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公開番号2024072059
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182656
出願日2022-11-15
発明の名称特許管理装置、特許管理方法、及び、プログラム
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/18 20120101AFI20240520BHJP(計算;計数)
要約【課題】 企業価値の向上に資する活動に役立つ特許評価の環境を提供する。
【解決手段】 特許保有者が保有する特許を管理する特許管理装置は、特許保有者の競合に対する評価対象特許の優位性の程度に関する競合優位度を計算する手段を備え、特許保有者の事業に対する評価対象特許の活用の程度に関する事業活用度を計算する手段を備え、競合優位度及び事業活用度に基づいて、評価対象特許を評価する手段を備える、特許管理装置。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
特許保有者が保有する特許を管理する特許管理装置であって、
前記特許保有者の競合に対する評価対象特許の優位性の程度に関する競合優位度を計算する手段を備え、
前記特許保有者の事業に対する前記評価対象特許の活用の程度に関する事業活用度を計算する手段を備え、
前記競合優位度及び前記事業活用度に基づいて、前記評価対象特許を評価する手段を備える、
特許管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記競合優位度を計算する手段は、前記評価対象特許の被引用回数に基づいて、前記競合優位度を計算する、
請求項1に記載の特許管理装置。
【請求項3】
前記事業活用度を計算する手段は、前記特許保有者の事業毎に、前記評価対象特許の活用回数、前記評価対象特許の活用期間、前記評価対象特許の活用方法、前記事業の売上高、及び、前記評価対象特許の売上貢献度の少なくとも1つに基づいて、前記事業活用度を計算する、
請求項1又は請求項2に記載の特許管理装置。
【請求項4】
前記評価する手段は、
前記競合優位度が所定の第1閾値以上であり、且つ、前記事業活用度が所定の第2閾値以上である対象特許を第1カテゴリに分類し、
前記競合優位度が前記第1閾値以上であり、且つ、前記事業活用度が前記第2閾値未満である対象特許を第2カテゴリに分類し、
前記競合優位度が前記第1閾値未満であり、且つ、前記事業活用度が前記第2閾値以上である対象特許を第3カテゴリに分類し、
前記競合優位度が前記第1閾値未満であり、且つ、前記事業活用度が前記第2閾値未満である対象特許を第4カテゴリに分類する、
請求項1又は請求項2に記載の特許管理装置。
【請求項5】
前記評価する手段によって分類されたカテゴリに応じて、提案対象特許の方針案を生成する手段を備え、
前記提示する手段は、前記方針案を提示する、
請求項4に記載の特許管理装置。
【請求項6】
前記生成する手段は、前記第1カテゴリに分類された提案対象特許の権利満了日までの残存期間、及び、前記提案対象特許に関連する関連特許の数に応じて、前記方針案を生成する、
請求項5に記載の特許管理装置。
【請求項7】
前記生成する手段は、前記提案対象特許の残存期間が所定期間より短く、且つ、前記関連特許が所定件数以上である場合、前記関連特許を前記提案対象特許の跡継ぎ特許として登録することを前記方針案として生成する、
請求項6に記載の特許管理装置。
【請求項8】
前記生成する手段は、前記関連特許が所定件数未満である場合、前記提案対象特許に関連する発明を特許出願することを前記方針案として生成する、
請求項6に記載の特許管理装置。
【請求項9】
マーケット情報に基づいて、前記第2カテゴリに分類された提案対象特許の前記事業への活用の可能性を判定する手段を備える、
請求項5に記載の特許管理装置。
【請求項10】
前記生成する手段は、前記可能性があると判定された場合、前記提案対象特許の前記事業への活用を前記方針案として生成する、
請求項9に記載の特許管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、特許管理装置、特許管理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
2021年6月11日に公表された「改訂コーポレートガバナンスコード」の原則には、「知的財産への投資等についても、自社の経営戦略・経営課題との整合性を意識しつつ分かりやすく具体的に情報を開示・提供すべきである」、「知的財産への投資等の重要性に鑑み、これらをはじめとする経営資源の配分や、事業ポートフォリオに関する戦略の実行が、企業の持続的な成長に資するよう、実効的に監督を行うべきである。」とある。換言すれば、投資配分を意識した知的財産の有効活用、有効活用を目的とした知財戦略の立案、及び、知財戦略の明確な開示の重要度が増している。さらに、これらの実現による企業価値の向上も期待される。
