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公開番号2024089485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204882
出願日2022-12-21
発明の名称温度検出装置、定着装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240626BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】簡易な構成で、検出素子の位置精度を向上可能な温度検出装置、定着装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置は、第1面を有し、発熱するヒータと、第1方向においてヒータの第1面と対向するように配置され、ヒータの温度を検出する検出素子と、第1方向においてヒータの第1面と対向する第2面を有し、検出素子を保持する第1保持部材と、第1保持部材を保持する第2保持部材と、第2保持部材を第1方向においてヒータに向けて付勢する付勢部材と、を備える。第2保持部材は、第1保持部材を支持する支持部を有し、支持部は、第1保持部材が支持部を介して付勢部材の付勢力を受けることで、第1保持部材の第2面がヒータの第1面に沿うように、第1保持部材が支持部を支点として第2保持部材に対して傾動することを許容する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面を有し、発熱するヒータと、
第1方向において前記ヒータの前記第1面と対向するように配置され、前記ヒータの温度を検出する検出素子と、
前記第1方向において前記ヒータの前記第1面と対向する第2面を有し、前記検出素子を保持する第1保持部材と、
前記第1保持部材を保持する第2保持部材と、
前記第2保持部材を前記第1方向において前記ヒータに向けて付勢する付勢部材と、
を備えた定着装置であって、
前記第2保持部材は、前記第1保持部材を支持する支持部を有し、
前記支持部は、前記第1保持部材が前記支持部を介して前記付勢部材の付勢力を受けることで、前記第1保持部材の前記第2面が前記ヒータの前記第1面に沿うように、前記第1保持部材が前記支持部を支点として前記第2保持部材に対して傾動することを許容する、
ことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記第2保持部材は、前記ヒータを保持するヒータホルダと係合することで、前記第1方向と交差する第2方向と、前記第1方向及び前記第2方向の双方と交差する第3方向と、について前記第2保持部材を位置決めする位置決め部を更に有し、
前記位置決め部は、前記第2保持部材が前記第2方向及び前記第3方向について位置決めされた状態で、前記第2保持部材が前記ヒータホルダに対して前記第1方向に移動することを許容する、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記支持部は、前記第1方向と交差する第2方向の軸線の周りで前記第1保持部材が前記第2保持部材に対して傾動するように構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項4】
前記第1方向に見たときに、前記検出素子と前記第2方向の軸線とがオーバーラップする位置関係にある、
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記第2保持部材は、前記支持部に支持される被支持部を有し、
前記支持部及び前記被支持部の一方は、凸部であり、
前記支持部及び前記被支持部の他方は、前記凸部と係合する凹部である、
前記凸部及び前記凹部は、前記第2方向に並んだ少なくとも2つの位置で係合している、
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項6】
前記支持部は、前記第1方向と交差する第2方向の軸線の周りで前記第1保持部材が前記第2保持部材に対して傾動することを許容し、且つ、前記第1方向及び前記第2方向の双方と交差する第3方向の軸線の周りで前記第1保持部材が前記第2保持部材に対して傾動するように構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項7】
前記第1方向に見たときに、前記検出素子と、前記第2方向の軸線及び前記第3方向の軸線の交点と、がオーバーラップする位置関係にある、
ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記第2保持部材は、前記支持部に支持される被支持部を有し、
前記支持部及び前記被支持部の一方は、前記第1方向において前記支持部及び前記被支持部の他方に向かって凸設された凸形状であり、
前記支持部及び前記被支持部の他方は、前記凸形状と嵌合する凹形状である、
ことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項9】
前記凸形状は、球面の一部であり、
前記凹形状は、前記球面に沿った凹面の一部である、
ことを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
【請求項10】
前記第1保持部材に保持される前記検出素子と前記第2保持部材に保持される配線の端子とを電気的に接続する導体線を更に備え、
前記第1方向に見たときの前記凸形状の中央部に第1穴が形成され、
前記第1方向に見たときの前記凹形状の中央部に第2穴が形成され、
前記導体線は、前記第1穴及び前記第2穴を通して配線される、
ことを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置用の温度検出装置、記録材に画像を定着させる定着装置、及び、記録材に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
電子写真方式の画像形成装置は、トナーを用いて記録材上に転写された画像を加熱することで記録材に定着させる熱定着方式の定着装置を備えている。熱定着方式の定着装置は、温度制御又は異常加熱の検出等を行うための温度検出装置を有する。特許文献1には、セラミックヒータの温度を検出する検出素子を下面に備えた耐熱弾性部材と、耐熱弾性部材の上面を保持する検出素子保持部材と、検出素子保持部材をセラミックヒータに向けて付勢する圧縮ばねと、を有する温度検出装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-181630号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記文献に記載の構成では、耐熱弾性部材の弾性力により検出素子がセラミックヒータに圧接されるため、耐熱弾性部材の機械的性質が温度検出装置の検出精度に影響する。そのため、耐熱弾性部材の材質は、長期間に亘って高温に晒されてもクリープ変形や変性を起こしにくいものが選定されるが、このことがコスト増の要因となっていた。
【0005】
そこで、本発明は、簡易な構成で、検出素子の位置精度を向上可能な温度検出装置、定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、第1面を有し、発熱するヒータと、第1方向において前記ヒータの前記第1面と対向するように配置され、前記ヒータの温度を検出する検出素子と、前記第1方向において前記ヒータの前記第1面と対向する第2面を有し、前記検出素子を保持する第1保持部材と、前記第1保持部材を保持する第2保持部材と、前記第2保持部材を前記第1方向において前記ヒータに向けて付勢する付勢部材と、を備えた定着装置であって、前記第2保持部材は、前記第1保持部材を支持する支持部を有し、前記支持部は、前記第1保持部材が前記支持部を介して前記付勢部材の付勢力を受けることで、前記第1保持部材の前記第2面が前記ヒータの前記第1面に沿うように、前記第1保持部材が前記支持部を支点として前記第2保持部材に対して傾動することを許容する、ことを特徴とする定着装置である。
【0007】
本発明の他の一態様は、第1方向において測定対象の第1面と対向するように配置され、前記測定対象の温度を検出する検出素子と、前記第1方向において前記測定対象の前記第1面と対向する第2面を有し、前記検出素子を保持する第1保持部材と、前記第1保持部材を保持する第2保持部材と、前記第2保持部材を前記第1方向において前記測定対象に向けて付勢する付勢部材と、を備えた温度検出装置であって、前記第2保持部材は、前記第1保持部材を支持する支持部を有し、前記支持部は、前記第1保持部材が前記支持部を介して前記付勢部材の付勢力を受けることで、前記第1保持部材の前記第2面が前記測定対象の前記第1面に沿うように、前記第1保持部材が前記支持部を支点として前記第2保持部材に対して傾動することを許容する、ことを特徴とする温度検出装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、簡易な構成で、検出素子の位置精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1に係る温度検出装置の平面図(a)及び断面図(b)。
実施例1に係る温度検出装置の斜視図。
実施例1に係る検出素子と測定対象との位置関係を表す図(a、b)。
実施例1に係る温度検出装置について説明するための模式図(a、b)。
実施例2に係る温度検出装置の平面図(a)及び断面図(b、c)。
実施例2に係る温度検出装置の分解図。
実施例3に係る温度検出装置の平面図(a)及び断面図(b、c)。
実施例3に係る温度検出装置の分解図。
実施形態に係る画像形成装置の概略図。
実施形態に係る定着装置の概略図。
比較例に係る温度検出装置の平面図(a)及び断面図(b)。
比較例に係る温度検出装置の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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