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公開番号2024027219
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022129826
出願日2022-08-17
発明の名称電子機器
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類A61B 7/04 20060101AFI20240222BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ハムノイズの混入を防止可能な手段を提供すること。
【解決手段】聴診器1(電子機器)は、回路と、回路を収容する筐体2と、筐体2に設けられ、外部に露出したアースプレート6と、を備える。聴診器1は、回路が載置される基板をさらに備える。筐体2は、基板を収容している。アースプレート6は、基板の回路が載置された側であって、回路を囲う位置に設けられている。筐体2は、人体に接触する接触面に対して、略垂直な方向に延びる側壁2a、2bを有している。アースプレート6は、側壁2a、2bに設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
回路と、
前記回路を収容する筐体と、
前記筐体に設けられ、外部に露出したアースプレートと、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記回路が載置される基板をさらに備え、
前記筐体は、前記基板を収容し、
前記アースプレートは、前記基板の前記回路が載置された側であって、前記回路を囲う位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記筐体は、対象物に接触する接触面に対して、略垂直な方向に延びる側壁を有し、
前記アースプレートは、前記側壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記筐体は、対象物に接触する接触面に対して、略垂直な方向に延びる側壁を有し、
前記側壁は、接触面側に凹んでいることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
前記アースプレートは、前記側壁の凹んだ部分に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
【請求項6】
前記筐体は、対象物に接触する接触面と対向する上壁を有し、
前記アースプレートは、前記上壁に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項7】
ピエゾ素子をさらに備え、
前記回路には、前記ピエゾ素子からの信号が入力されることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項8】
前記回路は、前記ピエゾ素子からの信号を増幅する増幅器を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項9】
聴診器であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項10】
前記基板は、GND層を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
聴診器の中には、マイク等のセンサーにより電子的に心音等の音を採取し、採取した音を増幅し、増幅した音を医師等に聴取させる、いわゆる電子聴診器と呼ばれるものがある(例えば、特許文献1参照。)。また、心電図を計測するための心電計がある。電子聴診器においては、生体音(聴診音)を取得するため、また、心電計においては、心電図を取得するため、人体に近づけられる。これら電子機器(電子聴診器、心電計)には、電子回路が含まれているため、電子回路が人体近くに位置すると、電灯線のハムノイズ等、周囲環境からのノイズが問題となる場合がある。この原因は、(1)電子回路と周囲の電位の変動とが、電磁的に結合すること、また、センサーが含まれている場合、(2)センサーの入力回路は、ハイインピーダンスの入力回路となっていること、等である。
【0003】
人体に接触させて測定し、生体音を取得する電子聴診器においては、例えば、ピエゾ素子が用いられており、特に、ハイインピーダンスのピエゾ素子を含む回路において、ノイズが顕著となる。
【0004】
心電計のように、人体の電位そのものを測定する機器では、アースを個別のクリップでとったり、GNDプレートを設けたりしている(特許文献2の段落0018には、GND電極が設けられていることが記載されている。)。ここで、直接、人体の電位を測定しない電子聴診器には、GNDプレートは、設けられていない。しかしながら、ハイインピーダンス入力の増幅器を人体に近づけることによるハムノイズの混入は避けられない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2004-242849号公報
特開2021-078596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、電子機器が人体に近づけられた場合、ハムノイズが混入するという問題がある。
【0007】
本発明の目的は、ハムノイズの混入を防止可能な手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1の発明の電子機器は、回路と、前記回路を収容する筐体と、前記筐体に設けられ、外部に露出したアースプレートと、を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明では、アースプレートは、筐体に設けられ、外部に露出している。電子機器の使用者が、電子機器を人体に近づけようとしたとき、筐体を手で握って、電子機器を人体に近づけるため、必然的に手がアースプレートに接触する。これにより、ハムノイズの混入を防止することができる。
【0010】
ここで、「アースプレート」とは、「アース」をとるためのプレートを意味しているが、「グラウンド(GND)」をとるための「グラウンド(GND)プレート」を含む概念である。
(【0011】以降は省略されています)

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