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公開番号2024075486
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-03
出願番号2023174718
出願日2023-10-06
発明の名称化合物
出願人味の素株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類C08G 63/19 20060101AFI20240527BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】ガラス転移温度(Tg)が高い硬化物をもたらす化合物等の提供。
【解決手段】式(A-1)で表される化合物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024075486000040.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">22</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">169</com:WidthMeasure> </com:Image>
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記式(A-1)で表される化合物。
TIFF
2024075486000035.tif
22
168
(式(A-1)中、


及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい1価の芳香族基を表し、
Xは、それぞれ独立に、酸素原子、又は硫黄原子を表し、
Aは、それぞれ独立に、下記式(A-2)、及び式(A-3)で表される群から選択される1種以上の基を表し、
nは繰り返し数を表し、0≦n≦8を満たす。)
TIFF
2024075486000036.tif
11
132
(式(A-2)中、

11
、及びR
12
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

11
は、それぞれ独立に、単結合、又は置換基を有していてもよい2価の連結基を表し、R
11
及びL
11
は一緒になって結合して環を形成してもよい。
aは、0~5の範囲の数を表す。)
TIFF
2024075486000037.tif
11
132
(式(A-3)中、

13
、及びR
14
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

12
は、式(A-4)で表される基を表す。
b及びcは、それぞれ独立に、0~5の範囲の数を表す。)
TIFF
2024075486000038.tif
13
132
(式(A-4)中、

15
、及びR
16
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

13
は、それぞれ独立に、単結合又は置換基を有していてもよい2価の連結基を表し、R
15
及びL
13
は一緒になって結合して環を形成してもよい。
dは、0~5の範囲の数を表す。)
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
式(A-1)中のR

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニル基、又は置換基を有していてもよいナフチル基を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(A-2)、及び式(A-3)中のR
11
、R
12
、R
13
、及びR
14
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
式(A-4)中のR
15
、及びR
16
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
式(A-2)中のL
11
は、それぞれ独立に、単結合、置換基を有していてもよい2価の脂肪族基、酸素原子、置換基を有していてもよい2価の芳香族基、カルボニル基、及びスルホニル基を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
式(A-2)中のL
11
は、それぞれ独立に、単結合、置換基を有していてもよい2価の脂肪族基、酸素原子、フェニレン基、フルオレニリデン基、カルボニル基、又はスルホニル基を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項7】
式(A-1)中のXが、酸素原子を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項8】
式(A-1)中のXが、酸素原子を表すフラン骨格を有し、該フラン骨格の2位及び5位にカルボニル基が結合しており、化合物のバイオマス比率が10質量%以上である、請求項1に記載の化合物。
【請求項9】
式(A-1)中のXが、硫黄原子を表す、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
式(A-1)中のAが、下記式(1a)~(4a)で表される基から選択される1種以上の基を表す、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2024075486000039.tif
113
130
(式中、a1は0~4の範囲の数を表し、b1及びc1は、それぞれ独立に0~5の範囲の数を表す。「*」は結合手を表す。)
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、化合物に関する。さらには、本発明は、当該化合物を用いて得られる、樹脂組成物、樹脂シート、プリント配線板、及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
プリント配線板には、一般に絶縁層が設けられ、絶縁層は、樹脂組成物を硬化させて形成される。このような樹脂組成物としては、例えば、特許文献1に開示される樹脂組成物が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-66792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プリント配線板の絶縁層は、耐熱性向上の観点から、ガラス転移温度(Tg)が高いことが求められている。
【0005】
本発明の課題は、ガラス転移温度(Tg)が高い硬化物をもたらす化合物;前記化合物を含む樹脂組成物;前記樹脂組成物を含む樹脂組成物層を備える樹脂シート;前記樹脂組成物の硬化物で形成された絶縁層を含むプリント配線板;並びに、前記プリント配線板を含む半導体装置;を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、前記の課題を解決するべく鋭意検討した結果、所定の構造を有する化合物によれば前記の課題を解決できることを見い出し、本発明を完成させるに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下のものを含む。
[1] 下記式(A-1)で表される化合物。
TIFF
2024075486000001.tif
21
170
(式(A-1)中、


及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい1価の芳香族基を表し、
Xは、それぞれ独立に、酸素原子、又は硫黄原子を表し、
Aは、それぞれ独立に、下記式(A-2)、及び式(A-3)で表される群から選択される1種以上の基を表し、
nは繰り返し数を表し、0≦n≦8を満たす。)
TIFF
2024075486000002.tif
13
132
(式(A-2)中、

11
、及びR
12
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

11
は、それぞれ独立に、単結合、又は置換基を有していてもよい2価の連結基を表し、R
11
及びL
11
は一緒になって結合して環を形成してもよい。
aは、0~5の範囲の数を表す。)
TIFF
2024075486000003.tif
12
132
(式(A-3)中、

13
、及びR
14
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

12
は、式(A-4)で表される基を表す。
b及びcは、それぞれ独立に、0~5の範囲の数を表す。)
TIFF
2024075486000004.tif
15
132
(式(A-4)中、

15
、及びR
16
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい2価の芳香族基を表し、

13
は、それぞれ独立に、単結合又は置換基を有していてもよい2価の連結基を表し、R
15
及びL
13
は一緒になって結合して環を形成してもよい。
dは、0~5の範囲の数を表す。)
[2] 式(A-1)中のR

及びR

は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニル基、又は置換基を有していてもよいナフチル基を表す、[1]に記載の化合物。
[3] 式(A-2)、及び式(A-3)中のR
11
、R
12
、R
13
、及びR
14
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表す、[1]又は[2]に記載の化合物。
[4] 式(A-4)中のR
15
、及びR
16
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよいフェニレン基、又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表す、[1]~[3]のいずれかに記載の化合物。
[5] 式(A-2)中のL
11
は、それぞれ独立に、単結合、置換基を有していてもよい2価の脂肪族基、酸素原子、置換基を有していてもよい2価の芳香族基、カルボニル基、及びスルホニル基を表す、[1]~[4]のいずれかに記載の化合物。
[6] 式(A-2)中のL
11
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガラス転移温度(Tg)が高い硬化物をもたらす化合物;前記化合物を含む樹脂組成物;前記樹脂組成物を含む樹脂組成物層を備える樹脂シート;前記樹脂組成物の硬化物で形成された絶縁層を含むプリント配線板;並びに、前記プリント配線板を含む半導体装置;を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、ポリエステル樹脂(1)のGPCチャートである。
図2は、ポリエステル樹脂(1)のIRチャートである。
図3は、ポリエステル樹脂(2)のGPCチャートである。
図4は、ポリエステル樹脂(2)のIRチャートである。
図5は、ポリエステル樹脂(16)のGPCチャートである。
図6は、ポリエステル樹脂(16)のIRチャートである。
図7は、ポリエステル樹脂(17)のGPCチャートである。
図8は、ポリエステル樹脂(17)のIRチャートである。
図9は、ポリエステル樹脂(18)のGPCチャートである。
図10は、ポリエステル樹脂(18)のIRチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について実施形態及び例示物を示して説明する。ただし、本発明は、下記に示す実施形態及び例示物に限定されるものではなく、本発明の特許請求の範囲及びその均等の範囲を逸脱しない範囲において任意に変更して実施されうる。
(【0011】以降は省略されています)

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