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公開番号2024143512
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2023056235
出願日2023-03-30
発明の名称柄製品、火薬製品及び花火製品
出願人個人
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類F42B 4/20 20060101AFI20241003BHJP(弾薬;爆破)
要約【課題】 生じるゴミの量を少なくとも部分的に抑えるように構成された、手持ち花火を構成する柄製品、火薬製品、及び/又は、柄製品と火薬製品とを含む花火製品を提供する。
【解決手段】 一実施形態に係る柄製品は、「火薬製品に取り付けられることにより、該火薬製品と協働して花火製品を形成する柄製品であって、ユーザにより把持される棒状部材と、該棒状部材の一端に取り付けられ、前記火薬製品の火薬を収容した筒状を呈する一端を収容して支持するように設けられた或る筒状部材と、を具備する」ことができる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
火薬製品に取り付けられることにより、該火薬製品と協働して花火製品を形成する柄製品であって、
ユーザにより把持される棒状部材と、
該棒状部材の一端に取り付けられ、前記火薬製品の火薬を収容した筒状を呈する一端を収容して支持するように設けられた或る筒状部材と、
を具備することを特徴とする柄製品。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記或る筒状部材が、該或る筒状部材の一端において前記棒状部材の前記一端を収容し、該或る筒状部材の他端において前記火薬製品の前記一端を収容する、ように構成される、請求項1に記載の柄製品。
【請求項3】
前記或る筒状部材が、該或る筒状部材の前記他端において該或る筒状部材の延設方向に沿って延びる、少なくとも1つの切り欠きを含み、
該少なくとも1つの切り欠きは、前記或る筒状部材が前記火薬製品を受け入れるときに、該或る筒状部材における該少なくとも1つの切り欠きを囲む一方の端面と該一方の端面に対向する他方の端面との間の距離が増加することを許容する、請求項2に記載の柄製品。
【請求項4】
前記或る筒状部材が、該或る筒状部材の外部と該或る筒状部材に収容された前記火薬製品の外面とを連通させ、該外面に向かって空気を通す少なくとも1つの第1の空気孔を含む、請求項2に記載の柄製品。
【請求項5】
前記或る筒状部材が、該或る筒状部材に収容された前記火薬製品の端面に隣接する位置において、前記少なくとも1つの第1の空気孔を含む、請求項4に記載の柄製品。
【請求項6】
前記或る筒状部材の外面を覆い、該外面から距離をおいて設けられることにより、該外面との間に空気の層を形成する、外側の筒状部材と、
前記或る筒状部材の前記外面に交差する方向に延びて板状を呈し、前記或る筒状部材と前記外側の筒状部材とを接続する接続部材と、
をさらに具備する、請求項1に記載の柄製品。
【請求項7】
前記接続部材が、該接続部材の一方の面と該一方の面とは反対側の他方の面とを連通させ、外部から前記空気の層に向かって空気を通す、少なくとも1つの第2の空気孔を含む、請求項6に記載の柄製品。
【請求項8】
前記接続部材が、前記少なくとも1つの第2の空気孔として、周方向に沿って距離をおいて配置された複数の第2の空気孔を含む、請求項7に記載の柄製品。
【請求項9】
前記棒状部材に取り付けられ、前記外側の筒状部材の外面から距離をおいて該外面に沿って延びるカバー部材、をさらに具備する、請求項6に記載の柄製品。
【請求項10】
前記カバー部材が、前記外側の筒状部材の前記外面に対して螺旋状に延びる、請求項9に記載の柄製品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本件出願に開示された技術は、一般的なユーザにより把持され着火される花火(手持ち花火といわれる)を構成する製品に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術に係る手持ち花火として、実用新案登録第3169725号公報(特許文献1)に開示された手持ち花火が知られている。特許文献1に開示された手持ち花火は、竹又は針金により形成された柄棒と、火薬を充填した薬筒と、薬筒の先端に取り付けられた導火紙片と、を含む。特許文献1によれば、導火紙片に着火することにより生じた火が、導火紙片から薬筒に充填された火薬に燃え移ることにより、薬筒から火花が噴射するものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3169725号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された手持ち花火を含む、従来技術に係る手持ち花火にあっては、ユーザにより把持される柄部は、不燃性の材料(例えば金属)又は可燃性の材料であっても全体が容易には完全に燃焼し切らない材料(例えば木)により形成される。したがって、薬筒に充填された火薬がすべて燃焼し尽くした後には、柄部は少なくとも部分的には燃焼することなく残存する。
【0005】
このような手持ち花火が、公園、河原、キャンプ場及び/又はバーベキュー会場等において多くのユーザにより使用されたときには、燃焼することなく残存した柄部が、大量のゴミとして放棄される、という問題が生じている。
【0006】
そこで、本件出願に開示された技術は、生じるゴミの量を少なくとも部分的に抑えるように構成された、手持ち花火を構成する柄製品、火薬製品、及び/又は、柄製品と火薬製品とを含む花火製品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る柄製品は、「火薬製品に取り付けられることにより、該火薬製品と協働して花火製品を形成する柄製品であって、ユーザにより把持される棒状部材と、該棒状部材の一端に取り付けられ、前記火薬製品の火薬を収容した筒状を呈する一端を収容して支持するように設けられた或る筒状部材と、を具備する」ことができる。
【0008】
一態様に係る火薬製品は、「柄製品に取り付けられることにより、該柄製品と協働して花火製品を形成する火薬製品であって、当該火薬製品の一端を少なくとも形成し、可燃性材料により形成され火薬を収容する筒状部材、を具備し、ユーザにより把持される柄部を欠く」ことができる。
【発明の効果】
【0009】
本件出願に開示された技術によれば、生じるゴミの量を少なくとも部分的に抑えるように構成された、手持ち花火を構成する柄製品、火薬製品、及び/又は、柄製品と火薬製品とを含む花火製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係る柄製品の構成の一例を模式的に示す斜視図である。
図2は、図1に示した柄製品を別の視点からみて模式的に示す斜視図である。
図3は、図1に示した柄製品の構成を模式的に示す側面図である。
図4(a)は、図1に示した柄製品に含まれる棒状部材の構成の一例を模式的に示す正面図であり、図4(b)は、図1に示した柄製品に含まれる棒状部材の構成の一例を模式的に示す側面図である。
図5(a)は、図1に示した柄製品に含まれる支持部材の構成の一例を模式的に示す側面図であり、図5(b)は、図1に示した柄製品に含まれる棒状部材の構成の一例を模式的に示す正面図である。
図6(a)は、図5に示した支持部材200に含まれる或る筒状部材210の構成の一例を模式的に示す側面図であり、図6(b)は、図5に示した筒状部材210の構成の一例を模式的に示す正面図である。
図7(a)は、図5に示した支持部材200にオプションとして含まれる外側の筒状部材220及び接続部材230の構成の一例を模式的に示す側面図であり、図7(b)は、図5に示した支持部材200にオプションとして含まれる外側の筒状部材220及び接続部材230の構成の一例を模式的に示す正面図である。
図8(a)は、図1に示した柄製品にオプションとして含まれるカバー部材300の構成の一例を模式的に示す側面図であり、図8(b)は、図1に示した柄製品にオプションとして含まれるカバー部材300の構成の一例を模式的に示す正面図である。
図9は、一実施形態に係る火薬製品の構成の一例を模式的に示す断面図である。
図10は、別の実施形態に係る火薬製品の構成の一例を模式的に示す断面図である。
図11は、さらに別の実施形態に係る火薬製品の構成の一例を模式的に示す断面図である。
図12は、さらに別の実施形態に係る火薬製品の構成の一例を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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