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公開番号2024088277
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203364
出願日2022-12-20
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01G 2/02 20060101AFI20240625BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】一実施形態は、設計自由度の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、基板と、電子部品と、ホルダとを備える。前記基板は、切欠きまたは開口である空間部を有する。前記電子部品は、前記空間部に配置された部品本体と、前記部品本体から突出して前記基板に接続されたリードとを有する。前記ホルダは、前記空間部に配置され、前記部品本体を保持する。前記空間部は、第1方向に沿う第1縁と、前記第1方向とは交差した第2方向で前記第1縁から離れて前記第1方向に沿う第2縁とを有する。前記ホルダは、少なくとも一部が環状に形成されて前記部品本体が内側に挿入されるホルダ本体と、前記第1方向に沿って設けられて前記第1縁に係合する第1溝と、前記第1方向に沿って設けられて前記第2縁に係合する第2溝とを有した。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
切欠きまたは開口である空間部を有した基板と、
前記空間部に配置された部品本体と、前記部品本体から突出して前記基板に接続されたリードとを有した電子部品と、
前記空間部に配置され、前記部品本体を保持したホルダと、
を備え、
前記空間部は、第1方向に沿う第1縁と、前記第1方向とは交差した第2方向で前記第1縁から離れるとともに、前記第1方向に沿う第2縁とを有し、
前記ホルダは、少なくとも一部が環状に形成されて前記部品本体が内側に挿入されるホルダ本体と、前記第1方向に沿って設けられて前記第1縁に係合する第1溝と、前記第1方向に沿って設けられて前記第2縁に係合する第2溝とを有した、
半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記ホルダの前記第1方向の長さは、前記部品本体の前記第1方向の長さよりも短い、
請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記部品本体は、円柱状であり、
前記ホルダ本体は、前記部品本体の外周面に沿うリング状である、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1溝および前記第2溝は、前記基板の厚さ方向に関して、前記ホルダの中心と同じ位置に設けられた、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記第1溝および前記第2溝は、前記基板の厚さ方向に関して、前記ホルダの中心とは異なる位置に設けられた、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記基板は、パッドを含む第1面と、前記第1面とは反対側に位置した第2面とを有し、
前記第1溝および前記第2溝は、前記基板の厚さ方向に関して、前記ホルダの中心から見て前記第2面側に設けられ、
前記リードは、前記部品本体から直線状に延びて前記パッドに接合された、
請求項5に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記基板の厚さ方向を第3方向とする場合、
前記第1溝および前記第2溝の各々は、前記第2方向および前記第3方向に沿う断面において、前記第3方向の幅が前記基板の厚さよりも大きい第1部分と、前記第3方向の幅が前記基板の厚さよりも小さい第2部分と、前記第1部分から前記第2部分に向かうに従い前記第3方向の幅が徐々に小さくなる第3部分とを含む、
請求項1または請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
一端が開放された切欠きを有した基板と、
前記切欠きに配置された部品本体と、前記部品本体から突出して前記基板に接続されたリードとを有した電子部品と、
前記切欠きに配置され、前記部品本体を保持したホルダと、
を備え、
前記切欠きは、第1方向に沿う第1縁と、前記第1方向とは交差した第2方向で前記第1縁から離れるとともに、前記第1方向に沿う第2縁とを有し、
前記ホルダは、前記第1方向に沿って設けられて前記第1縁に係合する第1溝と、前記第1方向に沿って設けられて前記第2縁に係合する第2溝とを有し、
前記基板の厚さ方向を第3方向とする場合、
前記第1溝および前記第2溝の各々は、前記第2方向および前記第3方向に沿う断面において、前記第3方向の幅が前記基板の厚さよりも大きい第1部分と、前記第3方向の幅が前記基板の厚さよりも小さい第2部分と、前記第1部分から前記第2部分に向かうに従い前記第3方向の幅が徐々に小さくなる第3部分とを含む、
半導体記憶装置。
【請求項9】
前記ホルダは、前記第1方向から見た場合に前記部品本体と重なる部分を含むカバーと、前記カバーから前記部品本体の外形の少なくとも一部に沿って延びて前記第2方向で前記部品本体を保持する保持部とをさらに有した、
請求項8に記載の半導体記憶装置。
【請求項10】
前記ホルダの前記第3方向の幅は、前記部品本体の前記第3方向の幅よりも小さい、
