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公開番号2024086120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201075
出願日2022-12-16
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、画像形成装置、方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G06F 21/32 20130101AFI20240620BHJP(計算;計数)
要約【課題】 情報処理システムを提供すること。
【解決手段】
情報処理システム200は、認証対象の人物Pの顔情報Fを読み取って得られた認証対象顔情報と、事前にそれぞれユーザ識別情報に関連付けて登録された複数の登録顔情報252とを照合する照合部254を備える。情報処理システム200は、また、照合部252による照合の結果、所定の認証条件を満たした登録顔情報に対応するユーザ識別情報が複数発見された場合に、少なくとも部分的なパスワード入力を要求する要求部222を備える。情報処理システム200は、さらに、入力されるパスワード情報と、複数の発見されたユーザ識別情報に対応して記憶される複数のパスワード登録情報とに基づいて、認証対象の人物Pの認証を行う認証部212を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
認証対象の人物の顔情報を読み取って得られた認証対象顔情報と、事前にそれぞれユーザ識別情報に関連付けて登録された複数の登録顔情報とを照合する照合部と、
前記照合部による照合の結果、所定の認証条件を満たした登録顔情報に対応するユーザ識別情報が複数発見された場合に、少なくとも部分的なパスワード入力を要求する要求部と、
入力されるパスワード情報と、複数の発見されたユーザ識別情報に対応して記憶される複数のパスワード登録情報とに基づいて、前記認証対象の人物の認証を行う認証部と
を備える、情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記少なくとも部分的なパスワード入力は、パスワード全体のうちの一部分の入力またはパスワード全体の入力である、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記所定の認証条件を満たすとは、前記認証対象顔情報および前記登録顔情報間の一致度が所定の閾値を超えたことである、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記所定の閾値は、該閾値を越えた場合に前記認証対象の人物に対応する対応ユーザ識別情報を絞り込む候補に加えるための閾値である、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記所定の閾値は、該閾値を越えた場合に前記認証対象の人物に対応する対応ユーザ識別情報としての認証成功と判定するための閾値である、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記認証部は、入力される前記パスワード情報と、前記複数のパスワード登録情報とに基づいて、前記認証対象の人物に対応する一の対応ユーザ識別情報を識別し、入力される前記パスワード情報に基づいて、識別された前記対応ユーザ識別情報での認証の可否を判定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記照合部による照合の結果、前記認証対象の人物に対応する唯一の対応ユーザ識別情報が識別され、かつ、前記認証対象顔情報および前記対応ユーザ識別情報に対応する登録顔情報の一致度が、認証成功と判定するための閾値を超える場合は、前記対応ユーザ識別情報での認証が成功裏に完了される、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記照合部による照合の結果、前記認証対象の人物に対応する唯一の対応ユーザ識別情報が識別され、かつ、前記認証対象顔情報および前記対応ユーザ識別情報に対応する登録顔情報の一致度が、認証成功と判定するための閾値を超えない場合は、前記要求部は、前記少なくとも部分的なパスワード入力を要求し、前記認証部は、入力される前記パスワード情報に基づいて、前記対応ユーザ識別情報での認証の可否を判定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記少なくとも部分的なパスワード入力の要求は、前記複数のパスワード登録情報を先頭から1文字ずつ比較した場合に重複しない最初の文字までの所定文字数が事前定義された閾値文字数以下の場合は、先頭から前記所定文字数分を少なくとも含むパスワードの一部の入力を求めるものであり、前記所定文字数が前記閾値文字数より大きい場合は、パスワード全体の入力を求めるものである、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記パスワードの一部の入力を求める前記要求を行った場合、入力される前記パスワード情報に誤りがあった場合、前記複数の発見されたユーザ識別情報が認証に失敗した候補群として記憶され、以後、記憶される前記候補群については、少なくとも1度パスワード全体による認証に成功するまで、前記パスワードの一部の入力による認証が制限される、請求項9に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、認証処理技術に関し、より詳細には、認証処理を行うための情報処理システム、情報処理装置、画像形成装置、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複合機などの情報処理装置は、ユーザ認証機能を有しており、近年、顔認証機能を備えたものも提供されている。
