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公開番号2024077907
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190141
出願日2022-11-29
発明の名称カーテン装置及びカーテン湾曲変形手段並びにカーテンのウエーブ形成用止着部材の取り付け位置変更方法
出願人株式会社サンゲツ,中部インテリア株式会社,株式会社米澤物産
代理人個人
主分類A47H 13/16 20060101AFI20240603BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】カーテンに磁石等の他物を後付けすることなく、カーテンの召合わせ側や、カーテンの側縁部分と窓開口部の側部等との間に隙間が発生するのを抑制する。
【解決手段】両開きカーテン3,3の召合わせ側の側縁部分の上端側の部分11に、カーテン湾曲変形手段12を介してU字状弾性変形部13を形成する。カーテン湾曲変形手段12は、前記上端側の部分11を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによってU字状弾性変形部13を形成する。カーテン湾曲変形手段12は、前記上端側の部分11に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フック5,5と、該吊下フック5,5相互を連結する間隔保持部材15とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
カーテンレールを摺動するランナーに吊下フックを介して吊下されるカーテンを備え、
前記カーテンの両側縁部分の少なくとも一方の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されており、
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されており、
又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成することを特徴とするカーテン装置。
続きを表示(約 3,000 文字)【請求項2】
同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された両開きの左右のカーテンを備え、
前記カーテンの夫々は、吊下フックを介して、カーテンレールを摺動するランナーに吊下されており、
各カーテンの召合わせ側の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されており、
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されており、
又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成することを特徴とするカーテン装置。
【請求項3】
同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された左右のカーテンを備え、
前記カーテンの夫々は、山部と谷部が交互に連なったウエーブが形成されており、該ウエーブを構成する該山部と該谷部との接続部で、吊下フックを介して、カーテンレールを摺動するランナーに吊下されており、
各カーテンの召合わせ側の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されており、
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されており、
又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成することを特徴とするカーテン装置。
【請求項4】
同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された左右のカーテンを備え、
前記カーテンの夫々は、山部と谷部が交互に連なったウエーブが形成されており、該ウエーブを構成する該山部と該谷部との接続部で、吊下フックを介して、カーテンレールを摺動するランナーに吊下されており、
各カーテンの召合わせ側の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されており、
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されており、
又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成し、
又、前記カーテンの上部分の裏面部において該上部分の延長方向に配置されるウエーブピッチ保持部材に所要間隔で装着されている止着部材の夫々が、対応する前記谷部の谷部先端部の裏面側に止着されることによって前記ウエーブが形成されていることを特徴とするカーテン装置。
【請求項5】
同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された左右のカーテンを備え、
前記カーテンの夫々は、山部と谷部が交互に連なったウエーブが形成されており、
該ウエーブを構成する該山部と該谷部との接続部で、吊下フックを介して、カーテンレールを摺動するランナーに吊下されており、該カーテンの左右方向両端部分は、端部に位置する前記接続部から、前記ウエーブの略1/4波長部分がカーテン裏側に向けて延長されており、
各カーテンの召合わせ側の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されており、
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されており、
又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成し、
前記カーテンの上部分の裏面部において該上部分の延長方向に配置される可撓性を有するウエーブピッチ保持部材に所要間隔で装着されている止着部材の夫々が、対応する前記谷部の谷部先端部の裏面側に止着されており、
並設された前記谷部の内の、前記召合わせ側とは反対側に存する端部の谷部の前記裏面側と、並設された前記接続部の内の、該反対側に存する端部の接続部の近傍部位とが、隣り合う前記谷部先端部間の長さの略3/4の長さを有する3/4ピッチ保持部材部で連結されていることを特徴とするカーテン装置。
【請求項6】
前記間隔保持部材は、非伸縮性の可撓性部材であり、その両端部が、隣り合う前記吊下フックに連結されていることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のカーテン装置。
