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公開番号2024071998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182562
出願日2022-11-15
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/474 20210101AFI20240520BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】セルケースに対する電極体の相対変位を抑制することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セル1は、電極体100と、電極体を収容するセルケース200と、電極体とセルケースとの間に配置された規制部540と、を備える。セルケース200は、ケース本体210と、蓋220と、を有する。ケース本体210は、矩形状に形成された底壁212と、四角筒状に形成された周壁214と、を有する。規制部540は、幅方向における周壁214と電極体100との間に配置されており、周壁214に対する電極体100の幅方向への相対変位を規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
正極シートと負極シートとが互いに積層された電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記電極体と前記セルケースとの間に配置された規制部と、を備え、
前記セルケースは、
前記電極体を収容するとともに上向きに開口する開口部を有するケース本体と、
前記ケース本体の前記開口部を塞ぐように前記ケース本体に接続された蓋と、を有し、
前記ケース本体は、
矩形状に形成された底壁と、
前記底壁から起立しており、四角筒状に形成された周壁と、を有し、
前記規制部は、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向と上下方向との双方と直交する幅方向における前記周壁と前記電極体との間に配置されており、前記周壁に対する前記電極体の前記幅方向への相対変位を規制する、蓄電セル。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
絶縁材料からなり、前記電極体の上面を被覆する被覆部をさらに備え、
前記規制部は、前記幅方向における前記被覆部の端部から下方に延びる形状を有する、請求項1に記載の蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2018-10775号公報には、電極群と、電極群に接続された集電板と、電極群及び集電板を収容するケースと、を備える電池が開示されている。ケースは、上向きに開口するケース本体と、ケース本体の開口を塞ぐ蓋と、を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-10775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2018-10775号公報に記載される二次電池では、振動等に起因してケース本体に対して電極体が相対変位すると、電極体における集電タブと集電板との溶接部が剥離する等の懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、セルケースに対する電極体の相対変位を抑制することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、正極シートと負極シートとが互いに積層された電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、前記電極体と前記セルケースとの間に配置された規制部と、を備え、前記セルケースは、前記電極体を収容するとともに上向きに開口する開口部を有するケース本体と、前記ケース本体の前記開口部を塞ぐように前記ケース本体に接続された蓋と、を有し、前記ケース本体は、矩形状に形成された底壁と、前記底壁から起立しており、四角筒状に形成された周壁と、を有し、前記規制部は、前記正極シート及び前記負極シートの積層方向と上下方向との双方と直交する幅方向における前記周壁と前記電極体との間に配置されており、前記周壁に対する前記電極体の前記幅方向への相対変位を規制する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、セルケースに対する電極体の相対変位を抑制することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。
図1に示される蓄電セルの断面図である。
正極連結ピンの近傍の拡大断面図である。
規制部の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図2は、図1に示される蓄電セルの分解斜視図である。図3は、図1に示される蓄電セルの断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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