【0003】
例えば、特許文献1(特開2020-197849号公報)は、顔認証機能と顔認証の失敗に対応する別のログイン機能を提供し、ユーザが戸惑うことなく情報処理装置にログインすることを可能とした利便性の高い情報処理装置を提供することを目的とした技術を開示する。特許文献1の従来技術は、カメラでユーザを撮影することで取得した顔データを基に顔認証し特定されたユーザをログインさせる顔認証ログイン機能と、複数のユーザのボタンが表示されているログイン画面の中から選択されたボタンを基にユーザを特定しログインさせるシンプルログイン機能を提供する情報処理装置を開示する。特許文献1の従来技術では、顔認証の結果がログインさせる条件を満たす結果ではなかったことに応じて、顔認証の結果から得られた1または複数の候補者のボタンがログイン画面に表示され、ボタンが選択されたことでログイン処理が行われ、ログイン後の画面が表示される。
【0004】
しかしながら、複数の候補者のボタンを表示し、その中から選択させる方法では、表示される複数の候補者の中から所望のユーザを見つけ出して選択するという操作が必要であり、煩雑である点で充分なものではなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、上記点に鑑みてなされたものであり、本開示は、顔情報の照合の結果、複数のユーザが候補として残った場合に、複数の候補の中から所望のものを探し出して選択する手間を省きつつ、簡便な代替の認証を行い、これにより一定のセキュリティを維持するこが可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示では、上記点に鑑み、下記特徴を有する情報処理システムを提供する。情報処理システムは、認証対象の人物の顔情報を読み取って得られた認証対象顔情報と、事前にそれぞれユーザ識別情報に関連付けて登録された複数の登録顔情報とを照合する照合部を備える。情報処理システムは、また、照合部による照合の結果、所定の認証条件を満たした登録顔情報に対応するユーザ識別情報が複数発見された場合に、少なくとも部分的なパスワード入力を要求する要求部を備える。情報処理システムは、さらに、入力されるパスワード情報と、複数の発見されたユーザ識別情報に対応して記憶される複数のパスワード登録情報とに基づいて、認証対象の人物の認証を行う認証部とを備える。
【発明の効果】
【0007】
上記構成により、顔情報の照合の結果、複数のユーザが候補として残った場合に、複数の候補の中から所望のものを探し出して選択する手間を省きつつ、簡便な代替の認証を行い、これにより一定のセキュリティを維持するこが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態によるログイン認証システムの全体構成図。
本実施形態によるログイン認証システムを構成する(A)複合機および(B)顔認証サーバのハードウェア構成図。
本実施形態によるログイン認証システムの機能ブロック図。
本実施形態による2段階のログイン認証処理を説明する図。
第1の実施形態によるログイン認証システムで実行される認証方法を示すフローチャート。
本実施形態による複合機の操作パネルに表示されるパスワード入力画面を例示する図。
第2の実施形態によるログイン認証システムで実行される認証方法を示すフローチャート。
1または複数の実施形態において参照され得るテーブルのデータ構造を例示する図。
第3の実施形態によるログイン認証システムで実行される認証方法を示すフローチャート。
第4の実施形態によるログイン認証システムで実行される認証方法を示すフローチャート。
1または複数の実施形態による代替認証に関連する設定画面を例示する。
第5の実施形態によるログイン認証システムで実行される認証方法を示すフローチャート。
代替実施形態による入室時認証システムの全体構成図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照しながら詳細に説明するが、実施形態は、説明される具体的な実施形態に限定されるものではない。本開示の実施形態は、種々の変更および改変を受け入れる余地がある点に留意されたい。
【0010】
本開示によれば、人物に所定の機能を利用させる際に該人物を認証するための情報処理システムが提供される。情報処理システムは、認証対象の人物の顔情報を読み取って得られた認証対象顔情報と、事前にそれぞれユーザ識別情報に関連付けて登録された複数の登録顔情報とを照合する照合部を備える。情報処理システムは、照合部による照合の結果、所定の認証条件を満たした登録顔情報に対応するユーザ識別情報が複数発見された場合に、少なくとも部分的なパスワード入力(パスワード全体の入力またはパスワード全体のうちの一部分の入力)を要求する要求部と、入力されるパスワード情報と、複数の発見されたユーザ識別情報に対応して記憶される複数のパスワード登録情報とに基づいて、認証対象の人物の認証を行う認証部とをさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

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