に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項6】
前記天板の前記孔に連続し、前記孔の直径と同幅のスリット孔を前記天板の外周から穿設し、前記測定子の下端を前記凹部に位置決め後、前記測定子を前記スリット孔より挿入し、前記ガイド用の孔に嵌合可能とした請求項5に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項7】
前記測定子は、ポールを有し、該ポールに前記アンカーボルトの突出量を測定可能な目盛を設けた請求項1~請求項6のうちいずれか1項に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項8】
前記測定子に、測定基準点を有する測定対象が設けられた請求項1~請求項6のうちいずれか1項に記載のプレキャスト測定治具。
【請求項9】
請求項8のプレキャスト測定治具と前記測定対象の3次元座標を測定可能な測量機を具備する測量システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プレキャスト工法時の基礎を設置する際の基礎の位置を測定する為のプレキャスト測定治具及び測量システムに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
プレキャストにより制作されたコンクリートブロックが、基礎ブロックとして所定の配置に設置され固定されることで家屋の基礎が形成される。基礎ブロックには土台を固定する為のアンカーボルトが突設されている。土台は、建築される家屋の基準となることから、基礎ブロックは高精度で配置されなければならない。又、基礎ブロックにはアンカーボルトを介して土台が取付けられることから、基礎ブロックの位置、設置姿勢は、前記アンカーボルトの位置を測定することで決定される。
【0003】
又、アンカーボルトの基礎ブロックの上面からの突出高さ(突出長さ)は、土台設置後の建材、建具の組込み等に影響を及すので、所定値の範囲内に収っている必要がある。
【0004】
従って、基礎施工時にアンカーボルトの突出高さが、所定値の範囲内に収っているかどうかが測定される。
【0005】
従来、コンベックス等で作業者がその都度測定しており、面倒であり、又熟練度により測定結果にバラツキが生じる。
【0006】
更に、基礎ブロックの平面内(敷地内)での位置、姿勢は家屋を建築する場合の基準となるものであるので、正確に位置決めされなければならず、通常基礎ブロックの位置、姿勢は、アンカーボルトの位置、特に、アンカーボルトの根本の位置を測定することで判断されている。
【0007】
従来、アンカーボルトの位置を測定するには、基準となる水糸を張り、水糸を基準としてアンカーボルトの上端が所定の位置、高さとなっているかどうかが判断されていた。
【0008】
水糸の設置は繁雑な作業であり、又基準となる水糸の設置精度は作業者の熟練度に左右されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2000-73574号公報
特開平5-311886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、アンカーボルトの突出高さを簡単に而もバラツキなく測定可能なプレキャスト測定治具を提供するものであり、或は、アンカーボルトの位置、高さを簡単に而も高精度に測定が可能なプレキャスト測定治具、プレキャスト測量システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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