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公開番号2024082070
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195786
出願日2022-12-07
発明の名称コネクタ、及び、コネクタ対
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 13/56 20060101AFI20240612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】一対のハーフカバーから構成されるカバーにおけるハウジングへの保持力を向上可能なコネクタ、及び、コネクタ対を提供すること。
【解決手段】コネクタ1は、端子51と、端子収容室13を有するハウジング2と、ハウジング2を覆うように装着されるカバー6と、ハウジング2に装着されてハウジング2と相手側ハウジング81との嵌合を検知する嵌合検知部材4と、を備える。カバー6は、閉状態にて、互いに突き合わされてハウジング2を挟み込む一対のハーフカバー61,62と、一対のハーフカバー61,62を開閉自在に連結するヒンジ部63と、を有する。嵌合検知部材4は、ハウジング2と相手側ハウジング81とが嵌合されると、仮係止位置から本係止位置へと変位されるように構成され、本係止位置において、一方のハーフカバー61と当接して、カバー6の開きを規制する規制リブ47が設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端子と、前記端子を収容する端子収容室を有するハウジングと、前記ハウジングを覆うように装着されるカバーと、前記ハウジングに装着されて前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を検知する嵌合検知部材と、を備えたコネクタであって、
前記カバーは、
閉状態にて、互いに突き合わされて前記ハウジングを挟み込む一対のハーフカバーと、
一対のハーフカバーを開閉自在に連結するヒンジ部と、を有し、
前記嵌合検知部材は、
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが嵌合されると、仮係止位置から本係止位置へと変位されるように構成され、
前記本係止位置において、前記一対のハーフカバーの一方と当接して、前記カバーの開きを規制することになる規制リブが設けられる、
コネクタ。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記一対のハーフカバーの前記一方には、
前記ハウジングに設けられる係止リブに係止される溝状の係止溝と、前記規制リブと当接する当接部と、が前記嵌合検知部材の変位方向に並設され、
前記規制リブは、
前記嵌合検知部材が前記仮係止位置にあるとき、前記一対のハーフカバーにおける前記ハウジングの挟持方向において、前記係止リブと隣接するように配置される、
コネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のコネクタと、前記相手側ハウジングを有する相手側コネクタと、を備えたコネクタ対。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、及び、コネクタ対に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、端子と、端子収容室を有するハウジングと、ハウジングを覆うように装着されるカバーと、を備えたコネクタが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。従来のコネクタは、カバーが一対のハーフカバーを有し、この一対のハーフカバーが互いに突き合わされて組み合わされることで、ハウジングを挟み込むようにしてハウジングに装着されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-170663号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来のコネクタは、一対のハーフカバーにそれぞれ係止部が設けられており、これらが係止されることで、互いに組み合わされるように構成されている。しかしながら、コネクタ(特にカバー)に外力が加わった場合、一対のハーフカバーの係止が解除されるおそれがあり、これにより、ハウジングからカバーが外れるおそれがある。このため、ハウジングへのカバーの保持力の観点から、従来のコネクタには改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、一対のハーフカバーから構成されるカバーにおけるハウジングへの保持力を向上可能なコネクタ、及び、コネクタ対を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、下記を特徴としている。
【0007】
端子と、前記端子を収容する端子収容室を有するハウジングと、前記ハウジングを覆うように装着されるカバーと、前記ハウジングに装着されて前記ハウジングと相手側ハウジングとの嵌合を検知する嵌合検知部材と、を備えたコネクタであって、
前記カバーは、
閉状態にて、互いに突き合わされて前記ハウジングを挟み込む一対のハーフカバーと、
一対のハーフカバーを開閉自在に連結するヒンジ部と、を有し、
前記嵌合検知部材は、
前記ハウジングと前記相手側ハウジングとが嵌合されると、仮係止位置から本係止位置へと変位されるように構成され、
前記本係止位置において、前記一対のハーフカバーの一方と当接して、前記カバーの開きを規制することになる規制リブが設けられる、
コネクタであること。
【0008】
更に、前述した目的を達成するために、本発明に係る対は、下記を特徴としている。
【0009】
上記コネクタと、上記相手側ハウジングを有する相手側コネクタと、を備えたコネクタ対。
【発明の効果】
【0010】
上記構成のコネクタ、及び、コネクタ対によれば、ハウジングを覆うように装着されるカバーは一対のハーフカバーから構成され、また、ハウジングに装着される嵌合検知部材には規制リブが設けられる。そして、嵌合検知部材が本係止位置にあるとき、規制リブが一対のハーフカバーの一方と当接することで開方向への変位を規制することになる。これにより、上記構成のコネクタ、及び、コネクタ対は、ハウジングへのカバーの保持力を向上できる。
(【0011】以降は省略されています)

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