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公開番号2024080517
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193783
出願日2022-12-02
発明の名称情報処理装置、制御装置、生成方法、制御装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G05B 19/05 20060101AFI20240606BHJP(制御;調整)
要約【課題】流路構造を備えた装置に実行させる工程について、作業者が設けるべき制約条件を容易に設定し、流路構造における経路中の意図せぬ流体の混合を防止することが可能なプログラムを生成する情報処理装置などを提供する。
【解決手段】情報処理装置は、複数の流路を含む流路構造を備えた装置に複数の工程を実行させるためのプログラムを生成する処理部を備え、処理部は、流路構造を表す機器情報と、複数の工程において流路構造の中で用いられる流路とに基づき複数の流路設定情報を生成し、複数の流路設定情報に基づき、所定の流路に対するインターロック制御のためのインターロック制御情報を生成し、インターロック制御情報に基づきインターロック制御を付加したプログラムを生成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の流路を含む流路構造を備えた装置に複数の工程を実行させるためのプログラムを生成する処理部を備え、
前記処理部は、
前記流路構造を表す機器情報と、前記複数の工程において前記流路構造の中で用いられる流路とに基づき複数の流路設定情報を生成し、
前記複数の流路設定情報に基づき、所定の流路に対するインターロック制御のためのインターロック制御情報を生成し、
前記インターロック制御情報に基づき前記インターロック制御を付加した前記プログラムを生成する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記所定の流路は、少なくとも2つの流路が重複する重複流路である
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記重複流路に互いに異なる流体が流れる場合に前記インターロック制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記機器情報は、前記流路構造における機器が流路を切り替える切替属性を有するか否かを示す切替属性情報を含み、
前記処理部は、
前記切替属性情報を含む前記複数の流路設定情報を生成し、
前記切替属性情報を含む前記複数の流路設定情報に基づき前記インターロック制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部は、前記切替属性を有する複数の前記機器について、前記インターロック制御が作動するときに動作する一の機器と、前記一の機器と排他制御される他の機器との関係を示す情報を含む前記インターロック制御情報を生成する
ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
表示部と、入力部とを備え、
前記処理部は、前記インターロック制御情報を前記表示部に表示させ、前記インターロック制御の有効化または無効化を設定する入力を前記入力部から受ける
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部は、前記重複流路に互いに異なる流体が流れる場合において、前記複数の工程における所定の工程について実施の有無を示すフラグに基づき前記インターロック制御を前記プログラムに付加する
ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記所定の工程は、配管の洗浄工程である
ことを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記処理部は、前記装置を制御する制御装置が実行可能なプログラムを生成する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記制御装置は、プログラマブルロジックコントローラであり、
前記プログラムは、前記プログラマブルロジックコントローラが実行可能なラダープログラムである
ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御装置、生成方法、制御装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、水処理システムや化学プラントをはじめとして、流体を取り扱う分野では、ポンプ、バルブ、管、タンク、反応槽などからなる流路構造を備えた装置が知られている。こうした装置では、流体材料を用いて種々の化学的処理や物理的処理が実行されるが、その処理内容に応じて流体材料の流路を適時に開閉あるいは変更する必要がある。装置の動作を自動化するためには、ポンプやバルブなどの動作をコンピュータにより制御可能な装置構成にして、コンピュータが実行する制御プログラムを予め準備する必要がある。
【0003】
ところで、こうした装置の制御プログラムの作成や実装を全て人手で行うと、長い時間を要したり、ミスが発生し易くなったりするという問題がある。
【0004】
そこで、特許文献1には、シンボル化された制御対象機器の情報と、入出力信号リストと、制御対象機器の運転遷移の条件とを定義した設定データをもとに、自動で制御プログラムを実装する手法が公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-198237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年では、こうした装置の多機能化や処理内容の複雑化にともない、流路構造は複雑化する傾向がある。そして、装置が行う処理工程において、各処理工程で流路が重複し、意図せぬ流体材料の混合が問題となる場合がある。
【0007】
例えば、装置の流路構造内に、タンクAに貯留された流体材料Aを反応槽Bに移動させ得る経路として経路1が、タンクBに貯留された流体材料Bを反応槽Bに移動させ得る経路として経路2が存在するものとする。経路1と経路2は、それぞれのタンクA、Bから反応槽Bまでの経路が一部重複している。ここで、経路1と経路2を用いる処理工程を同時に実施した場合、重複した経路中で意図せぬ流体材料の混合が生じ、製品が適切に製造されないおそれがある。
【0008】
特許文献1に開示された手法では、制御対象機器の情報、入出力信号リストおよび制御対象機器の運転遷移の条件を定義した設定データをもとに、自動で制御プログラムを実装している。しかしながら、特許文献1に開示された手法では、設定データを作成する段階において各処理工程に設ける制約条件については検討されていない。
【0009】
したがって、流路構造を備えた装置を制御するためのプログラムを生成する特許文献1に記載されるような手法においては、装置に実行させる工程について作業者が設けるべき制約条件を容易に設定し得なかった。
【0010】
本発明の目的は、流路構造を備えた装置に実行させる工程について、作業者が設けるべき制約条件を容易に設定し、流路構造における経路中の意図せぬ流体の混合を防止することが可能なプログラムを生成する情報処理装置などを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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