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公開番号2024080483
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193719
出願日2022-12-02
発明の名称防爆装置及び破砕方法
出願人株式会社Sakatec
代理人弁理士法人柳野国際特許事務所
主分類F42D 5/045 20060101AFI20240606BHJP(弾薬;爆破)
要約【課題】破砕対象物を爆破した際に破砕対象物の破片を緩衝板に衝突させることにより、防爆箱が受ける損傷を緩和することが可能となる、防爆装置及び破砕方法を提供する。
【解決手段】防爆装置1は、破砕対象物である岩石Rを爆破により破砕する際に、破砕された破砕対象物の飛散を抑止するための装置であって、複数の側板22と天板21とを備えて破砕対象物の上方から被覆する防爆箱2と、側板22から外方に延出されるスカート部材3と、防爆箱2の内周面に貼付された緩衝板4と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
破砕対象物を爆破により破砕する際に、破砕された破砕対象物の飛散を抑止するための防爆装置であって、
複数の側板と天板とを備えて破砕対象物の上方から被覆する防爆箱と、
前記側板から外方に延出されるスカート部材と、
前記防爆箱の内周面に貼付された緩衝板と、を備える、防爆装置。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記緩衝板の表面が樹脂化合物により被覆される、請求項1に記載の防爆装置。
【請求項3】
前記防爆箱の一部には、前記防爆箱の内部と外部とを連通する通気孔が形成される、請求項2に記載の防爆装置。
【請求項4】
前記防爆箱の上面に緩衝装置が設けられる、請求項3に記載の防爆装置。
【請求項5】
請求項4に記載の防爆装置における緩衝装置を重機により押圧した状態で破砕対象物を爆破する、破砕方法。
【請求項6】
破砕対象物の周囲に複数個の土嚢を配置し、
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の防爆装置を、破砕対象物と前記土嚢とに被せた状態で破砕対象物を爆破する、破砕方法。
【請求項7】
非火薬破砕材を用いて破砕対象物を爆破する、請求項6に記載の破砕方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、岩盤や岩石を爆破により破砕する際に破砕対象物の破片の飛散を抑止するための防爆装置、及び、この防爆装置を用いた破砕方法に関する。
続きを表示(約 850 文字)【背景技術】
【0002】
従来、破砕対象物を爆破する際に破砕対象物の破片の飛散を抑止するための防護材が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-78516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のような防護材において、破砕対象物の破片の飛散を抑止した際に、防護材に加わる衝撃によって防護材が損傷する場合があった。このため、破砕を行う度に防護材の交換又は修理を行う必要があり、作業効率が悪くなっていた。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る防爆装置は、破砕対象物を爆破により破砕する際に、破砕対象物の破片の飛散を抑止するための防爆装置であって、複数の側板と天板とを備えて破砕対象物の上方から被覆する防爆箱と、前記側板から外方に延出されるスカート部材と、前記防爆箱の内周面に貼付された緩衝板と、を備える。
【0006】
この構成によれば、破砕対象物を爆破した際に破砕対象物の破片が緩衝板に衝突するため、防爆箱の損傷を緩和することができる。このため、破砕を行う度に防爆装置の交換又は修理を行う必要がなく、作業効率を向上させることができる。
【0007】
また、前記緩衝板の表面が樹脂化合物により被覆されることが好ましい。
【0008】
この構成によれば、緩衝板の強度を高めることが可能となる。
【0009】
また、前記防爆箱の一部には、前記防爆箱の内部と外部とを連通する通気孔が形成されることが好ましい。
【0010】
この構成によれば、爆破の際の爆風を防爆箱の外部に逃がすことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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