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公開番号2024078904
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191515
出願日2022-11-30
発明の名称CPAP装置
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人 楓国際特許事務所
主分類A61M 16/00 20060101AFI20240604BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】センサの冷却効果を高めたCPAP装置を実現する。
【解決手段】
CPAP装置10は、筐体20、通気管50、送風機80、および、センサSを備える。筐体20は、第1開口281および第2開口291を有する。通気管50は、筐体20の内部に配置され、第1開口281に連通する吸気口OP51、および、排気口OP52を有する。センサSは、通気管50の内部空間を通る気体の温度または湿度を計側する。通気管50は、通気管50の壁から外方に突起する箱体52と、箱体52の内部に形成された壁53とを備える。壁53は、それぞれが通気管50の内部空間に連通する空間SP521、空間SP522、および、空間SP521と空間SP522とを連通する空間SP523を形成する形状で、箱体52に配置される。センサSは、箱体52の壁に配置されている。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1開口および第2開口を有する筐体と、
前記筐体の内部に配置され、前記第1開口に連通する吸気口、および、排気口を有する通気管と、
前記筐体の内部に配置され、前記排気口から流入した気体を前記第2開口に導く送風機と、
前記通気管の内部空間を通る気体の温度または湿度を計測するセンサと、
を備え、
前記通気管は、前記通気管の壁から外方に突起する凸部を有し、前記凸部の内部に形成された分流壁とを備え、
前記分流壁は、少なくとも一部が前記凸部の内部に位置し、前記凸部を形成する凸部形成壁と共に第1連通口と第2連通口とを形成し、前記第1連通口と前記第2連通口とが前記凸部の内部で連通可能となるよう配置され、 前記センサは、前記凸部形成壁に配置されている、
CPAP装置。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記分流壁は、前記通気管における主流路を形成する壁よりも内側の空間に突出する、
請求項1に記載のCPAP装置。
【請求項3】
前記分流壁は、前記突出の方向に対して直交する両端において、前記凸部形成壁に接続する、
請求項1に記載のCPAP装置。
【請求項4】
前記分流壁は平板面を有する板形状を有し、前記分流壁の平板面は、前記凸部が接続する位置での前記通気管の延びる方向に対して直交する、
請求項1に記載のCPAP装置。
【請求項5】
前記分流壁は、前記通気管における前記排気口よりも前記吸気口に近い位置に配置される、
請求項1に記載のCPAP装置。
【請求項6】
前記分流壁は、前記吸気口を正面視して、前記吸気口に重なっている、
請求項1または請求項5に記載のCPAP装置。
【請求項7】
前記分流壁は、前記吸気口を前記正面視して中心よりも前記排気口側の位置に配置される、
請求項6に記載のCPAP装置。
【請求項8】
前記凸部における前記センサが配置される凸部形成壁は、前記センサが実装される回路基板であり、
前記回路基板は、前記センサの周囲に溝を有する、
請求項1に記載のCPAP装置。
【請求項9】
前記通気管は、前記吸気口の開口面積より小さい開口面積の狭小部を有し、
前記分流壁は、前記狭小部よりも上流側に設ける、
請求項1に記載のCPAP装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、温度および湿度を制御した気体をユーザに供給するCPAP装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加湿装置が記載されている。特許文献1の加湿装置は、プリント配線基板上に湿度センサを装着している。
【0003】
プリント配線基板は、凸形状部を有しており、温度センサは、凸形状部に装着されている。加湿装置の通風路は、凸形状部を囲むように形成されている。
【0004】
また、現在、温度および湿度を制御した気体をユーザに供給する装置として、CPAP(持続陽圧呼吸療法)装置が実用化されている。CPAP装置が送出した気体は、ユーザの口、鼻を通じて、呼吸器に直接供給される。このため、十分な温度および湿度管理が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-170762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の加湿装置では、温度または湿度を計測するセンサに当たる気流が小さい。このため、センサは、十分に冷却されず、温度や湿度の測定誤差は、大きくなることがあった。このため、特許文献1に記載の加湿装置の機構をそのままCPAP装置に適用しても、十分な温度および湿度管理を行えない。
【0007】
したがって、本発明の目的は、センサの冷却効果を高めたCPAP装置を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明のCPAP装置は、筐体、通気管、送風機、および、センサを備える。筐体は、第1開口および第2開口を有する。通気管は、筐体の内部に配置され、第1開口に連通する吸気口、および、排気口を有する。送風機は、筐体の内部に配置され、排気口から流入した気体を第2開口に導く。センサは、通気管の内部空間を通る気体の温度または湿度を計測する。
【0009】
通気管は、通気管の壁から外方に突起する凸部と、該凸部の内部に形成された分流壁とを備える。分流壁は、少なくとも一部が凸部の内部に位置し、凸部を形成する凸部形成壁と共に第1連通口と第2連通口とを形成し、第1連通口と第2連通口とが凸部の内部で連通可能となるよう配置される。センサは、凸部形成壁に配置されている。
【0010】
この構成では、通気管の主空間を流れる気体の一部は、凸部の内部を通じて、主空間に戻る。これにより、凸部を形成する壁に平行な気流が発生する。この気流によって、センサは冷却される。すなわち、CPAP装置は、CPAP装置としての機能に利用する気流の一部を分流して、センサの冷却に利用できる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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