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公開番号2024080286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022193346
出願日2022-12-02
発明の名称計測装置
出願人パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 5/26 20210101AFI20240606BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】回路構成を簡易にすることができる計測装置を提供する。
【解決手段】計測装置1は、車両3のステアリングホイール10に設けられる一対のセンサ電極20と、一対のセンサ電極20の出力電圧に基づいて、心拍信号を出力する制御回路40とを備える。そして、制御回路40は、一対のセンサ電極20の出力電圧が検出範囲の上限値及び下限値のうちの少なくとも一方に達したか否かに基づいて、運転者の手によるステアリングホイール10に対する把持を検出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両のステアリングホイールに設けられる一対のセンサ電極と、
前記一対のセンサ電極の出力電圧に基づいて、心拍信号を出力する制御回路とを備え、
前記制御回路は、前記一対のセンサ電極の出力電圧が検出範囲の上限値及び下限値のうちの少なくとも一方に達したか否かに基づいて、運転者の手による前記ステアリングホイールに対する把持を検出する
計測装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記一対のセンサ電極のうちの一方と対応するように、前記ステアリングホイールに設けられるグランド電極をさらに備える
請求項1に記載の計測装置。
【請求項3】
前記制御回路は、第1の所定期間における前記一対のセンサ電極の出力電圧が所定の閾値範囲内の場合、前記ステアリングホイールに対する非把持であると検出する
請求項1又は2に記載の計測装置。
【請求項4】
前記制御回路は、第2の所定期間における、前記一対のセンサ電極の出力電圧が前記検出範囲の上限値及び下限値のうちの少なくとも一方に複数回達した場合、運転者の手による前記ステアリングホイールに対する把持であると検出する
請求項3に記載の計測装置。
【請求項5】
前記制御回路は、把持を検出した後、第3の所定期間における前記一対のセンサ電極の出力電圧の移動平均値が所定範囲内の場合、前記一対のセンサ電極の出力電圧に基づく心拍信号を出力する
請求項4に記載の計測装置。
【請求項6】
前記制御回路は、把持を検出した後、第4の所定期間の出力電圧が所定の第2閾値範囲内であると判定した場合、非把持であると検出する
請求項5に記載の計測装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、計測装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ステアリングホイールに設けられた第一誘導電極及び第二誘導電極と、ステアリングホイールに設けられた第一基準電極及び第二基準電極と、被験者の心電波形を検出する心電検出手段と、第一誘導電極及び第二誘導電極への被験者の接触の状態を検知する接触検知手段とを備えた心電計が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-52138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の心電計では、第一誘導電極及び第二誘導電極からの信号が、心電検出手段と接触検知手段とに分けて入力されるため、心電検出手段及び接触検知手段を備えることとなり、回路構成が複雑になってしまうという課題がある。
【0005】
そこで、本開示は、回路構成を簡易にすることができる計測装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る計測装置は、車両のステアリングホイールに設けられる一対のセンサ電極と、前記一対のセンサ電極の出力電圧に基づいて、心拍信号を出力する制御回路とを備え、前記制御回路は、前記一対のセンサ電極の出力電圧が検出範囲の上限値及び下限値のうちの少なくとも一方に達したか否かに基づいて、運転者の手による前記ステアリングホイールに対する把持を検出する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の計測装置によれば、回路構成を簡易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態に係る計測装置を示す模式図である。
図2は、実施の形態に係る計測装置を示すブロック図である。
図3は、出力電圧、心電波形、把持信号及び非把持信号を示す図である。
図4は、実施の形態に係る計測装置を示すフローチャートである。
図5は、実施の形態に係る計測装置を示す別のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本開示を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0010】
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(【0011】以降は省略されています)

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