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公開番号2024087234
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201930
出願日2022-12-19
発明の名称空調機補助ユニット
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60H 1/32 20060101AFI20240624BHJP(車両一般)
要約【課題】本明細書は、本明細書は、エンジンを停止した状態、またはメインバッテリを遮断した状態で車載の空調機を使えるようにする空調機補助ユニットを提供する。
【解決手段】本明細書は、エンジン駆動の車載コンプレッサを含む空調機を備えた自動車に後付けする空調機補助ユニットを開示する。空調機補助ユニットは、電動コンプレッサと、電動コンプレッサを車載コンプレッサに並列に接続する配管と、電力変換器と、ユニットコントローラを備える。電力変換器は、外部電源の電力を、電動コンプレッサを駆動する電力に変換する。ユニットコントローラは、電力変換器と電動コンプレッサを制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンで駆動される車載コンプレッサを含む空調機を備えた自動車に後付けで搭載する空調機補助ユニットであり、
電動コンプレッサと、
前記電動コンプレッサを前記車載コンプレッサに並列に接続する配管と、
外部電源の電力を、前記電動コンプレッサを駆動する電力に変換する電力変換器と、
前記電力変換器と前記電動コンプレッサを制御するユニットコントローラと、
を備えている、空調機補助ユニット。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
車載の電動コンプレッサを含む空調機を備えた自動車に後付けで搭載する空調機補助ユニットであり、
外部電源の電力を、前記電動コンプレッサを駆動する電力に変換する電力変換器と、
前記電力変換器と前記電動コンプレッサを制御するユニットコントローラと、
を備えている、空調機補助ユニット。
【請求項3】
前記ユニットコントローラは、前記空調機の車載コントローラと接続され、前記車載コントローラから取得した情報に基づいて前記電力変換器と前記電動コンプレッサを制御する、請求項1または2に記載の空調機補助ユニット。
【請求項4】
前記外部電源に、太陽光発電装置が含まれる、請求項1または2に記載の空調機補助ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、空調機を備えた自動車に後付けで搭載する空調機補助ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
自動車は空調機を備えている。空調機は、車室内を冷やすためのデバイスとして、コンプレッサ、コンデンサ、エバポレータを備えている。これらのデバイスのうち、コンデンサとエバポレータは受動デバイス(動力を必要としないデバイス)であるが、コンプレッサは能動デバイス(動力を必要とするデバイス)である。コンプレッサは電動タイプと、エンジン駆動のタイプがある。特許文献1には、エンジンを備える自動車であって、空調機用に電動コンプレッサを備えた自動車が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-84515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動車を移動手段としてではなく、休憩スペース(あるいは仕事スペース)として使いたい場合がある。そのような場合、エンジン駆動のコンプレッサを搭載した自動車ではエンジンをアイドリングさせた状態で空調機を使うことになる。電気自動車の場合、空調機用に電動コンプレッサを搭載する場合が多い。電気自動車は、走行用のモータと電動コンプレッサに電力を供給するメインバッテリも搭載されている。電気自動車において車室を休憩スペースとして用いる場合、メインバッテリとモータを導通させた状態で空調機を使うことになる。いずれの場合も効率が悪い。本明細書は、エンジンを停止した状態、またはメインバッテリを遮断した状態で車載の空調機を使えるようにする空調機補助ユニットを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、エンジン駆動の車載コンプレッサを含む空調機を備えた自動車に後付けする空調機補助ユニットと、電動コンプレッサを含む空調機を備えた自動車に後付けで搭載する空調機補助ユニットを開示する。前者の空調機補助ユニットは、電動コンプレッサと、電動コンプレッサを車載コンプレッサに並列に接続する配管と、電力変換器と、ユニットコントローラを備える。電力変換器は、外部電源の電力を、電動コンプレッサを駆動する電力に変換する。ユニットコントローラは、電力変換器と電動コンプレッサを制御する。
【0006】
後者の空調機補助ユニットは、電力変換器とユニットコントローラを備える。電力変換器は、外部電源の電力を、車載の電動コンプレッサを駆動する電力に変換する。ユニットコントローラは、電力変換器と電動コンプレッサを制御する。
【0007】
本明細書が開示する空調機補助ユニットを採用することで、エンジンを停止させたまま、あるいは、車載のメインバッテリを遮断したまま、車載の空調機を使うことができる。
【0008】
場合によっては、ユニットコントローラは、空調機を制御する車載コントローラと接続され、車載コントローラから取得した情報に基づいて電力変換器と電動コンプレッサを制御する。
【0009】
外部電源は、車外のバッテリであってもよいし、商用交流電源であってもよいし、発電機であってもよい。外部電源には、太陽光発電装置が含まれてもよい。
【0010】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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