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公開番号2024090122
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205797
出願日2022-12-22
発明の名称蓄電モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/569 20210101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電圧の測定精度の低下を抑制することが可能な蓄電モジュールを提供すること。
【解決手段】蓄電モジュール1は、複数のバイポーラ電極100と、正極終端電極200と、負極終端電極300と、正極集電板620と、負極集電板630と、正極終端電極と正極集電板とを電気的に接続する正極側短絡部材820と、負極終端電極と負極集電板とを電気的に接続する負極側短絡部材830と、を備える。正極集電板620は、正極側電圧検出部622を有し、正極側短絡部材820は、正極終端電極200と正極側電圧検出部622とを電気的に接続している。負極集電板630は、負極側電圧検出部632を有し、負極側短絡部材830は、負極終端電極300と負極側電圧検出部632とを電気的に接続している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
互いに積層された複数のバイポーラ電極と、
前記複数のバイポーラ電極の積層方向における前記複数のバイポーラ電極の一方側に配置された正極終端電極と、
前記積層方向における前記複数のバイポーラ電極の他方側に配置された負極終端電極と、
前記積層方向における前記正極終端電極の前記バイポーラ電極と対向する面と反対側の面に正極側導電性接着材を介して又は直接接触するように当該正極終端電極に積層配置され、前記正極終端電極と電気的に接続された正極集電板と、
前記積層方向における前記負極終端電極の前記バイポーラ電極と対向する面と反対側の面に負極側導電性接着材を介して又は直接接触するように前記負極終端電極に積層配置され、前記負極終端電極と電気的に接続された負極集電板と、
一端が前記正極終端電極に接続されるとともに他端が前記正極集電板に接続され、前記正極終端電極と前記正極集電板とを電気的に接続する正極側短絡部材と、
一端が前記負極終端電極に接続されるとともに他端が前記負極集電板に接続され、前記負極終端電極と前記負極集電板とを電気的に接続する負極側短絡部材と、を備え、
前記正極集電板は、前記積層方向に前記正極終端電極と重ならない位置に設けられた正極側電圧検出部を有し、
前記正極側短絡部材の前記他端は、前記正極側電圧検出部に接続されており、
前記負極集電板は、前記積層方向に前記負極終端電極と重ならない位置に設けられた負極側電圧検出部を有し、
前記負極側短絡部材の前記他端は、前記負極終端電極と前記負極側電圧検出部に接続されている、蓄電モジュール。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記正極終端電極及び前記正極集電板が前記正極側導電性接着材を介して又は直接接触する接触領域における前記正極終端電極及び前記正極集電板間の電気抵抗は、前記正極側短絡部材を介した前記正極終端電極及び前記正極側電圧検出部間の電気抵抗よりも小さく、
前記負極終端電極及び前記負極集電板が前記負極側導電性接着材を介して又は直接接触する接触領域における前記負極終端電極及び前記負極集電板間の電気抵抗は、前記負極側短絡部材を介した前記負極終端電極及び前記負極側電圧検出部間の電気抵抗よりも小さい、請求項1に記載の蓄電モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特開2022-37493号公報には、複数の蓄電モジュールと、複数の導電板と、を備える蓄電装置が開示されている。各導電板は、互いに隣接する蓄電モジュール間に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-37493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2022-37493号公報に記載される蓄電装置において、各蓄電モジュールの電圧を検出するために、蓄電モジュールの最外層に接続されている各導電板に電圧検出端子を接続することが考えられる。しかしながら、各導電板は、蓄電モジュールの電流経路であるため、蓄電モジュール及び導電板間における電圧降下の影響を受けて電圧の測定精度が低下する。
【0005】
本開示の目的は、電圧の測定精度の低下を抑制することが可能な蓄電モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電モジュールは、互いに積層された複数のバイポーラ電極と、前記複数のバイポーラ電極の積層方向における前記複数のバイポーラ電極の一方側に配置された正極終端電極と、前記積層方向における前記複数のバイポーラ電極の他方側に配置された負極終端電極と、前記積層方向における前記正極終端電極の前記バイポーラ電極と対向する面と反対側の面に正極側導電性接着材を介して又は直接接触するように当該正極終端電極に積層配置され、前記正極終端電極と電気的に接続された正極集電板と、前記積層方向における前記負極終端電極の前記バイポーラ電極と対向する面と反対側の面に負極側導電性接着材を介して又は直接接触するように前記負極終端電極に積層配置され、前記負極終端電極と電気的に接続された負極集電板と、一端が前記正極終端電極に接続されるとともに他端が前記正極集電板に接続され、前記正極終端電極と前記正極集電板とを電気的に接続する正極側短絡部材と、一端が前記負極終端電極に接続されるとともに他端が前記負極集電板に接続され、前記負極終端電極と前記負極集電板とを電気的に接続する負極側短絡部材と、を備え、前記正極集電板は、前記積層方向に前記正極終端電極と重ならない位置に設けられた正極側電圧検出部を有し、前記正極側短絡部材の前記他端は、前記正極側電圧検出部に接続されており、前記負極集電板は、前記積層方向に前記負極終端電極と重ならない位置に設けられた負極側電圧検出部を有し、前記負極側短絡部材の前記他端は、前記負極終端電極と前記負極側電圧検出部に接続されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電圧の測定精度の低下を抑制することが可能な蓄電モジュールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電モジュールを概略的に示す平面図である。
図1におけるII-II線での断面図である。
蓄電モジュールの変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電モジュールを概略的に示す平面図である。図2は、図1におけるII-II線での断面図である。図1及び図2に示されるように、蓄電モジュール1は、複数のバイポーラ電極100と、正極終端電極200と、負極終端電極300と、複数のセパレータ400と、封止部500と、正極集電板620と、負極集電板630と、正極側導電性接着材720と、負極側導電性接着材730と、内側電圧検出部810と、正極側短絡部材820と、負極側短絡部材830と、を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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