【請求項7】
前記間隔保持部材は、非可撓性部材であり、その両端部が、隣り合う前記吊下フックに連結されていることを特徴とする請求項1~5の何れかに記載のカーテン装置。
【請求項8】
前記ウエーブピッチ保持部材は、紐状片乃至テープ状片からなる可撓性線状部材に、その長さ方向に長いスリット部が所要間隔で並設されており、該スリット部の所要のものに前記止着部材の基部が係着により取り付けられており、該止着部材は、その先側部分が前記谷部先端部の前記裏面側に止着されていることを特徴とする請求項5記載のカーテン装置。
【請求項9】
前記ウエーブピッチ保持部材は、紐状片乃至テープ状片からなる可撓性線状部材に、その長さ方向に長いスリット部が所要間隔で並設されており、該スリット部の所要のものに前記止着部材の基部が係着により取り付けられており、該基部には、該スリット部を拡開して形成した開口部の開口縁部を嵌め入れ可能の係止溝部乃至係止凹部が設けられていることを特徴とする請求項5記載のカーテン装置。
【請求項10】
隣り合う前記スリット部の中心間の間隔は、隣り合う前記谷部先端部間の長さの略1/4に設定されていることを特徴とする請求項8又は9記載のカーテン装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンの召合わせ部等に隙間が生じにくいカーテン装置及び該カーテン装置に好適に用いることのできるカーテン湾曲変形手段に関し、又、該カーテン装置を構成するに際して好適に採用し得るカーテンのウエーブ形成用止着部材の取り付け位置変更方法に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
カーテンレールを摺動するランナーに吊下フックを介して吊下されたカーテンを閉めた状態における該カーテンの側縁部分と窓開口部の側部等との間や、同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された左右のカーテンを閉めたときの召合わせ部には隙間が生じ易い。その原因の一つは、カーテンの側縁部分が1枚のカーテン生地の縁部分として形成されているために、該カーテンの側縁部分と窓開口部の側部等との間や、カーテンの召合わせ側の側縁部分同志の接触が不良となり易いためと考えられる。
【0003】
このように、カーテンの側縁部分と窓開口部の側部等との間や召合わせ側に隙間が生ずると、カーテンを閉めた状態におけるカーテンの美観が損なわれる他、該隙間から光が進入してカーテンの遮光効果が悪くなったり、或いは、該隙間から光が漏れて視線が気になるという問題があった。
【0004】
かかる問題点を解決せんとして、例えば、左右のカーテンの召合わせ側の側縁部分に磁石を取り付け、該磁石同士の吸着によって前記隙間の発生を防止せんとする技術が特許文献1、2、3等で提案されている。
【0005】
しかし、前記カーテンの召合わせ側の側縁部分に磁石を取り付ける場合は、両カーテンの相対向する部位に磁石を位置合わせして取り付ける必要があって、その取り付けが面倒であった。又、該磁石を、該側縁部分を挟持片間で強く挟持するクリップで取り付けることが多く行われているが、カーテンを洗濯をするたびに前記側縁部分からの磁石の取り外しとその取り付けを繰り返すことになるため、カーテン生地を損傷する恐れがあった。又、該磁石の吸着による前記隙間の発生防止は部分的であり、例えば該磁石を上下に配置した場合は、該上下の磁石間で隙間が発生し易い問題があった。更には、カーテンの召合わせ側の側縁部分における磁石の取り付け部が露出してカーテンの美観を損なう問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3090382号公報
実開昭58-3882号公報
実開昭55-2984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、カーテンに磁石等の他物を後付けすることなく、カーテンの召合わせ側や、カーテンの側縁部分と窓開口部の側部等との間に隙間が発生するのを抑制し得るカーテン装置の提供を課題するものである。又、該隙間の発生を抑制し得る構造簡素なカーテン湾曲変形手段の提供を課題とするものである。更に、カーテンに形成されたウエーブの見栄え向上を図り得るカーテン装置、及び、該カーテン装置の形成を容易化し得るカーテンのウエーブ形成用止着部材の取り付け位置変更方法の提供を課題するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するため本発明は以下の手段を採用する。
即ち、本発明に係るカーテン装置の第1の態様は、カーテンレールを摺動するランナーに吊下フックを介して吊下されるカーテンを備え、前記カーテンの両側縁部分の少なくとも一方の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されている。
該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されている。又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成することを特徴とするものである。
【0009】
本態様には、両開きのカーテンを有するカーテン装置と、片開きのカーテンを備えるカーテン装置が含まれ、これらのカーテンにウエーブが形成されているか否かは問わない。
【0010】
本発明に係るカーテン装置の第2の態様は、同一のカーテンレールに開閉可能に吊下された両開きの左右のカーテンを備え、該カーテンの夫々は、吊下フックを介して、カーテンレールを摺動するランナーに吊下されており、各カーテンの召合わせ側の側縁部分が、その上下全長に亘ってカーテン表側に向け、平面視でU字状に屈曲した突出状態に変形するように、該側縁部分の上端側の部分に、カーテン湾曲変形手段を介してU字状弾性変形部が形成されている。該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分を、カーテン表側に向け平面視でU字状に屈曲した状態に弾性変形させることによって、上下方向に延長する前記U字状弾性変形部を形成するように構成されている。又該カーテン湾曲変形手段は、前記上端側の部分に所要間隔を置いて取着された左右隣り合う前記吊下フックと、該吊下フック相互を連結する間隔保持部材とを備え、該間隔保持部材が該吊下フック相互間の最大距離を規制することによって前記U字状弾性変形部を形成することを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)

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