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公開番号2024083016
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197288
出願日2022-12-09
発明の名称自動倉庫システム
出願人村田機械株式会社
代理人個人
主分類B65G 1/04 20060101AFI20240613BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】消費電力が制限される状況において搬送機器を安全に動作させることができる自動倉庫システムを提供する。
【解決手段】自動倉庫システム2は、入出庫装置42と、入出庫装置42によって搬送された物品14bを搬送する搬出入装置61と、入出庫装置42及び搬出入装置61を制御する入出庫装置コントローラ91及び搬出入装置コントローラ92と、入出庫装置42及び搬出入装置61のための安全装置43、62と、安全装置43、62を制御する安全装置コントローラ94と、バックアップ電源34と入出庫装置42及び搬送台車24とをそれぞれ接続する給電ライン371、372と、バックアップ電源34と安全装置43、62とを、安全装置コントローラ94を介して接続する給電ライン373と、給電ライン371、372をそれぞれ開閉するスイッチ381、382と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
物品を収納する複数の棚と、
前記複数の棚から物品を取り出して搬送する入出庫装置と、
前記入出庫装置によって搬送された前記物品を搬送する搬出入装置と、
前記入出庫装置及び前記搬出入装置を制御する第1のコントローラと、
前記入出庫装置のための第1の安全装置と、
前記搬出入装置のための第2の安全装置と、
前記第1及び前記第2の安全装置を制御する第2のコントローラと、
バックアップ電源と、
前記バックアップ電源及び前記入出庫装置を接続する第1の給電ラインと、
前記バックアップ電源及び前記搬出入装置を接続する第2の給電ラインと、
前記バックアップ電源及び前記第1及び前記第2の安全装置を、前記第2のコントローラを介して接続する第3の給電ラインと、
前記第1の給電ラインを開閉する第1のスイッチと、
前記第2の給電ラインを開閉する第2のスイッチと、を備える、
自動倉庫システム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記第2のコントローラは、前記第1及び前記第2のスイッチの開閉状態に応じて、前記第1及び前記第2の安全装置を有効化する、
請求項1に記載の自動倉庫システム。
【請求項3】
前記自動倉庫システムは、
複数の前記入出庫装置と、
前記バックアップ電源と複数の前記入出庫装置とをそれぞれ接続する複数の前記第1の給電ラインと、
複数の前記第1の給電ラインの各々を個別に開閉する複数の前記第1のスイッチと、を備える、
請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。
【請求項4】
前記自動倉庫システムは、
複数の前記搬出入装置と、
前記バックアップ電源と複数の前記搬出入装置とをそれぞれ接続する複数の前記第2の給電ラインと、
複数の前記第2の給電ラインの各々を個別に開閉する複数の前記第2のスイッチと、を備える、
請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。
【請求項5】
前記自動倉庫システムは、さらに、
前記搬出入装置によって搬送された前記物品を出荷口へ搬送するコンベヤと、
前記コンベヤのための第3の安全装置と、
前記バックアップ電源及び前記コンベヤを接続する第4の給電ラインと、
前記バックアップ電源及び前記第3の安全装置を、前記第2のコントローラを介して接続する第5の給電ラインと、
前記第4の給電ラインを開閉する第3のスイッチと、
前記第5の給電ラインを開閉する第4のスイッチと、を備える、
請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の棚に物品を入出庫する自動倉庫システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、停電時に、スタッカクレーンを効率的に復帰させることができる自動倉庫システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-030660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術では、停電時など消費電力が制限される状況において、スタッカクレーンなどの搬送機器を動作させる場合に、作業者の安全性が低下する可能性がある。
【0005】
そこで、本発明は、消費電力が制限される状況において搬送機器を安全に動作させることができる自動倉庫システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る自動倉庫システムは、物品を収納する複数の棚と、前記複数の棚から物品を取り出して搬送する入出庫装置と、前記入出庫装置によって搬送された前記物品を搬送する搬出入装置と、前記入出庫装置及び前記搬出入装置を制御する第1のコントローラと、前記入出庫装置のための第1の安全装置と、前記搬出入装置のための第2の安全装置と、前記第1及び前記第2の安全装置を制御する第2のコントローラと、バックアップ電源と、前記バックアップ電源及び前記入出庫装置を接続する第1の給電ラインと、前記バックアップ電源及び前記搬出入装置を接続する第2の給電ラインと、前記バックアップ電源及び前記第1及び前記第2の安全装置を、前記第2のコントローラを介して接続する第3の給電ラインと、前記第1の給電ラインを開閉する第1のスイッチと、前記第2の給電ラインを開閉する第2のスイッチと、を備える。
【0007】
これによれば、第1のスイッチ及び第2のスイッチにより第1の給電ライン及び第2の給電ラインが開閉されるので、入出庫装置及び搬出入装置が稼働しないときに(つまり待機中に)消費する電力を削減することができる。また、入出庫装置のための第1の安全装置及び搬出入装置のための第2の安全装置には、第2のコントローラを介して電力が供給されるので、入出庫装置及び搬出入装置への電力供給ラインが遮断されている状況でも第1の安全装置及び第2の安全装置を動作させることができ、作業者の安全を確保することができる。つまり、消費電力が制限される状況において搬送機器を安全に動作させることができる。
【0008】
例えば、本発明の一態様に係る自動倉庫システムにおいて、前記第2のコントローラは、前記第1及び前記第2のスイッチの開閉状態に応じて、前記第1及び前記第2の安全装置を有効化してもよい。
【0009】
これによれば、第1及び第2のスイッチの開閉状態に応じて第1及び第2の安全装置が有効化される。したがって、入出庫装置に電力が供給されているときに第1の安全装置を有効化し、搬出入装置に電力が供給されているときに第2の安全装置を有効化することができる。逆に言えば、入出庫装置に電力が供給されていないときに第1の安全装置を無効化し、搬出入装置に電力が供給されていないときに第2の安全装置を無効化することができる。したがって、物品の入出庫経路及び搬出入経路に応じて必要な安全装置のみを有効化することができ、安全装置の消費電力を抑制することができる。
【0010】
例えば、本発明の一態様に係る自動倉庫システムは、複数の前記入出庫装置と、前記バックアップ電源と複数の前記入出庫装置とをそれぞれ接続する複数の前記第1の給電ラインと、複数の前記第1の給電ラインの各々を個別に開閉する複数の前記第1のスイッチと、を備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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