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公開番号2024087221
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201916
出願日2022-12-19
発明の名称電池セル
出願人株式会社AESCジャパン
代理人個人,個人
主分類H01M 10/04 20060101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】単一の電池要素における正極及び負極の積層数を簡易に増加させる。
【解決手段】第1積層体110Aは、所定方向に交互に積層された第1正極112A及び第1負極114Aと、少なくとも一部分が第1正極112A及び第1負極114Aのうち所定方向の最外側に位置する第1負極114Aを覆う第1セパレータ116Aと、を有している。第2積層体120Aは、所定方向に交互に積層された第2正極122A及び第2負極124Aと、少なくとも一部分が第2正極122A及び第2負極124Aのうち所定方向の最外側に位置する第2負極124Aを覆う第2セパレータ126Aと、を有している。介在正極130Aは、第1積層体110Aの最外側の第1セパレータ116Aと、第2積層体120Aの最外側の第2セパレータ126Aと、の間に位置している。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
各々が、所定方向に交互に積層され互いに異なる第1極性及び第2極性をそれぞれ有する第1電極及び第2電極と、少なくとも一部分が前記第1電極及び前記第2電極のうち前記所定方向の最外側に位置する前記第2電極を覆うセパレータと、を有する複数の積層体と、
前記複数の積層体のうちの一の前記最外側の前記セパレータと、前記複数の積層体のうちの他の前記最外側の前記セパレータと、の間に位置し、前記第1極性を有する介在電極と、
を備える電池セル。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記セパレータが、前記第1電極の前記所定方向の側方部と、前記第2電極の前記所定方向の側方部と、で交互に折り返されている、請求項1に記載の電池セル。
【請求項3】
前記複数の積層体のうちの前記一の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されており、
前記複数の積層体のうちの前記他の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されている、請求項1又は2に記載の電池セル。
【請求項4】
前記複数の積層体のうちの前記一の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とともに一体的に保持されており、
前記複数の積層体のうちの前記他の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されている、請求項1又は2に記載の電池セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池セルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リチウムイオン二次電池等の様々な電池セルが開発されている。電池セルは、電池要素と、電池要素を封止する外装材と、を備えている。電池要素は、交互に積層された少なくとも1つの電極及び少なくとも1つの負極と、少なくとも一部分が隣り合う正極及び負極の間に位置するセパレータと、を有している。
【0003】
特許文献1には、電池セルの一例について記載されている。この電池セルは、重畳された複数の積層型単位セルと、複数の積層型単位セルの各々の重畳部に介在された折りたたみ分離膜シートと、を備えている。
【0004】
特許文献2には、電池セルの一例について記載されている。この電池セルは、重畳された複数の巻回型電池要素を備えている。
【0005】
特許文献3には、電池セルの一例について記載されている。この電池セルは、全固体電池積層体を備えている。全固体電池積層体の略上半分部分から上方に向けてタブが引き出されている。全固体電池積層体の略下半分部分から下方に向けてタブが引き出されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2017-530513号公報
特開2003-234094号公報
特開2018-129153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
電池セルのエネルギー密度を向上させるため、単一の電池要素において比較的多くの正極及び負極を積層させることが要請されることがある。しかしながら、正極及び負極の積層数が増えるほど、正極又は負極の積層のずれが生じやすくなる。よって、正極及び負極の積層数を単に増やすだけでは、電池セルのエネルギー密度を十分に向上させることが比較的難しいことがある。
【0008】
本発明の目的の一例は、単一の電池要素における正極及び負極の積層数を簡易に増加させることにある。本発明の他の目的は、本明細書の記載から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、以下のとおりである。
[1]
各々が、所定方向に交互に積層され互いに異なる第1極性及び第2極性をそれぞれ有する第1電極及び第2電極と、少なくとも一部分が前記第1電極及び前記第2電極のうち前記所定方向の最外側に位置する前記第2電極を覆うセパレータと、を有する複数の積層体と、
前記複数の積層体のうちの一の前記最外側の前記セパレータと、前記複数の積層体のうちの他の前記最外側の前記セパレータと、の間に位置し、前記第1極性を有する介在電極と、
を備える電池セル。
[2]
前記セパレータが、前記第1電極の前記所定方向の側方部と、前記第2電極の前記所定方向の側方部と、で交互に折り返されている、[1]に記載の電池セル。
[3]
前記複数の積層体のうちの前記一の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されており、
前記複数の積層体のうちの前記他の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されている、[1]又は[2]に記載の電池セル。
[4]
前記複数の積層体のうちの前記一の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とともに一体的に保持されており、
前記複数の積層体のうちの前記他の前記第1電極、前記第2電極及び前記セパレータが前記介在電極とは別に一体的に保持されている、[1]又は[2]に記載の電池セル。
【発明の効果】
【0010】
本発明の上記態様によれば、単一の電池要素における正極及び負極の積層数を簡易に増加させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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