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公開番号2024083504
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024062129,2022079464
出願日2024-04-08,2017-06-12
発明の名称レンズ鏡筒および撮像装置
出願人株式会社ニコン
代理人個人,個人,個人
主分類G02B 7/04 20210101AFI20240614BHJP(光学)
要約【課題】レンズ鏡筒を小型化させること。
【解決手段】レンズ鏡筒は、第1レンズと、第1レンズを保持し、第1カムフォロアを有する第1筒と、第2レンズと、第2レンズを保持する第2筒と、第1レンズと第2レンズとの間に配置され、第1レンズ及び第2レンズと対向して配置されるフォーカスレンズと、フォーカスレンズを保持するフォーカスレンズ枠と、フォーカスレンズを駆動するアクチュエータと、アクチュエータを保持し、第2カムフォロアを有する第3筒と、第1カムフォロアと係合する第1カム溝と、第2カムフォロアと係合する第2カム溝とを有し、回転可能なカム筒とを備え、第1筒と第3筒は、それぞれ異なる軌跡で光軸方向に移動し、フォーカスレンズ枠の少なくとも一部は第3筒の内周側に配置され、第3筒は、直接、フォーカスレンズ及びフォーカスレンズ枠を保持せず、フォーカスレンズと第1レンズと第2レンズの移動とは独立して移動可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1レンズと、
前記第1レンズを保持し、第1カムフォロアを有する第1筒と、
第2レンズと、
前記第2レンズを保持する第2筒と、
前記第1レンズと前記第2レンズとの間に配置され、前記第1レンズ及び前記第2レンズとそれぞれ対向して配置されるフォーカスレンズと、
前記フォーカスレンズを保持するフォーカスレンズ枠と、
前記フォーカスレンズを駆動するアクチュエータと、
前記アクチュエータを保持し、第2カムフォロアを有する第3筒と、
前記第1カムフォロアと係合する第1カム溝と、前記第2カムフォロアと係合する第2カム溝と、を有し、光軸を中心に回転可能なカム筒と、を備え、
前記第1筒と前記第3筒とは、前記第1カム溝及び前記第2カム溝によってそれぞれ異なる軌跡で光軸方向に移動し、
前記フォーカスレンズ枠の少なくとも一部は前記第3筒の内周側に配置され、
前記第3筒は、直接、前記フォーカスレンズ及び前記フォーカスレンズ枠を保持せず、前記フォーカスレンズと前記第1レンズと前記第2レンズの移動とは独立して光軸方向に移動可能である
レンズ鏡筒。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載のレンズ鏡筒において、
前記カム筒は、ズーム操作に応じて回転するレンズ鏡筒。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡筒において、
前記アクチュエータは、前記第3筒に対して前記フォーカスレンズを駆動するレンズ鏡筒。
【請求項4】
請求項3に記載のレンズ鏡筒において、
前記フォーカスレンズ枠が有する係合部と前記アクチュエータが有する軸とは接触しているレンズ鏡筒。
【請求項5】
請求項4に記載のレンズ鏡筒において、
前記係合部は前記第3筒の内周側に位置するレンズ鏡筒。
【請求項6】
請求項4又は請求項5に記載のレンズ鏡筒において、
前記アクチュエータが有する軸の端部は前記第3筒の少なくとも一部と接触しているレンズ鏡筒。
【請求項7】
請求項4から請求項6の何れか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記係合部は、前記軸と噛み合うネジを有するレンズ鏡筒。
【請求項8】
請求項4から請求項7の何れか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記軸と噛み合うネジを有するナットを備えるレンズ鏡筒。
【請求項9】
請求項1から請求項8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記フォーカスレンズ枠と前記第3筒とを光軸方向に移動可能に案内する案内軸と、をさらに備えるレンズ鏡筒。
【請求項10】
請求項1から請求項8の何れか一項に記載のレンズ鏡筒において、
前記フォーカスレンズ枠と前記第3筒とを光軸方向に移動可能に案内する案内軸と、
前記第3筒は光軸方向における物体側の端部にフランジ部と、を有し、
前記フランジ部は前記案内軸を挿通する穴部を有するレンズ鏡筒。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ鏡筒および撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
固定レンズ群と変倍レンズ群とフォーカシングレンズ群とからなるズームレンズ鏡筒が知られている(特許文献1参照)。このズームレンズ鏡筒は、鏡筒に支持されたフォーカスレンズ用駆動源とフォーカスレンズ保持枠とが連結され、駆動源の駆動によってフォーカシングレンズ群が光軸方向に移動される構成である。
