TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024070406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180873
出願日2022-11-11
発明の名称塵芥収集車
出願人極東開発工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B65F 3/00 20060101AFI20240516BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】塵芥投入箱の投入口を開放するときにカバー部材を容易に上方移動させることができ、かつ塵芥投入箱の外側面における付属部品の取り付け自由度を高める。
【解決手段】塵芥収集車1は、塵芥収容箱2と、投入口3aを有する塵芥投入箱3と、積込装置Tと、基端部31が塵芥投入箱3に対して上下回動可能に支持されているアーム部材30と、アーム部材30の先端部32に連結されてアーム部材30の上下回動により上下移動可能なカバー部材20と、カバー部材20が投入口3aを閉鎖している状態でアーム部材30を上方回動させる方向へ付勢するように一端部41bがアーム部材30に係止され、かつ他端部41bがカバー部材20に係止されている引張コイルばね41と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
塵芥収容箱と、
前記塵芥収容箱の後方に配置され、後部に塵芥が投入される投入口を有する塵芥投入箱と、
前記投入口から前記塵芥投入箱内に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込み可能な積込装置と、
基端部が前記塵芥投入箱に対して上下回動可能に支持されているアーム部材と、
前記アーム部材の先端部に連結され、前記アーム部材の上下回動により前記塵芥投入箱の前記後部において上下移動可能なカバー部材と、を備え、
前記アーム部材の下方回動により前記カバー部材が下方移動することで前記投入口が閉鎖され、前記アーム部材の上方回動により前記カバー部材が上方移動することで前記投入口が開放される、塵芥収集車であって、
前記カバー部材が前記投入口を閉鎖している状態で前記アーム部材を上方回動させる方向へ付勢するように、一端部が前記アーム部材に係止され、かつ他端部が前記カバー部材に係止されている付勢部材を備える塵芥収集車。
続きを表示(約 67 文字)【請求項2】
前記付勢部材は、前記塵芥投入箱の外側面よりも車幅方向内側に配置されている、請求項1に記載の塵芥収集車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、塵芥収集車に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載された塵芥収集車は、塵芥投入箱の投入口を開閉するカバー部材(開閉蓋)を備えている。カバー部材が投入口を閉鎖している状態から、カバー部材に連結されたアーム部材(開閉アーム)を塵芥投入箱に対して上方回動させると、カバー部材が上方へ移動して投入口が開放されるようになっている。その際、アーム部材は、スプリングによって上方回動させる方向に付勢されるため、カバー部材を容易に上方移動させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4576313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記塵芥収集車では、塵芥投入箱の外側面よりも車幅方向外側にスプリングが配置されている。スプリングの一端はアーム部材に取り付けられ、スプリングの他端は塵芥投入箱の外側面に取り付けられている。一方、塵芥投入箱の外側面には、スプリングの他端以外に、様々な付属部品(例えばホウキ等の清掃道具や作業灯)が取り付けられる。このため、塵芥投入箱の外側面には、スプリングの他端と干渉しない位置に付属部品を取り付ける必要があり、その取り付け自由度が制限されるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、塵芥投入箱の投入口を開放するときにカバー部材を容易に上方移動させることができ、かつ塵芥投入箱の外側面における付属部品の取り付け自由度を高めることができる塵芥収集車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、塵芥収容箱と、前記塵芥収容箱の後方に配置され、後部に塵芥が投入される投入口を有する塵芥投入箱と、前記投入口から前記塵芥投入箱内に投入された塵芥を前記塵芥収容箱に積み込み可能な積込装置と、基端部が前記塵芥投入箱に対して上下回動可能に支持されているアーム部材と、前記アーム部材の先端部に連結され、前記アーム部材の上下回動により前記塵芥投入箱の前記後部において上下移動可能なカバー部材と、を備え、前記アーム部材の下方回動により前記カバー部材が下方移動することで前記投入口が閉鎖され、前記アーム部材の上方回動により前記カバー部材が上方移動することで前記投入口が開放される、塵芥収集車であって、前記カバー部材が前記投入口を閉鎖している状態で前記アーム部材を上方回動させる方向へ付勢するように、一端部が前記アーム部材に係止され、かつ他端部が前記カバー部材に係止されている付勢部材を備える塵芥収集車である。
【0007】
本発明によれば、カバー部材が塵芥投入箱の投入口を閉鎖している状態で、付勢部材はアーム部材を上方回動させる方向へ付勢しているので、カバー部材は、付勢部材によりアーム部材を介して上方移動させる方向へ付勢される。これにより、塵芥投入箱の投入口を開放するときに、カバー部材を容易に上方移動させることができる。また、付勢部材の一端部はアーム部材に係止され、かつ付勢部材の他端部はカバー部材に係止されているので、塵芥投入箱の外側面に、付勢部材の端部を係止するためのスペースを確保する必要がない。これにより、塵芥投入箱の外側面における付属部品の取り付け自由度を高めることができる。
【0008】
(2)前記(1)の塵芥収集車において、前記付勢部材は、前記塵芥投入箱の外側面よりも車幅方向内側に配置されているのが好ましい。
この場合、塵芥投入箱の外側面よりも車幅方向外側に付勢部材が配置されることはないので、付属部品の取り付け自由度をさらに高めることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の塵芥収集車によれば、塵芥投入箱の投入口を開放するときにカバー部材を容易に上方移動させることができ、かつ塵芥投入箱の外側面における付属部品の取り付け自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態に係る塵芥収集車の後部を示す概略側断面図である。
塵芥投入箱を車両後方から見た図である。
図2のI-I矢視断面図である。
アーム部材及びその周辺を示す図3の拡大断面図である。
図4のII矢視図である。
図3に対応する断面図であり、アーム部材が上方回動した状態を示している。
図4のIII矢視図である。
本発明の第2実施形態に係る塵芥収集車のアーム部材及びその周辺を示す拡大断面図である。
図8のIV矢視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
構造体
3か月前
個人
包装体
9か月前
個人
包装体
9か月前
個人
収納用具
4日前
個人
パレット
9か月前
個人
半蓋半箱筒
5か月前
個人
衣類カバー
9か月前
個人
折り畳み製品
7か月前
個人
開封用カッター
2か月前
個人
内容物排出装置
9か月前
個人
テープホルダー
7か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
1か月前
個人
段ボール用キリ
8か月前
個人
「即時結束具」
7か月前
個人
収容ケース
9か月前
個人
パウチ容器
3か月前
個人
ビニール袋開口具
9か月前
個人
チャック付き袋体
2か月前
個人
粘着テープカッタ
7か月前
個人
コード長さ調整器
7か月前
個人
爪楊枝流通セット
6か月前
個人
折りたたみコップ
2か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
4か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
3か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
個人
チャック付き保存袋
2か月前
株式会社イシダ
包装装置
5か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
プラスチックバッグ
4か月前
凸版印刷株式会社
包装袋
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
28日前
個人
粘着テープ剥がし具
1か月前
三甲株式会社
容器
9か月前
続きを見る