特許の評価は、その一助となるものであり、改訂コーポレートガバナンスコードの公表以前から、様々な方法が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の特許の経済的価値を評価する指標を流動的要素と固定的要素との2つに分類し、数値化して、評価するシステムが開示されている。特許文献1では、解析対象である特許群の各特許毎に、各要素の評価点数を計算し、それら各要素を2本の軸にとった仮想座標平面上で、各特許を、2つの要素の各評価点数に相当する座標に対応づけ、各軸を、数値の大小に応じて少なくとも2以上の区分に分けるとともに、上記仮想座標平面を、それら第1、第2軸の各区分によって規定される複数の解析領域に分割し、任意の一の解析領域に属する特許のうち、収入の実績があるものを選び出し、一の解析領域から選び出された特許の収入実績の平均値を計算し、この平均値を、当該一の解析領域に属する特許の個数で乗じて、この解析領域全体からの収益期待値を計算する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-123362号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
知財活動による企業価値の向上を特許戦略の目的とする企業にとって、知的財産の有効活用、そのための知財戦略の立案、及び、知財戦略の明確な開示が望ましい。
【0006】
しかし、特許文献1では、価値の評価を収益期待値に集約しており、評価結果の活用先も年金維持判断のみにとどまっている。
そのため、特許文献1の観点で特許を評価したとしても、企業価値の向上に資する活動に役立てるには難しい。
【0007】
本発明の目的は、企業価値の向上に資する活動に役立つ特許評価の環境を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、
特許保有者が保有する特許を管理する特許管理装置であって、
前記特許保有者の競合に対する評価対象特許の優位性の程度に関する競合優位度を計算する手段を備え、
前記特許保有者の事業に対する前記評価対象特許の活用の程度に関する事業活用度を計算する手段を備え、
前記競合優位度及び前記事業活用度に基づいて、前記評価対象特許を評価する手段を備える、
特許管理装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1の情報処理システムの機能ブロック図である。
本実施形態の概要の説明図である。
本実施形態のユーザデータベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の特許データベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の評価カテゴリの説明図である。
本実施形態の事業データベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の技術タグデータベースのデータ構造を示す図である。
本実施形態の特許情報登録処理のシーケンス図である。
図9の情報処理において表示される画面例を示す図である。
本実施形態の特許評価処理のシーケンス図である。
図11の情報処理において表示される画面例を示す図である。
本実施形態の方針提案処理のシーケンス図である。
図13の情報処理において表示される画面例を示す図である。
第1カテゴリに分類された特許の方針案の生成のフローチャートである。
図15の方針案の決定の説明図である。
第2カテゴリに分類された特許の方針案の生成のフローチャートである。
図17の方針案の決定の説明図である。
第3カテゴリに分類された特許の方針案の生成のフローチャートである。
図19の方針案の決定の説明図である。
第4カテゴリに分類された特許の方針案の生成のフローチャートである。
図21の方針案の生成の説明図である。
変形例1の概要の説明図である。
変形例1の特許評価処理のシーケンス図である。
図24の情報処理において表示される画面例を示す図である。
変形例2の特許評価処理のシーケンス図である。
図26の情報処理において表示される画面例を示す図である。
変形例3のユーザインタフェースの第1例の画面例を示す図である。
変形例3のユーザインタフェースの第2例の画面例を示す図である。
変形例3のユーザインタフェースの第3例の画面例を示す図である。
変形例3のユーザインタフェースの第4例の画面例を示す図である。
変形例3のユーザインタフェースの第5例の画面例を示す図である。
変形例4の概要の説明図である。
変形例5の方針案提案処理のシーケンス図である。
変形例6の特許評価処理のシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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