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公開番号2024063773
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-13
出願番号2023182931
出願日2023-10-25
発明の名称装具
出願人興和株式会社,ディーエムチェーン協同組合
代理人個人
主分類A61F 5/02 20060101AFI20240502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】軽量、簡易な構成で、着用者の持ち上げ動作等を補助し、また、着用者の姿勢保持を助け、着用者の背部・腰部への負担を低減する装具を提供する。
【解決手段】装具100は、着用者の背部及び腰部に当接して被着される本体部1と、伸縮性を有する生地で形成され、一端が本体部1下部の離隔した二点に各々固着されて、当該固着された二点から着用者の背部で交差状に配されて肩部を通って脇下を周回し、他端が本体部1の中央近傍に各々連結される一対の付勢バンド部4と、伸縮性を有する生地で形成され、本体部1下部に固着され、着用者の下肢部で固定される下肢バンド部3とを備える。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
着用者の背部及び腰部に当接して被着される本体部と、
伸縮性を有する生地で形成され、一端が前記本体部下部の離隔した二点に各々固着されて、当該固着された二点から着用者の背部で交差状に配されて肩部を通って脇下を周回し、他端が前記本体部の中央近傍に各々連結される一対の付勢バンド部と、
伸縮性を有する生地で形成され、前記本体部下部に固着され、着用者の下肢部で固定される下肢バンド部とを備えることを
特徴とする装具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の装具において、
前記本体部が、着用者の腰部に対応する下部両側位置から左右に延出される腰ベルトからなる押圧部分を備え、
当該押圧部分の各左右の腰ベルトが、前記本体部を着用者の腰部に押圧固定することを
特徴とする装具。
【請求項3】
請求項2に記載の装具において、
前記本体部の押圧部分が、当該本体部の左右側端から各左右の腰ベルト上に交差して配設される一対のバンド部を備えることを
特徴とする装具。
【請求項4】
請求項1に記載の装具において、
前記本体部が、着用者の背部及び腰部背面に配設される二重構造の中央部分を有し、
前記中央部分が、二重構造内部であって前記付勢バンド部の着用者側に板状体を備えることを
特徴とする装具。
【請求項5】
請求項1に記載の装具において、
前記下肢バンド部が、着用者の背面側で下肢に沿って配設される伸縮部分と、着用者の下肢に巻回されて固定される巻回部分とを備え、
左右一対の前記伸縮部分の少なくとも一部が、互いに連結されて一体的に形成されることを
特徴とする装具。
【請求項6】
請求項1に記載の装具において、
前記本体部と前記下肢バンド部とが、前記本体部側に配設される受具と、当該受具に対して回動自在に遊嵌される差込具とで連結されることを
特徴とする装具。
【請求項7】
請求項1に記載の装具において、
前記付勢バンド部の他端に固着され、着用者の肩部から脇下近傍を周回して前記本体部の中央近傍に連結される肩ベルト部を備えることを
特徴とする装具。
【請求項8】
請求項7に記載の装具において、
前記本体部と前記肩ベルト部とが、前記本体部側に配設される受具と、当該受具に対して回動自在に遊嵌される差込具とを介して連結されることを
特徴とする装具。
【請求項9】
請求項7に記載の装具において、
前記肩ベルト部が、装着時における左右一対の前記肩ベルト部間の距離を調整して連結する連結部分を備え、
前記連結部分が、上下方向に移動可能であることを
特徴とする装具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軽量、簡易な構成で、着用者の持ち上げ動作等を補助し、また、着用者の姿勢保持を助け、着用者の背部・腰部への負担を低減する装具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、身体に装着して、重量物の持ち上げ動作等を補助する等の装具、いわゆるボディースーツ等が知られている。
【0003】
例えば、従来の人体サポート装置は、ベース部と、上体装着部と、脚部装着部と、腰部ベルトと、アクチュエータ収容部と、アクチュエータと、ワイヤと、を備え、上体装着部は、人体サポート装置の上部に位置する一つの部品により構成される上体側フレームであってアクチュエータ収容部を有して左右一対のベース部に直接接続される上体側フレームを有することにより、着用者が体感する重量感を低減して、軽快な装着感を得ることを可能とするものである(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-69792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の人体サポート装置は、調整バルブから弾性チューブに供給される空気量を調整して、着用者を引き起こす方向へのアクチュエータ(人工筋肉)による付勢力を利用して、着用者の腕部及び腰部をサポートするものであるが、その構成は複雑であり、製造コスト、ランニングコストが高くなってしまう。
【0006】
また、複雑な構成からなる装置であることから、重量が大きくなってしまい、着用者の腰部への負担低減は十分なものとはいえない。
また、装具の重量増加は、長時間着用時における着用者の姿勢維持を難しくする、といった課題があった。
【0007】
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、軽量、簡易な構成で、着用者の持ち上げ動作等を補助し、また、着用者の姿勢保持を助け、着用者の背部・腰部への負担を低減する装具を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、姿勢保持、労働作業時における背部や腰部等への負担軽減、背部痛や腰痛等の緩和、予防等を目的とし、例えば、ボディースーツ、姿勢補助装具、アシストスーツ、サポートジャケット等として使用することができる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る装具は、着用者の背部及び腰部に当接して被着される本体部と、伸縮性を有する生地で形成され、一端が本体部下部の離隔した二点に各々固着されて、当該固着された二点から着用者の背部で交差状に配されて肩部を通って脇下を周回し、他端が本体部の中央近傍に各々連結される一対の付勢バンド部と、伸縮性を有する生地で形成され、上記本体部下部に固着され、着用者の下肢部で固定される下肢バンド部とを備える。
【0010】
このように本発明においては、本体部と、着用者の背部で交差状に配されて肩部を通って脇下を周回する付勢バンド部と、着用者の下肢部で固定される下肢バンド部とを備えることから、装具を装着した着用者が、上半身を前傾して下肢を屈曲させた姿勢から重量物を持ち上げる際に、伸長状態である下肢バンド部の本体部側への強い引張力によって、下肢の屈曲状態から直立状態となることを補助するとともに、同様に伸長状態である付勢バンド部の正面側から背面側(本体部側)への強い引張力によって、着用者の上半身の起立を補助しながら、着用者が重量物を持ち上げることが可能となり、着用者の下肢部から腰部、背部及び肩部を介して胸部まで連続するように配設される付勢バンド部と、下肢バンド部とが協同して、着用者の持ち上げ動作等を補助し、着用者の背部・腰部への負担を低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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