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公開番号2024091904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024070788,2023091434
出願日2024-04-24,2015-03-16
発明の名称加熱調理器
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24C 7/04 20210101AFI20240628BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】赤外線センサを用いて、より正確に被加熱物の温度を検出すること。
【解決手段】加熱調理器100は、加熱室外に設けられ、複数の赤外線検出素子を用いて加熱室内の温度を検出する赤外線センサ150と、赤外線センサ150の方向を可変する方向設定モータと、を備える。温度検出を行う場合には、赤外線センサ150の方向が温度検出位置に移動し、温度検出を行わない場合には、赤外線センサ150の方向が待機位置に移動するように構成される。これにより、赤外線センサ150のレンズが曇ったり、赤外線センサ150自体が高温になったりすることを防止できる。従って、例えばスチーム加熱を行った直後でも、赤外線センサ150を温度検出が可能な状態に維持することができる。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
マイクロ波と輻射熱と蒸気とのうちの少なくとも一つを供給することにより、前面に開口を有する加熱室内に収納された被加熱物を加熱する加熱調理器であって、
前記加熱室外に設けられ、複数の赤外線検出素子を用いて前記加熱室内の温度を検出するケースに収容された赤外線センサと、
前記ケースに設けられた開口部と、
前記赤外線センサの方向を可変する方向設定モータと、
前記加熱室の開口を開閉するドアと、
制御部と、を備え、
前記赤外線センサは、前記加熱室の壁に形成した貫通孔を通して前記加熱室内を臨むように前記壁の外側に設けられ、前記貫通孔と前記ケースに設けられた開口部とを通して前記加熱室内の温度検出が可能であり、
前記方向設定モータは、前記ケース内に位置する回転軸を中心にして前記ケースとともに前記赤外線センサを回転させ、前記赤外線センサの方向を温度検出位置及び待機位置に移動させることが可能であり、
前記温度検出位置において、前記ケースの開口部が前記貫通孔に面し、
前記待機位置において、前記加熱室内から前記貫通孔を見たときに、前記貫通孔と前記ケースの開口部とが重ならず、
前記制御部は、温度検出を行う場合には、前記方向設定モータを制御して、前記赤外線センサの方向を温度検出位置に移動させ、温度検出を行わない場合には、前記方向設定モータを制御して、前記赤外線センサの方向を待機位置に移動させるように構成された、
加熱調理器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子レンジなどの加熱調理器に関し、特に、赤外線センサを備えた加熱調理器に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
電子レンジは、マイクロ波加熱により被加熱物を内部から加熱することができるため、調理済み食品の再加熱、冷凍食品の解凍等のいろいろな用途で用いられる。
【0003】
従来の電子レンジにおいては、マイクロ波加熱の他に、オーブン(Oven)加熱、および、グリル(Grill)加熱、並びに、これらに加えてスチーム(Steam)加熱を行うものがある。
【0004】
オーブン加熱は、庫内ヒータ(heater)とコンベクション(Convection)ヒータとを用いて、被加熱物を加熱する調理方法である。グリル加熱とは、マイクロ波が照射されると熱を発する材料が塗布されたグリル皿を用い、マイクロ波が照射されたグリル皿が発する熱により、被加熱物を加熱する調理方法である。
【0005】
このような電子レンジの分野において、複数行複数列のマトリクス状に配列された赤外線検出素子を備えた赤外線センサを用いて、加熱室の底面上の温度分布を検出することにより、加熱室の底面に載置された食品などの被加熱物の載置位置および温度を検出するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-013743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の構成では、赤外線センサの本体は加熱室外に設置されるが、赤外線センサの先端に設けられたレンズは加熱室内に設置される。
【0008】
従って、スチーム加熱が可能な電子レンジでは、加熱室内に供給された蒸気によって赤外線センサのレンズが曇ってしまう場合があり、その結果、スチーム加熱の直後に赤外線センサを用いて食品の温度が正確に検出できない可能性がある。
【0009】
本開示は、上記従来の問題点を解決するもので、赤外線センサを用いて、より正確に被加熱物の温度を検出することができる電子レンジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、マイクロ波と輻射熱と蒸気とのうちの少なくとも一つを供給することにより加熱室内に収納された被加熱物を加熱する加熱調理器であって、前記加熱室外に設けられ、複数の赤外線検出素子を用いて前記加熱室内の温度を検出するケースに収容された赤外線センサと、前記ケースに設けられた開口部と、前記赤外線センサの方向を可変する方向設定モータと、を備え、前記赤外線センサは、前記加熱室の壁に形成した貫通孔を通して前記加熱室内を臨むように前記壁の外側に設けられ、前記貫通孔と前記ケースに設けられた開口部とを通して前記加熱室内の温度検出が可能であり、前記制御部は、温度検出を行う場合には、前記赤外線センサの方向を
温度検出位置に移動させ、温度検出を行わない場合には、前記赤外線センサの方向を待機位置に移動させるように構成され、前記赤外線センサは温度検出が終了すると前記待機位置で待機するように構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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