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公開番号2024090536
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206508
出願日2022-12-23
発明の名称配線モジュール
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01M 50/507 20210101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】低背化しやすい配線モジュールを提供する。
【解決手段】配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、バスバー30と、バスバー30を収容するバスバー収容部41を備えるプロテクタと、を備え、バスバー30は、電極端子に接続される電極接続部31と、第1方向に隣接する電極接続部31の間に配され、弾性変形可能とされる柔軟部32と、を備え、バスバー収容部41は、第1方向に直交する第2方向についてバスバー30と蓄電素子11との間に配される底壁43と、バスバー収容部41の第1方向における少なくとも一方の端部に配され、第2方向について底壁43と反対側から電極接続部31に対向して配される押さえ壁44と、を備え、底壁43と押さえ壁44とは、バスバー30の第1方向における端部を差し込み可能な差し込み口45を構成している。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、
バスバーと、
前記バスバーを収容するバスバー収容部を備えるプロテクタと、を備え、
前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、第1方向に隣接する前記電極接続部の間に配され、弾性変形可能とされる柔軟部と、を備え、
前記バスバー収容部は、前記第1方向に直交する第2方向について前記バスバーと前記蓄電素子との間に配される底壁と、前記バスバー収容部の前記第1方向における少なくとも一方の端部に配され、前記第2方向について前記底壁と反対側から前記電極接続部に対向して配される押さえ壁と、を備え、
前記底壁と前記押さえ壁とは、前記バスバーの前記第1方向における端部を差し込み可能な差し込み口を構成している、配線モジュール。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記押さえ壁は、前記バスバー収容部の前記第1方向における両端部に配されている、請求項1に記載の配線モジュール。
【請求項3】
前記バスバー収容部には、前記底壁を前記第2方向に貫通する貫通孔が設けられ、
前記第2方向から見て、前記押さえ壁は前記貫通孔と重畳する位置に配されている、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項4】
前記バスバー収容部は、前記バスバーの前記第1方向における端部と前記第1方向に対向して配される当接壁を備える、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。
【請求項5】
前記柔軟部は、複数の金属箔を積層して構成されている、請求項1または請求項2に記載の配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線モジュールに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電極端子を有する複数の蓄電素子が並べられた蓄電素子群に配設される配線モジュールとして、特開2019-207825号公報(下記特許文献1)に記載のものが知られている。この配線モジュールは、電極端子と接続される接続バスバーと、接続バスバーを収容する接続バスバー収容部を有する絶縁プロテクタと、を備えている。接続バスバー収容部は、接続バスバーの周囲に配される複数の周壁を有している。複数の周壁は互いに対向する一対の対向壁を含んでいる。一対の対向壁の少なくとも一つの内面には、接続バスバーに係止する係止部が設けられている。係止部は、対向壁に連結される上端を基端として、下方に延びて形成されている。係止部の下端部は自由端であり、接続バスバーに上方から弾性的に当接するようになっている。これにより、接続バスバーが接続バスバー収容部から上方に外れることが抑制されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-207825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の構成では、上下方向における係止部の長さを、係止部の弾性変形が可能な長さにする必要がある。そのため、係止部を設けることにより接続バスバー収容部の高さ寸法が大きくなることが考えられる。よって、配線モジュールの低背化が困難になるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、バスバーと、前記バスバーを収容するバスバー収容部を備えるプロテクタと、を備え、前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、第1方向に隣接する前記電極接続部の間に配され、弾性変形可能とされる柔軟部と、を備え、前記バスバー収容部は、前記第1方向に直交する第2方向について前記バスバーと前記蓄電素子との間に配される底壁と、前記バスバー収容部の前記第1方向における少なくとも一方の端部に配され、前記第2方向について前記底壁と反対側から前記電極接続部に対向して配される押さえ壁と、を備え、前記底壁と前記押さえ壁とは、前記バスバーの前記第1方向における端部を差し込み可能な差し込み口を構成している、配線モジュールである。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、低背化しやすい配線モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態にかかる蓄電モジュールが搭載された車両を示す模式図である。
図2は、配線モジュール及び蓄電素子の平面図である。
図3は、バスバーの側面図である。
図4は、バスバーの斜視図である。
図5は、柔軟部が弾性変形した状態のバスバーの斜視図である。
図6は、バスバー収容部の斜視図である。
図7は、バスバーが収容されたバスバー収容部の斜視図である。
図8は、バスバーが収容されたバスバー収容部の平面図である。
図9は、図8のA-A断面図である。
図10は、バスバーがバスバー収容部に収容される様子を示す斜視図である。
図11は、図8のA-A断面においてバスバーがバスバー収容部に収容される様子を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
【0009】
(1)本開示の配線モジュールは、電極端子を有する複数の蓄電素子に取り付けられる配線モジュールであって、バスバーと、前記バスバーを収容するバスバー収容部を備えるプロテクタと、を備え、前記バスバーは、前記電極端子に接続される電極接続部と、第1方向に隣接する前記電極接続部の間に配され、弾性変形可能とされる柔軟部と、を備え、前記バスバー収容部は、前記第1方向に直交する第2方向について前記バスバーと前記蓄電素子との間に配される底壁と、前記バスバー収容部の前記第1方向における少なくとも一方の端部に配され、前記第2方向について前記底壁と反対側から前記電極接続部に対向して配される押さえ壁と、を備え、前記底壁と前記押さえ壁とは、前記バスバーの前記第1方向における端部を差し込み可能な差し込み口を構成している、配線モジュールである。
【0010】
このような構成によると、バスバーの柔軟部を弾性変形させた状態で、バスバーの第1方向における端部を差し込み口に差し込み、柔軟部を復帰変形させることにより、バスバーをバスバー収容部に収容することができる。押さえ壁は第2方向について底壁と反対側から電極接続部に対向して配されるから、第2方向についてバスバーをバスバー収容部に抜け止めすることができる。押さえ壁は第2方向に扁平に形成可能であるから、バスバー収容部、ひいては配線モジュールを第2方向に低背化しやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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