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公開番号2024074047
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022185098
出願日2022-11-18
発明の名称搬送装置及び洗浄システム
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47L 15/24 20060101AFI20240523BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】メンテナンス性の向上が図れる搬送装置及び洗浄システムを提供する。
【解決手段】キャリーテーブル3は、食器ラックRが搬送される搬送方向に沿って延在していると共にラックが載置されるレール15と、レール15が配置されている基台面10aと、を有する基台10と、食器ラックRを搬送方向に沿って搬送する搬送機構11と、搬送機構11を収容すると共に、基台10において搬送方向に直交する幅方向の一方側に配置され、基台10との間に空間Sを形成するように基台10の上方に位置しているハウジング12と、基台10におけるハウジング12の下方の領域に、水が流入することを抑止する段差部16と、を備える。
【選択図】図8


特許請求の範囲【請求項1】
被洗浄物を洗浄する洗浄機に、前記被洗浄物を収容するラックを搬入する搬送装置であって、
前記ラックが搬送される搬送方向に沿って延在していると共に前記ラックが載置される摺動部と、前記摺動部が配置されている基台面と、を有する基台と、
前記ラックを前記搬送方向に沿って搬送する搬送機構と、
前記搬送機構を収容すると共に、前記基台において前記搬送方向に直交する幅方向の一方側に配置され、前記基台との間に空間を形成するように前記基台の上方に位置している筐体と、
前記基台における前記筐体の下方の領域に、液体が流入することを抑止する抑止部と、を備える、搬送装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記抑止部は、前記基台における前記筐体の下方の領域に設けられ、前記基台面に対して段差を形成すると共に前記搬送方向に沿って延在している段差面を有する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記抑止部は、前記基台面に対して段差を形成する第一段差面と、前記第一段差面に対して段差を形成する第二段差面と、を有し、
前記第二段差面の高さ位置は、前記第一段差面の高さ位置よりも高い、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項4】
前記抑止部は、前記基台面に連続すると共に前記基台面に対して上方に傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の上端に連続する前記段差面と、を有する、請求項2に記載の搬送装置。
【請求項5】
前記抑止部は、前記ラックが搬送される搬送領域において、前記基台面が傾斜することによって構成されている、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項6】
前記基台面は、前記搬送方向において、前記洗浄機に向かって下方に傾斜している、請求項5に記載の搬送装置。
【請求項7】
前記抑止部は、前記基台における前記筐体の下方の領域において、前記搬送方向に沿って設けられている溝であり、
前記溝は、前記基台の前記基台面よりも低い高さ位置に配置される底面と、前記底面に設けられている排水穴と、を有する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項8】
前記抑止部は、前記ラックが搬送される搬送領域に設けられる凹部であり、
前記凹部は、前記基台の基台面よりも低い高さ位置に配置される底面と、前記底面に設けられている排水穴と、を有する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項9】
前記抑止部は、前記基台の前記基台面に対して、前記搬送方向に沿って水を供給する、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項10】
被洗浄物を洗浄する洗浄機と、
前記洗浄機に前記被洗浄物を収容するラックを搬入する、請求項1又は2に記載の搬送装置と、を備える、洗浄システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送装置及び洗浄システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、被洗浄物を洗浄する予備洗浄機と、予備洗浄機に被洗浄物を収容するラックを搬入する搬送装置と、予備洗浄機によって洗浄された被洗浄物を洗浄する本洗浄機と、予備洗浄機から搬出されるラックを本洗浄機に搬入する装置間搬送装置と、本洗浄機から搬出されるラックを貯留するラック貯留部と、を備える、洗浄システムが開示されている。
【0003】
搬送装置は、ラックが搬送される搬送方向に沿って延在していると共にラックが載置される摺動部と、摺動部が配置されている基台面と、を有する基台と、ラックを搬送方向に沿って搬送する搬送機構と、搬送機構を収容すると共に、基台において搬送方向に直交する幅方向の一方側に配置され、基台との間に空間を形成するように基台の上方に位置している筐体と、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-177861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
搬送装置に載置されるラックには、残菜等が付着した被洗浄物が収容される。そのため、搬送装置の基台面上に残菜等が残留することがある。そこで、搬送装置の衛生面を維持するためのメンテナンスとして、残菜等を除去するために基台面を水洗いする。基台と筐体との間の空間は広くないため、基台における筐体の下方の領域に水(残菜等を含む)が入り込むと、水を除去する(拭き取る)作業が困難となる。このように、基台における筐体の下方の領域に水が入り込むと、その水を除去する作業が作業者の負担となり得る。
【0006】
本発明は、メンテナンス性の向上が図れる搬送装置及び洗浄システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明に係る搬送装置は、被洗浄物を洗浄する洗浄機に、前記被洗浄物を収容するラックを搬入する搬送装置であって、ラックが搬送される搬送方向に沿って延在していると共にラックが載置される摺動部と、摺動部が配置されている基台面と、を有する基台と、ラックを搬送方向に沿って搬送する搬送機構と、搬送機構を収容すると共に、基台において搬送方向に直交する幅方向の一方側に配置され、基台との間に空間を形成するように基台の上方に位置している筐体と、基台における筐体の下方の領域に、液体が流入することを抑止する抑止部と、を備える。
【0008】
本発明に係る搬送装置は、基台における筐体の下方の領域に、液体が流入することを抑止する抑止部を備える。これにより、搬送装置では、基台を水洗いしたときに、基台における筐体の下方の領域に水が入り込むことが抑止される。そのため、搬送装置では、基台における筐体の下方の領域に入り込んだ水を除去する作業を行う必要がなくなるため、メンテナンス性の向上が図れる。
【0009】
(2)上記(1)の搬送装置において、抑止部は、基台における筐体の下方の領域に設けられ、基台面に対して段差を形成すると共に搬送方向に沿って延在している段差面を有していてもよい。この構成では、抑止部が基台面に対して段差を有する段差面を有するため、基台面を流れる水が基台における筐体の下方の領域に入る込むことを抑止できる。
【0010】
(3)上記(2)の搬送装置において、抑止部は、基台面に対して段差を形成する第一段差面と、第一段差面に対して段差を形成する第二段差面と、を有し、第二段差面の高さ位置は、第一段差面の高さ位置よりも高くてもよい。この構成では、第一段差面の高さ位置を第二段差面の高さ位置よりも低くしているため、搬送機構の移動経路上に抑止部が位置することを回避できる。また、第二段差面の高さ位置を第一段差面の高さ位置よりも高くすることによって、基台面を流れる水が基台における筐体の下方の領域に入る込むことをより確実に抑止できる。
(【0011】以降は省略されています)

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