請求項9に記載の半導体記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
基板と、基板に実装されたコンデンサとを有した半導体記憶装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0345489号明細書
特開2014-096537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一実施形態は、設計自由度の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、基板と、電子部品と、ホルダとを備える。前記基板は、切欠きまたは開口である空間部を有する。前記電子部品は、前記空間部に配置された部品本体と、前記部品本体から突出して前記基板に接続されたリードとを有する。前記ホルダは、前記空間部に配置され、前記部品本体を保持する。前記空間部は、第1方向に沿う第1縁と、前記第1方向とは交差した第2方向で前記第1縁から離れるとともに、前記第1方向に沿う第2縁とを有する。前記ホルダは、少なくとも一部が環状に形成されて前記部品本体が内側に挿入されるホルダ本体と、前記第1方向に沿って設けられて前記第1縁に係合する第1溝と、前記第1方向に沿って設けられて前記第2縁に係合する第2溝とを有する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態の半導体記憶装置を示す斜視図。
第1実施形態の基板ユニットを示す斜視図。
第1実施形態の実装構造を説明するための図。
第1実施形態のホルダを示す正面図。
第1実施形態のコンデンサと基板に取り付けられたホルダを示す断面図。
図5に示された実装構造のF6線に囲まれた領域を拡大して示す断面図。
第1実施形態の変形例の実装構造を説明するための図。
第2実施形態の実装構造を説明するための図。
第2実施形態のホルダを示す正面図。
第2実施形態のコンデンサと基板に取り付けられたホルダを示す断面図。
図10に示された実装構造のF11線に囲まれた領域を拡大して示す断面図。
第3実施形態の実装構造を説明するための図。
第3実施形態のホルダを示す正面図。
第3実施形態のコンデンサと基板に取り付けられたホルダを示す正面図。
第4実施形態の実装構造を説明するための図。
図15に示された実装構造のF16-F16線に沿う断面図。
図15に示された実装構造のF17-F17線に沿う断面図。
第5実施形態の実装構造を説明するための図。
第6実施形態の実装構造を説明するための図。
第6実施形態の実装構造の組立方法の一例を説明するための図。
第1から第6実施形態の変形例の実装構造を説明するための図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態の半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合も含み得る。本出願で「重なる」とは、2つの対象物の仮想的な投影像同士が重なることを意味し、2つの対象物が直接に接しない場合(例えば2つの対象物の間に別の部材が存在する場合)も含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続も含み得る。すなわち「接続」とは、対象物と直接に接続される場合に限定されず、別の部材を間に介在させて接続される場合も含み得る。
【0008】
ここで先に、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向を定義する。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、後述する基板21の第1面S1(図2参照)と平行な方向である。+X方向は、後述する基板21の第1端21aから第2端21bに向かう方向である(図2参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、後述する基板21の第3端21cから第4端21d向かう方向である(図2参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、後述する基板21の厚さ方向である。+Z方向は、後述する基板21の第2面S2から第1面S1に向かう方向である(図2参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。+X方向は、「第1方向」の一例である。+Y方向は、「第2方向」の一例である。+Z方向は、「第3方向」の一例である。
【0009】
(第1実施形態)
<1.半導体記憶装置の全体構成>
図1から図6を参照し、第1実施形態の半導体記憶装置1について説明する。半導体記憶装置1は、例えばSSD(Solid State Drive)のようなストレージデバイスである。半導体記憶装置1は、例えば、サーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に取り付けられ、情報処理装置の記憶領域として利用される。本出願では、半導体記憶装置1が取り付けられる情報処理装置を「ホスト装置」と称する。
【0010】
図1は、半導体記憶装置1を示す斜視図である。半導体記憶装置1は、例えば、筐体10と、基板ユニット20とを有する。
(【0011】以降は省略されています)

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