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公開番号2024091783
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024066694,2022073721
出願日2024-04-17,2022-04-27
発明の名称農業ハウス
出願人株式会社神戸製鋼所
代理人個人,個人,個人
主分類F24S 10/70 20180101AFI20240628BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】構造が簡素化された集熱部材および農業ハウスを提供する。
【解決手段】農業ハウス70が、1又は複数の集熱部材1を内部に備える。集熱部材1は、太陽光が照射される受光面11cを形成する集熱部と、受光面11cとは反対側の下面12cと、第1端部15から第2端部16に向かって延在する中空部20とを有する本体部10と、第1端部15と第2端部16とにそれぞれ配置され、中空部20を塞ぐ一対の蓋部50A,50Bと、一対の蓋部50A,50Bのいずれかに設けられ、熱媒が中空部20に流入する流入口52と、一対の蓋部50A,50Bのいずれかに設けられ、熱媒が中空部20から流出する流出口53とを備える。少なくとも本体部10の下面12cが、断熱材を介さずに本体部10の厚さ方向において中空部20と隣接している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1端部から第2端部に向かって延在する中空部が形成され、太陽光が照射される受光面を有する金属押出成形物である本体部と、
前記第1端部と前記第2端部とにそれぞれ配置され、前記中空部を塞ぐ一対の蓋部と、
前記一対の蓋部のいずれかに設けられ、熱媒が前記中空部に流入する流入口と、
前記一対の蓋部のいずれかに設けられ、前記熱媒が前記中空部から流出する流出口と
を備える、集熱部材。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記中空部は、
前記第1端部から前記第2端部に向かって前記熱媒が流れる第1流路と、
前記第1流路に隔壁を介して隣り合うように配置され、前記第2端部から前記第1端部に向かって前記熱媒が流れる第2流路と
を備える、請求項1に記載の集熱部材。
【請求項3】
前記隔壁には、前記熱媒が前記流入口から前記流出口に向かって蛇行して流れるように、前記第1流路と前記第2流路とを接続する通液孔が設けられている、請求項2に記載の集熱部材。
【請求項4】
前記一対の蓋部のそれぞれには、前記熱媒が前記流入口から前記流出口に向かって蛇行して流れるように、前記第1流路と前記第2流路とを接続する接続流路が設けられている
請求項2に記載の集熱部材。
【請求項5】
前記流入口と位置合わせされた前記第1流路の流路断面積が、前記第2流路の流路断面積に比べ、小さい
請求項2に記載の集熱部材。
【請求項6】
前記中空部は、隔壁を介して互いに隣り合うように配置され、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記熱媒が流れる複数の第1流路を備える
請求項2に記載の集熱部材。
【請求項7】
前記一対の蓋部のそれぞれには、前記熱媒が前記流入口から前記複数の第1流路へと分流し、前記複数の第1流路から合流して前記流出口に向かって流れるように、前記複数の第1流路の開口端それぞれと連通する共通流路が設けられている
請求項6に記載の集熱部材。
【請求項8】
前記構造部材本体は、前記第1端部および前記第2端部に設けられ、前記複数の第1流路の端部同士を連通させる凹部を有し、前記一対の蓋部のそれぞれには、前記流入口または前記流出口を前記凹部と連通させる流入出流路が設けられている
請求項6に記載の集熱部材。
【請求項9】
前記本体部の角度を調整可能に支持する支持部をさらに備える
請求項1から8のいずれかに記載の集熱部材。
【請求項10】
前記本体部は、パネル形状に形成され、
前記本体部は、前記パネル形状の表面側に設けられ、照射された前記太陽光から集熱する集熱部と、前記パネル形状の裏面側に設けられ、照射された前記太陽光を反射する反射部とを備え、
前記支持部が、前記集熱部が上向きとなる集熱位置と、前記反射部が上向きとなる遮光位置との間で前記本体部の角度を調整可能に、前記本体部を支持する
請求項9に記載の集熱部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、集熱部材およびこれを備える農業ハウスに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
太陽光により得られる熱を熱媒に蓄熱する集熱部材が知られている。集熱部材は、例えば、農業ハウスに設置されている。農業ハウスに設置された集熱部材は、日中に蓄熱し、夜間にその熱を利用して農業ハウス内の空気を温めるといった方法で利用されている。
【0003】
特許文献1には、透明層を有する中空の枠体と、枠体に挿入固定され、流路を有する集熱部と、断熱層とを有する集熱部材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-242016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された集熱部材では、構成部品数が多く、構造が複雑である。そのため、製造工程も複雑になり、製造工数が増大するおそれがある。また、曇天時や冬季において集熱面に照射される太陽エネルギ密度が減少する場合には流体流路内を流れる流体の伝熱量が不足するおそれがある。
【0006】
本発明は、構造が簡素化された集熱部材およびこれを備える農業ハウスを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の形態は、第1端部から第2端部に向かって延在する中空部が形成され、太陽光が照射される受光面を有する金属押出成形物である本体部と、前記第1端部と前記第2端部とにそれぞれ配置され、前記中空部を塞ぐ一対の蓋部と、前記一対の蓋部のいずれかに設けられ、熱媒が前記中空部に流入する流入口と、前記一対の蓋部のいずれかに設けられ、前記熱媒が前記中空部から流出する流出口とを備える、集熱部材を提供する。
【0008】
本発明に係る集熱部材によれば、金属により成形された本体部に照射された太陽光が熱に変換され熱媒に蓄えられる。また、集熱部材は、押出成形された本体部、本体部の中空部を塞ぐ蓋部、流入口、および流出口のみで構成されており、集熱部材を構成している部品数が少ない。そのため、構造が簡素化され得る。従って、製造工程も簡素化され、製造工数を短縮することができる。さらに、本体部は押出成形によって成形されているため、本体部の長さを容易に変更できる。
【0009】
前記中空部は、前記第1端部から前記第2端部に向かって前記熱媒が流れる第1流路と、前記第1流路に隔壁を介して隣り合うように配置され、前記第2端部から前記第1端部に向かって前記熱媒が流れる第2流路とを備えてもよい。
【0010】
前記の構成によれば、中空部が2つの流路を備えるため、熱媒が流れる流路が長くなり、本体部と熱媒とが接する面積が増加し得る。そのため、太陽光により加熱された本体部の熱を効率的に熱媒に伝えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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