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公開番号2024027214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022129821
出願日2022-08-17
発明の名称電子機器
出願人オンキヨー株式会社
代理人
主分類A61B 7/04 20060101AFI20240222BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ピエゾ素子のサイズを大きくすることなく、ピエゾ素子の感度を上げる手段を提供すること。
【解決手段】聴診器1(電子機器)は、ピエゾ素子3と、ピエゾ素子3が取り付けられる被取付部材4(第1部材)と、被取付部材4とピエゾ素子3との間に介在し、被取付部材4とピエゾ素子3との間に空間を設けるワッシャ5(第2部材)と、を備える。ワッシャ5は、ピエゾ素子3の外縁の被取付部材4側に設けられている。ワッシャ5は、複数設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ピエゾ素子と、
前記ピエゾ素子が取り付けられる第1部材と、
前記第1部材と前記ピエゾ素子との間に介在し、前記第1部材と前記ピエゾ素子との間に空間を設ける第2部材と、
を備えることを特徴とする電子機器。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記第2部材は、前記ピエゾ素子の外縁の前記第1部材側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記第2部材は、複数設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項4】
前記第2部材は、ワッシャであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項5】
ピエゾ素子と、
前記ピエゾ素子が取り付けられる、可撓性を有する弾性体と、
を備えることを特徴とする電子機器。
【請求項6】
前記弾性体は、前記ピエゾ素子の振動方向に直交する方向において、前記ピエゾ素子よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
【請求項7】
前記ピエゾ素子は、略円盤形状であることを特徴とする請求項1又は5に記載の電子機器。
【請求項8】
聴診器であることを特徴とする請求項1又は5に記載の電子機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子機器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
聴診器の中には、マイク等のセンサーにより電子的に心音等の音を採取し、採取した音を増幅し、増幅した音を医師等に聴取させる、いわゆる電子聴診器と呼ばれるものがある(例えば、特許文献1参照。)。上述のセンサーとして、ピエゾ素子が使用される場合がある。電子聴診器に使用されるピエゾ素子のサイズが大きければ大きいほど、感度も上がる。しかしながら、電子聴診器は、凹凸がある人体に接触して使用されるため、ピエゾ素子のサイズ(円形であれば、直径)が大きすぎると、電子聴診器が人体に接触しにくくなり、感度が下がる、という相反する課題がある。
【0003】
一般的には、ある程度の大きさのピエゾ素子が用いられ、ピエゾ素子からの信号が、電気的に増幅器(アンプ)によって増幅されるという方法がとられていることが多い。その結果、心音等の生体音とノイズとのS/N比が低下するという課題がある。このため、S/N比を少しでも向上させようと、外来ノイズ低減用のノイズキャンセル機能等が搭載されている場合が多いと考えられる。しかしながら、電気的な処理が多く入ると、聴診音から、医師が判断するための細かな音のディテールが失われたり、聴診音が機械学習に用いられる場合、AIが特徴量として学習するための情報が失われたりする可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-242849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、電子聴診器等の電子機器に用いられるピエゾ素子は、サイズが大きければ大きいほど、感度は上がるが、ピエゾ素子のサイズが大きすぎると、電子聴診器が人体に接触しにくくなり、感度が下がる、という相反する課題がある。
【0006】
本発明の目的は、ピエゾ素子のサイズを大きくすることなく、ピエゾ素子の感度を上げる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明の電子機器は、ピエゾ素子と、前記ピエゾ素子が取り付けられる第1部材と、前記第1部材と前記ピエゾ素子との間に介在し、前記第1部材と前記ピエゾ素子との間に空間を設ける第2部材と、を備えることを特徴とする。
【0008】
本発明では、第2部材は、ピエゾ素子が取り付けられる第1部材との間に介在し、第1部材とピエゾ素子との間に空間を設けている。この空間によって、ピエゾ素子が撓みやすくなるため、ピエゾ素子のサイズを大きくすることなく、ピエゾ素子の感度を上げることができる。
【0009】
第2の発明の電子機器は、第1の発明の電子機器において、前記第2部材は、前記ピエゾ素子の外縁の前記第1部材側に設けられていることを特徴とする。
【0010】
本発明では、第2部材は、ピエゾ素子の外縁の第1部材側に設けられている。これにより、ピエゾ素子がより撓みやすくなるため、ピエゾ素子の感度が、より向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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