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公開番号2024069850
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-22
出願番号2022180098
出願日2022-11-10
発明の名称入浴装置
出願人オージー技研株式会社
代理人
主分類A61H 33/00 20060101AFI20240515BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】入浴介助作業における介助者の手間を軽減でき、浴槽の設置スペースの増大を抑制することが可能な入浴装置を提供する。
【解決手段】扉部4で開閉する開口部が側面に設けられた浴槽3と、入浴者の乗る乗部6が台車部5上に分離連結可能に設けられた搬送車と、を備え、入浴者の横方向に搬送車を移動して前記側面から浴槽3に進入することで、台車部5が浴槽3の下方に収納され、乗部6が前記開口部を通して浴槽3内に挿入されるよう構成され、扉部4は浴槽3の下方に収納可能である。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
扉部で開閉する開口部が側面に設けられた浴槽と、
入浴者の乗る乗部が台車部上に分離連結可能に設けられた搬送車と、を備え、
前記入浴者の横方向に前記搬送車を移動して前記側面から前記浴槽に進入することで、前記台車部が前記浴槽の下方に収納され、前記乗部が前記開口部を通して前記浴槽内に挿入されるよう構成され、
前記扉部は前記浴槽の下方に収納可能である、
ことを特徴とする入浴装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記扉部は、前記浴槽の底部と、前記浴槽の下方に収納された前記台車部との間の空間に収納可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の入浴装置。
【請求項3】
前記扉部は平板形状である、ことを特徴とする請求項1に記載の入浴装置。
【請求項4】
前記扉部は手動で開閉する、ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の入浴装置。
【請求項5】
前記扉部の開閉操作を補助するための補助手段を設けた、ことを特徴とする請求項4に記載の入浴装置。
【請求項6】
前記補助手段は、前記扉部の下方部位に設けた重りである、ことを特徴とする請求項5に記載の入浴装置。
【請求項7】
前記扉部を開閉する際に掴む把持部を前記扉部に設けた、ことを特徴とする請求項4に記載の入浴装置。
【請求項8】
水平面内において前記横方向に直交する方向を縦方向とするとき、前記浴槽の下方に収納された前記台車部の前記縦方向における中心位置に対して対称ないし略対称となるように前記把持部を設けた、ことを特徴とする請求項7に記載の入浴装置。
【請求項9】
前記浴槽には前記開口部側から視認可能なマークが設けられ、
前記乗部はサイドフェンスを備え、前記乗部が前記浴槽内に挿入された状態を横方向から見たとき、前記マークと同一の鉛直線上にほぼ位置する別のマークが前記サイドフェンスに設けられた、ことを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の入浴装置。
【請求項10】
前記乗部は、前記浴槽に挿入されるときに取り得る複数の形態を有し、複数のそれぞれの前記形態に対応する前記別のマークが前記サイドフェンスに複数設けられた、ことを特徴とする請求項9に記載の入浴装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、入浴者を搬送する搬送車と浴槽とを備えた入浴装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、浴槽の側壁に扉で開閉される開口部が設けられ、扉は蝶番により浴槽に取付けられた入浴装置が記載されている。扉が開いた状態の浴槽の側壁に車椅子の台車を連結し、台車上の座部を台車から分離し、横方向に座部を移動して開口部から浴槽内に入れるようになっている。特許文献2には、浴槽の開口部から浴槽内へ搬送車を入浴者の足側から進入すると、台車と座部が分離し、台車は浴槽の下方に位置し、座部が浴槽内に位置する入浴装置が記載されている。浴槽には開口部を開閉する扉が設けられ、扉は蝶番により浴槽に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6674292号公報
特許第5493187号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の入浴装置では、座部を浴槽内に移動させた後、扉を閉める際には、台車を邪魔にならない位置まで移動させる必要があり、介助者にとって手間であった。また、特許文献2に記載の入浴装置において、浴槽の側壁に蝶番で連結された扉で開閉される開口部を設け、横方向に座部を移動して開口部から浴槽内に入れようとする場合、扉の幅が大きくなり扉を開いた際に浴槽の側壁から扉が大きく突出するため、扉の手前に大きな空間が必要になる。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、入浴介助作業における介助者の手間を軽減でき、浴槽の設置スペースの増大を抑制することが可能な入浴装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記目的を達成するために以下の手段を提供する。
【0007】
本発明の入浴装置は、扉部で開閉する開口部が側面に設けられた浴槽と、入浴者の乗る乗部が台車部上に分離連結可能に設けられた搬送車と、を備え、前記入浴者の横方向に前記搬送車を移動して前記側面から前記浴槽に進入することで、前記台車部が前記浴槽の下方に収納され、前記乗部が前記開口部を通して前記浴槽内に挿入されるよう構成され、前記扉部は前記浴槽の下方に収納可能である、ことを特徴とする。これによれば、搬送車の台車部が入浴介助作業の妨げにならない。扉部の開閉時に台車部を浴槽から離れた位置に移動させる必要性がなく、介助者の手間が軽減される。また、浴室内に浴槽を配置する際に、扉部の手前に扉部の幅に相当する空間を確保する必要がない。
【0008】
本発明の入浴装置において、好ましい実施態様では、前記扉部は、前記浴槽の底部と、前記浴槽の下方に収納された前記台車部との間の空間に収納可能である。これによれば、扉部の幅を小さくするよう扉部を折りたたむような構造(例えば折れ戸のような扉部が2枚に折れて開く構造)にする必要はなく、扉部をそのままの形状で浴槽の下方に収納することができる。
【0009】
本発明の入浴装置において、好ましい実施態様では、前記扉部は平板形状である。これによれば、扉を収納する浴槽の下方空間において、扉の厚み方向に必要な空間の長さを小さくすることができる。
【0010】
本発明の入浴装置において、好ましい実施態様では、前記扉部は手動で開閉する。これによれば、扉部を移動させる駆動源が不要なので、コストダウンができる。
(【0011】以降は省略されています)

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