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公開番号2024084308
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198501
出願日2022-12-13
発明の名称自動製氷機
出願人ホシザキ株式会社
代理人個人,個人
主分類F25C 1/00 20060101AFI20240618BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】薬剤の供給部材を必要なときに探す手間と時間を短かくすることができると共に、供給部材を紛失等するのを防ぐことができる自動製氷機を提供する。
【解決手段】箱体12の内部に、製氷水タンク18が配設される。フロントパネル14に、収納部24が設けられる。収納部24には、箱体12の内部および外部に延出する挿通部26が設けられ、挿通部26の挿入孔に前側から供給部材32を差し込むことで、供給部材32の通路34が製氷水タンク18に連通し、通路34を介して薬剤を製氷水タンク18に供給可能となる。収納部24に係止部が設けられ、挿入孔から抜き外した供給部材32は、係止部によって収納部24内に保持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
製氷水タンクが箱体の内部に配設された自動製氷機であって、
前記箱体に、箱体外部に開口する挿入孔が設けられ、該挿入孔に箱体外部から差し込んだ供給部材を介して前記製氷水タンクに薬剤を供給するよう構成されると共に、
前記箱体に、前記供給部材を収納可能な収納部を設けた
ことを特徴とする自動製氷機。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記収納部の内部に、前記挿入孔を設けた請求項1記載の自動製氷機。
【請求項3】
前記収納部の内部に、前記供給部材に設けた被係止部を着脱可能に係止する係止部を設けた請求項1または2記載の自動製氷機。
【請求項4】
前記供給部材に、該供給部材を前記挿入孔に差し込んだ際に該挿入孔の開口端に当接して位置決めする前記被係止部としての規制部が設けられ、
前記挿入孔から抜き外した前記供給部材は、前記係止部に前記規制部を係止することで収納部内に保持されるよう構成した請求項3記載の自動製氷機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、製氷水の循環経路に、供給部材を介して薬剤を供給するよう構成した自動製氷機に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
喫茶店やレストラン等の施設その他の厨房で好適に使用される自動製氷機として、外部水道源から製氷水タンクに供給して貯留した製氷水を、冷凍機構により冷却される製氷部に循環ポンプで供給して該製氷部で氷を生成し、製氷部で氷結しなかった製氷水を製氷水タンクに回収して再循環するよう構成された水循環式の自動製氷機が知られている。製氷水タンクと製氷部との間で製氷水を循環する自動製氷機では、製氷水として用いる水道水に含まれるカルキやミネラル分などの不純物が、製氷水の循環経路にスケールとして経時的に付着するため、薬液を用いた定期的な洗浄を行い得るように、薬液を製氷水タンクに自動で供給する薬液供給手段を設けた自動製氷機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-245882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に開示の自動製氷機では、薬液を貯留する薬液タンク、薬液タンクから製氷水タンクへ薬液を供給する薬液ポンプ、その他の電磁弁や配管等からなる薬液供給手段を配設するために構造が複雑になると共に、薬液供給手段のメンテナンスが必要となる難点が指摘される。
【0005】
そこで本出願人は、上記問題を解決するため、先に出願した特願2022-52775号において、製氷部および製氷水タンクが内部に配設される箱体に、外部に開口する挿入孔を設け、該挿入孔に対して箱体外部から差し込んだ供給部材によって、製氷水タンクに液状や固形状の薬剤を供給するよう構成した発明を提案した。しかし、供給部材は、薬液洗浄を行う際に必要となるものであることから、当該供給部材を使用しないときに箱体外部に載置したり自動製氷機から離れた別の場所に保管しておくと、供給部材が必要なときに該供給部材を探す手間と無駄な時間が掛かってしまったり、供給部材を紛失等したりする課題があった。
【0006】
本発明は、前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、薬剤の供給部材を必要なときに探す手間と時間を短かくすることができると共に、供給部材を紛失等するのを防ぐことができる自動製氷機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1の発明に係る自動製氷機は、
製氷水タンク(18)が箱体(12)の内部に配設された自動製氷機であって、
前記箱体(12)に、箱体外部に開口する挿入孔(26a)が設けられ、該挿入孔(26a)に箱体外部から差し込んだ供給部材(32)を介して前記製氷水タンク(18)に薬剤を供給するよう構成されると共に、
前記箱体(12)に、前記供給部材(32)を収納可能な収納部(24)を設けたことを要旨とする。
請求項1の発明では、箱体に、薬剤の供給部材を収納する収納部を設けたので、供給部材を必要なときに探す手間や時間を短かくすることができると共に、供給部材が紛失等するのを効果的に防ぐことができる。また、供給部材を自動製氷機から離れた別の場所に保管する場合は、該供給部材が誤って廃棄されてしまうおそれがあるが、自動製氷機自体に設けた収納部に供給部材を収納しておくことで、該供給部材が誤って廃棄されるのを防ぐことができる。
【0008】
請求項2に係る発明は、前記収納部(24)の内部に、前記挿入孔(26a)を設けたことを要旨とする。
請求項2の発明では、収納部に、供給部材を用いて製氷水タンクに薬剤を供給するための挿入孔を設けたので、供給部材が必要なときに該供給部材を探す手間や時間を省くことができる。
【0009】
請求項3に係る発明は、前記収納部(24)の内部に、前記供給部材(32)に設けた被係止部(36,41,44,46)を着脱可能に係止する係止部(37,40,42,44,45,47)を設けたことを要旨とする。
請求項3の発明では、供給部材を、収納部内に係止して収納保管するようにしたので、供給部材が収納部内から落下して破損したり、汚れたりするのを防ぐことができる。
【0010】
請求項4に係る発明は、前記供給部材(32)に、該供給部材(32)を前記挿入孔(26a)に差し込んだ際に該挿入孔(26a)の開口端に当接して位置決めする前記被係止部としての規制部(36)が設けられ、
前記挿入孔(26a)から抜き外した前記供給部材(32)は、前記係止部(37,47)に前記規制部(36)を係止することで収納部(32)内に保持されるよう構成したことを要旨とする。
請求項4の発明では、挿入孔に差し込んだ供給部材を位置決めするよう供給部材に設けた規制部を利用し、該供給部材を収納部内に係止するようにしたので、係止部に係止するための専用の被係止部を供給部材に設ける必要はなく、供給部材の構成を簡単にすることができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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