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公開番号2024077732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189854
出願日2022-11-29
発明の名称耐摩耗性絶縁組成物及び電線
出願人株式会社クラベ
代理人
主分類C08L 27/18 20060101AFI20240603BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】組成物の混合不良の課題を解決するとともに、ISO6722に準拠したスクレープ摩耗試験に合格するような非常に高度な耐摩耗性を有する組成物を提供すること。
【解決手段】エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダー0.8重量部以上5重量部以下、テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体2重量部以上4重量部以下を混合されることを特徴とする組成物。上記ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダーと上記テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体が3:2~0.8:2の範囲で混合されるものであることを特徴とする請求項1記載の組成物。導体線の外周に、請求項1又は2記載の組成物からなる被覆が形成されていることを特徴とする電線。導体線の外周に、請求項1又は2記載の組成物からなる被覆が形成されており、上記組成物が架橋されていることを特徴とする電線。
【選択図】 なし
特許請求の範囲【請求項1】
エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体100重量部に対し、
ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダー0.8重量部以上5重量部以下、テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体2重量部以上4重量部以下を混合されることを特徴とする組成物。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
上記ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダーと上記テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体が3:2~0.8:2の範囲で混合されるものであることを特徴とする請求項1記載の組成物。
【請求項3】
導体線の外周に、請求項1又は2記載の組成物からなる被覆が形成されていることを特徴とする電線。
【請求項4】
導体線の外周に、請求項1又は2記載の組成物からなる被覆が形成されており、上記組成物が架橋されていることを特徴とする電線。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特に絶縁材料やシース材料として好適な耐摩耗性絶縁組成物とそれを被覆した電線に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
フッ素系重合体の中でエチレン-テトラフルオロエチレン共重合体は、極めて優れた機械的強度を有しているとともに、架橋することにより機械的強度面での耐熱性が向上することが知られている。また、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体にポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダーを混合することで、優れた機械的強度と耐熱性を兼ね備えた組成物を提供できることが開示されている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
組成物を混合する際、予めテトラフルオロエチレンマイロパウダーをフッ化ビニリデン系フッ素ゴムに混合させておき、その後エチレン-テトラフルオロエチレンにポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダーとフッ化ビニリデン系フッ素ゴムに混合させることで混合作業を容易にすることも知られている(特許文献2,3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-67904:クラベ
特開平11-105097:クラベ
特許第3897373号:クラベ
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1,2に記載された組成物は混合不良の課題を有し、生産が困難である。また、特許文献2,3に記載の組成物では、押出成形時及び架橋時に意図せぬ着色が生じてしまい、生産が困難あるいは着色の選択に制限が課せられていた。
【0006】
昨今の市場からは、振動の多いエンジンルーム内等といった環境下での長期使用が可能な耐久性を証明するために、摩耗試験合格性能も要求されてきている。上記特許文献1,2に記載された組成物は混合不良の課題を有し、生産が困難であり、上記特許文献2,3では意図せぬ着色があることから、生産が困難あるいは着色の選択に制限が科せられるため、顧客からの要求に応えることが困難であった。また、上記特許文献1~3に記載された組成物は細径電線への薄肉被覆といった使用が行われず、細径電線への薄肉被覆をした際の耐摩耗性について、十分な検討が成されていなかった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の欠点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、組成物の混合不良の課題を解決するとともに、ISO6722に準拠したスクレープ摩耗試験に合格するような非常に高度な耐摩耗性を有し、かつ薄肉被覆が可能な組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するべく、本発明による組成物は、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体100重量部に対し、ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダー0.8重量部以上5重量部以下、テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体2重量部以上4重量部以下を混合されたことを特徴とするものである。
また、上記ポリテトラフルオロエチレンマイクロパウダーと上記テトラフルオロエチレン-プロピレン共重合体が3:2~0.8:2の範囲で混合されたものであることが考えられる。
また、本発明による電線は、導体線の外周に、上記の組成物からなる被覆が形成されていることを特徴とすることが考えられる。
また、上記被覆は架橋されていることが考えられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、組成物の混合不良の課題を解決するとともに、ISO6722に準拠したスクレープ摩耗試験に合格するような非常に高度な耐摩耗性を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
エチレン-テトラフルオロエチレン共重合体としては、様々な重合比率の二元共重合体や、他のフッ素含有モノマーと共重合した多元共重合体などが公知であり、それらのいずれを使用しても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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