しかしながら、ズーミング動作において、変倍レンズ保持枠が光軸方向に移動する時に、変倍レンズ保持枠がフォーカスレンズ用駆動源等と干渉しないように、変倍レンズ保持枠と駆動源等との間隔を十分に広くする必要があり、鏡筒の全長が長くなってしまう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特許第3186543号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の第1の態様によるレンズ鏡筒は、第1レンズと、前記第1レンズを保持し、第1カムフォロアを有する第1筒と、第2レンズと、前記第2レンズを保持する第2筒と、前記第1レンズと前記第2レンズとの間に配置され、前記第1レンズ及び前記第2レンズとそれぞれ対向して配置されるフォーカスレンズと、前記フォーカスレンズを保持するフォーカスレンズ枠と、前記フォーカスレンズを駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを保持し、第2カムフォロアを有する第3筒と、前記第1カムフォロアと係合する第1カム溝と、前記第2カムフォロアと係合する第2カム溝と、を有し、光軸を中心に回転可能なカム筒と、を備え、前記第1筒と前記第3筒とは、前記第1カム溝及び前記第2カム溝によってそれぞれ異なる軌跡で光軸方向に移動し、前記フォーカスレンズ枠の少なくとも一部は前記第3筒の内周側に配置され、前記第3筒は、直接、前記フォーカスレンズ及び前記フォーカスレンズ枠を保持せず、前記フォーカスレンズと前記第1レンズと前記第2レンズの移動とは独立して光軸方向に移動可能である。
本発明の第2の態様による撮像装置は、第1の態様によるレンズ鏡筒を備える。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本発明の第1の実施の形態によるレンズ交換式のカメラシステムを示した斜視図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
縮筒状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
本発明の第2の実施の形態によるレンズ交換式のカメラシステムを示した斜視図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
伸長状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
交換レンズ鏡筒の一部についての分解図である。
縮筒状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
縮筒状態にある交換レンズ鏡筒の一部分についての断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
<第1の実施の形態>
図1~7を参照して、レンズ鏡筒の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態のレンズ鏡筒を交換レンズとして備えるレンズ交換式のカメラシステムを示した斜視図である。カメラシステム1は、カメラボディ100と、カメラボディ100に着脱可能な交換レンズ鏡筒200とを有する。
【0007】
カメラボディ100には、交換レンズ鏡筒200が着脱可能に取り付けられるボディ側レンズマウント101が設けられている。また交換レンズ鏡筒200には、ボディ側のレンズマウント101に対応し、カメラボディ100が着脱可能に取り付けられるレンズ側レンズマウント201が設けられている。交換レンズ鏡筒200がカメラボディ100に装着されると、ボディ側レンズマウント101上に設けられた複数の接点から成る接点群102が、レンズ側レンズマウント201上に設けられた複数の接点から成る接点群202に接続される。接点群102,202は、カメラボディ100から交換レンズ鏡筒200への電力供給、および、カメラボディ100と交換レンズ鏡筒200との信号の送受信に利用される。
【0008】
カメラボディ100内のボディ側レンズマウント101後方には、被写体像を撮像し撮像信号を出力する撮像素子104が設けられる。カメラボディ100の上方には、入力装置たるボタン107が設けられている。ユーザはボタン107を用いてカメラボディ100に撮影指示や撮影条件の設定指示等を行う。なお、ボタン107は、カメラボディ100の複数の箇所に設けられる種々の機能の複数のボタンを代表して表したものである。
【0009】
本実施形態の交換レンズ鏡筒200は、交換レンズ鏡筒200の外周部を覆う第1および第2の筒状部材211a,211bから構成される固定筒211と、第1および第2の筒状部材211a,211bの間に配置されたズーム環205とを有する。交換レンズ鏡筒200は、ユーザによるズーム環205の手動操作により焦点距離が可変に構成された、いわゆる手動ズームレンズである。ユーザがズーム環205を回転させると、交換レンズ鏡筒200の焦点距離は広角側または望遠側に連続的に変化する。つまり交換レンズ鏡筒200の焦点距離は、ズーム環205の操作によって、広角端位置と望遠端位置との間で任意に設定可能である。
【0010】
また、交換レンズ鏡筒200は、後に詳述するように、撮影光学系の全部または一部を保持するレンズ内筒203が固定筒211から伸長する伸長状態と、上記レンズ内筒が固定筒211内に収容される縮筒状態とを呈する縮筒型の鏡筒である。なお、図1では、伸長状態のレンズ内筒203を破線で示している。
(【0011】以降は省略されています)

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