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公開番号2024089586
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2023014255
出願日2023-02-01
発明の名称吐出部材、複合部材、吐出製品
出願人株式会社ダイゾー
代理人個人,個人
主分類B05B 11/00 20230101AFI20240626BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】リフィル容器を接続した状態でも使用可能な吐出部材を提供する。
【解決手段】原液Cが充填された容器本体11に取り付けられる吐出部材であって、原液Cを吐出する噴口20aと、噴口20aと容器本体11内とを繋ぐ原液通路20bと、原液通路20bを通じて容器本体11内の原液Cを噴口20aから吐出させるポンプ機構25と、を備えており、原液通路20bが、噴口20aとポンプ機構25との間で分岐し、ポンプ機構25の圧力を利用してリフィル容器40に原液Cを充填するための充填路20b2を備えている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
原液が充填された容器本体に取り付けられる吐出部材であって、
原液を吐出する噴口と、
噴口と容器本体内とを繋ぐ原液通路と、
原液通路を通じて容器本体内の原液を噴口から吐出させるポンプ機構と、
を備えており、
原液通路が、噴口と容器本体内とを繋ぐ主通路に加えて、ポンプ機構の圧力を利用してリフィル容器に原液を充填するための充填路を備えている、吐出部材。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
充填路が、噴口とポンプ機構との間で主通路から分岐している、請求項1記載の吐出部材。
【請求項3】
ポンプ機構が、シリンダと、シリンダ内に摺動可能に収容されたピストンと、ピストンを摺動させたときに生じる圧力が容器本体側に加わらないようにするための第1逆止弁とを備え、
充填路が、噴口と第1逆止弁との間で主通路から分岐している、請求項1記載の吐出部材。
【請求項4】
充填路からの原液の漏出を規制する規制手段を備えている、請求項1記載の吐出部材。
【請求項5】
噴口からの原液の吐出/非吐出を切り替える切替手段を備えている、請求項1記載の吐出部材。
【請求項6】
リフィル容器の原液のポンプ機構への逆流を防止する第2逆止弁を備えている、請求項1記載の吐出部材。
【請求項7】
第2逆止弁が充填路に設けられており、
ポンプ機構が、ポンプ機構を吐出操作した際に第2逆止弁を開操作する開放手段を備えている、請求項6記載の吐出部材。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の吐出部材と、
充填路に接続されたリフィル容器とを備えている、複合部材。
【請求項9】
リフィル容器がバルブ機構を備え、
リフィル容器が充填路に接続されている間、バルブ機構の開状態を維持する開手段が設けられている、請求項8記載の複合部材。
【請求項10】
請求項8記載の複合部材と、
容器本体と、
容器本体に充填された原液とを備えている、吐出製品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、原液を吐出する用途に加えて、リフィル容器に原液を充填する用途としても使用可能な吐出部材と、その吐出部材を備える複合部材及び吐出製品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、原液が充填された手動操作式ポンプ付き容器にリフィル容器を接続し、ポンプの圧力を利用してリフィル容器に原液を充填する用時充填システムが開示されている。
【0003】
特許文献2には、トリガー部を引いたときの圧力の一部を貯留プランジャに一時的に貯めることで、トリガー部を引いている間に加えて引き終えた後も液体を噴射し続けるといった連続噴射を行うことができるトリガー式液体噴出器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-179250号公報
特開2018-089549号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の手動操作式ポンプ付き容器は、リフィル容器を接続してしまうと外部に原液を吐出することができない。
【0006】
特許文献2のトリガー式液体噴出器は、貯留プランジャをリフィル容器として使用することができない。
【0007】
本発明は、リフィル容器を接続した状態でも使用可能な吐出部材の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の吐出部材は、原液Cが充填された容器本体11に取り付けられる吐出部材であって、原液Cを吐出する噴口20aと、噴口20aと容器本体11内とを繋ぐ原液通路20bと、原液通路20bを通じて容器本体11内の原液Cを噴口20aから吐出させるポンプ機構25、25Aとを備えており、原液通路20bが、噴口20aと容器本体11内とを繋ぐ主通路20b1に加えて、ポンプ機構25、25Aの圧力を利用してリフィル容器40、40Aに原液Cを充填するための充填路20b2を備えていることを特徴としている。
【0009】
上記吐出部材においては、充填路20b2が、噴口20aとポンプ機構25、25Aとの間で主通路20b1から分岐していることが好ましい。
【0010】
また、ポンプ機構25、25Aが、シリンダ25aと、シリンダ25a内に摺動可能に収容されたピストン25bと、ピストン25bを摺動させたときに生じる圧力が容器本体11側に加わらないようにするための第1逆止弁25dとを備え、充填路20b2が、噴口20aと第1逆止弁25dとの間で主通路20b1から分岐していることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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