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公開番号2024078747
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191263
出願日2022-11-30
発明の名称入力検出装置、入力検出方法、及び入力検出プログラム
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/041 20060101AFI20240604BHJP(計算;計数)
要約【課題】表示パネルに対する入力操作の入力位置の検出精度を向上させることが可能な入力検出装置、入力検出方法、及び入力検出プログラムを提供する。
【解決手段】表示装置は、入力操作による表示パネルの静電容量の変化を検出する容量検出処理部と、前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得する画像取得処理部と、前記容量検出処理部により検出される前記静電容量の変化と、前記画像取得処理部により取得される前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する位置検出処理部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出する入力検出装置であって、
前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出する容量検出処理部と、
前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得する画像取得処理部と、
前記容量検出処理部により検出される前記静電容量の変化と、前記画像取得処理部により取得される前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する位置検出処理部と、
を備える入力検出装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記撮像画像に基づいて、前記表示パネルに対する前記入力手段の位置と、前記入力手段の形状とを特定する特定処理部をさらに備え、
前記特定処理部により、前記入力手段のうち前記表示パネルに最も近い第1部位と、前記入力手段のうち前記第1部位よりも前記表示パネルから遠い第2部位とが特定された場合に、前記位置検出処理部は、前記第1部位に対応する前記静電容量の変化に基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する、
請求項1に記載の入力検出装置。
【請求項3】
前記位置検出処理部は、前記第2部位に対応する前記静電容量の変化をキャンセルして、前記第1部位に対応する前記静電容量の変化のみに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する、
請求項2に記載の入力検出装置。
【請求項4】
前記撮像画像に基づいて、前記表示パネルに対する前記入力手段の位置を特定する特定処理部をさらに備え、
前記位置検出処理部は、前記特定処理部により特定される前記入力手段の位置に対応する前記表示パネルの判定領域を設定し、当該判定領域の前記静電容量の変化に基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する、
請求項1に記載の入力検出装置。
【請求項5】
前記表示パネルに配置された複数の電極のうち前記判定領域に含まれる第1電極を駆動し、かつ、前記複数の電極のうち前記判定領域に含まれない第2電極の駆動を停止して、前記第1電極に対応する前記静電容量の変化に基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する、
請求項4に記載の入力検出装置。
【請求項6】
前記表示パネルのノイズを除去して、前記表示パネルの静電容量の変化を示す容量分布を平滑化するキャリブレーション処理を実行するキャリブレーション処理部をさらに備え、
前記キャリブレーション処理部は、前記表示パネルと前記入力手段との間の距離が閾値以上の場合に前記キャリブレーション処理を実行し、前記距離が前記閾値未満の場合に前記キャリブレーション処理を実行しない、
請求項1~5のいずれかに記載の入力検出装置。
【請求項7】
前記キャリブレーション処理部は、前記距離が前記閾値以上、かつ、前記距離が前記閾値以上の状態になってから所定時間が経過した場合に、前記キャリブレーション処理を実行する、
請求項6に記載の入力検出装置。
【請求項8】
表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出する入力検出方法であって、
前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出することと、
前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得することと、
前記静電容量の変化と前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出することと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する入力検出方法。
【請求項9】
表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出する入力検出プログラムであって、
前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出することと、
前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得することと、
前記静電容量の変化と前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出することと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための入力検出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示パネルに対する入力手段の入力位置を検出する入力検出装置、入力検出方法、及び入力検出プログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、表示パネルの表示画面に対して非接触で指示操作などの入力操作(画面操作)を行なうことが可能な表示装置が知られている。また、静電容量方式のタッチパネルを用いて非接触による指示操作(ホバー操作)を行うシステムにおいて、ユーザーの意図しない操作による動作を防止するために、指示体(例えばユーザーの指)が占める領域の扁平率が閾値より小さい場合に当該領域の中心の座標を有効とし、扁平率が閾値より大きい場合に当該領域の中心の座標を無効とする技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-178868号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術では、タッチパネルと指示体との間の距離が大きいと入力位置を正確に検出することが困難になる。また、タッチパネルから離れた指示体を検出可能にするために、複数の電極(ドライブ電極)を互いに接続させて電極ブロックを形成し、電極ブロックごとに駆動信号を入力する構成も考えられるが、この構成では、電極ブロックごとに入力位置を検出するため、電極ごとに入力位置を検出する構成と比較して分解能が低くなり位置検出精度が低下する。
【0005】
本開示の目的は、表示パネルに対する入力操作の入力位置の検出精度を向上させることが可能な入力検出装置、入力検出方法、及び入力検出プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様に係る入力検出装置は、表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出する。前記入力検出装置は、容量検出処理部と画像取得処理部と位置検出処理部とを備える。前記容量検出処理部は、前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出する。前記画像取得処理部は、前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得する。前記位置検出処理部は、前記容量検出処理部により検出される前記静電容量の変化と、前記画像取得処理部により取得される前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出する。
【0007】
本開示の他の態様に係る入力検出方法は、表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出する方法である。前記入力検出方法では、前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出することと、前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得することと、前記静電容量の変化と前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出することと、を一又は複数のプロセッサーが実行する。
【0008】
本開示の他の態様に係る入力検出プログラムは、表示パネルに対する入力手段による入力操作の入力位置を検出するプログラムである。前記入力検出プログラムは、前記入力操作による前記表示パネルの静電容量の変化を検出することと、前記入力操作を行う前記入力手段を撮像する撮像部から撮像画像を取得することと、前記静電容量の変化と前記撮像画像とに基づいて、前記表示パネルに対する前記入力位置を検出することと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、表示パネルに対する入力操作の入力位置の検出精度を向上させることが可能な入力検出装置、入力検出方法、及び入力検出プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の実施形態に係る表示装置におけるホバー操作の一例を示す模式図である。
図3は、本開示の実施形態に係る表示装置におけるホバー操作の一例を示す模式図である。
図4は、本開示の実施形態に係るタッチセンサの構成を示す図である。
図5は、従来の表示装置における入力位置の検出方法の一例を示す模式図である。
図6は、本開示の実施形態の第1構成例に係る表示装置における入力位置の検出方法の一例を示す模式図である。
図7は、本開示の実施形態の第1構成例に係る表示装置で実行される入力検出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図8は、本開示の実施形態の第2構成例に係る表示装置における入力位置の検出方法の一例を示す模式図である。
図9は、本開示の実施形態の第2構成例に係る表示装置で実行される入力検出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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