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公開番号2024086405
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201514
出願日2022-12-16
発明の名称電源回路及び駆動回路
出願人ミツミ電機株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 3/07 20060101AFI20240620BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】出力電圧生成回路によって入力電圧よりも高く生成される出力電圧が閾値電圧よりも上昇すると、出力信号を適切にアサート可能な電源回路の提供。
【解決手段】入力電圧よりも高い出力電圧を生成する出力電圧生成回路と、前記入力電圧よりも低い閾値電圧を生成する閾値電圧生成回路と、前記出力電圧が前記閾値電圧よりも上昇すると、出力信号をアサートする比較回路と、前記入力電圧が基準電圧よりも上昇すると、前記閾値電圧を低下させる閾値電圧変更回路と、を備える、電源回路。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入力電圧よりも高い出力電圧を生成する出力電圧生成回路と、
前記入力電圧よりも低い閾値電圧を生成する閾値電圧生成回路と、
前記出力電圧が前記閾値電圧よりも上昇すると、出力信号をアサートする比較回路と、
前記入力電圧が基準電圧よりも上昇すると、前記閾値電圧を低下させる閾値電圧変更回路と、を備える、電源回路。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記閾値電圧生成回路は、前記入力電圧を分圧することで前記閾値電圧を生成し、
前記閾値電圧変更回路は、前記入力電圧の分圧比を変更することで前記閾値電圧を低下させる、請求項1に記載の電源回路。
【請求項3】
前記閾値電圧生成回路は、第1入力ノードと第2入力ノードとの間の電位差である前記入力電圧を、前記第1入力ノードと生成ノードとの間の第1抵抗および前記第2入力ノードと前記生成ノードとの間の第2抵抗を用いて分圧することで、前記閾値電圧を前記生成ノードから出力し、
前記閾値電圧変更回路は、前記第2抵抗の抵抗値を変更することで前記分圧比を変更する、請求項2に記載の電源回路。
【請求項4】
前記入力電圧よりも低い定電圧を生成するレギュレータを備え、
前記出力電圧生成回路は、前記定電圧に前記入力電圧を加えることで前記出力電圧を生成する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電源回路。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか一項に記載の電源回路と、
前記出力電圧を使用する駆動源と、
前記出力信号がアサートされると、前記駆動源の動作を許可するロジック回路と、を備える、駆動回路。
【請求項6】
請求項4に記載の電源回路と、
前記出力電圧を使用する第1駆動源と、
前記定電圧を使用する第2駆動源と、
前記出力信号がアサートされると、前記第1駆動源の動作を許可するロジック回路と、を備える、駆動回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電源回路及び駆動回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、入力電圧端子に印加された直流の入力電圧を昇圧し、得られた昇圧電圧を出力電圧端子に出力するチャージポンプ回路が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-178483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
チャージポンプ回路によって生成される昇圧電圧の検出電圧が閾値電圧よりも上昇すると、出力信号をアサートする構成を採用することで、昇圧電圧がある程度上昇したことを検知することができる。しかしながら、チャージポンプ回路は直流の入力電圧よりも高い昇圧電圧を生成するので、直流の入力電圧の変動に伴って昇圧電圧が変動することがある。このため、昇圧電圧の検出電圧を一つの閾値電圧と比較する構成では、昇圧電圧がある程度上昇しても、出力信号が適切にアサートされないおそれがある。
【0005】
本開示は、出力電圧生成回路によって入力電圧よりも高く生成される出力電圧が閾値電圧よりも上昇すると、出力信号を適切にアサート可能な電源回路及び駆動回路を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の第1態様として、
入力電圧よりも高い出力電圧を生成する出力電圧生成回路と、
前記入力電圧よりも低い閾値電圧を生成する閾値電圧生成回路と、
前記出力電圧が前記閾値電圧よりも上昇すると、出力信号をアサートする比較回路と、
前記入力電圧が基準電圧よりも上昇すると、前記閾値電圧を低下させる閾値電圧変更回路と、を備える、電源回路が提供される。
【0007】
本開示の第2態様として、
前記電源回路と、
前記出力電圧を使用する駆動源と、
前記出力信号がアサートされると、前記駆動源の動作を許可するロジック回路と、を備える、駆動回路が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、出力電圧生成回路によって入力電圧よりも高く生成される出力電圧が閾値電圧よりも上昇すると、出力信号を適切にアサート可能な電源回路及び駆動回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態の電源回路を備える駆動回路の第1構成例を示す図である。
一実施形態の電源回路における電圧監視回路の一構成例を示す図である。
電圧監視回路における各数値の具体例を示す表である。
直流の入力電圧(直流電圧VDD)と、チャージポンプにより生成される昇圧電圧(電源電圧VCPH)の昇圧目標電圧値VCPHgを100としたときの、出力信号RDYがアサートになる時の電源電圧VCPHの割合との関係を示す一比較例である。
直流の入力電圧(直流電圧VDD)と、チャージポンプにより生成される昇圧電圧(電源電圧VCPH)の昇圧目標電圧値VCPHgを100としたときの、出力信号RDYがアサートになる時の電源電圧VCPHの割合との関係を示す一実施例である。
一実施形態の電源回路の一構成例を示す図である。
一実施形態の電源回路におけるチャージポンプの一構成例を示す図である。
チャージポンプの制御タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
一実施形態の駆動回路を備える電力変換装置の一構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態を図面に従って説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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