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公開番号2024059382
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167036
出願日2022-10-18
発明の名称エレベータ
出願人フジテック株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B66B 1/50 20060101AFI20240423BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】非接触で乗りかごに関する操作を実行可能なエレベータにおいて乗客が挿し込んだ物体が偶発的に操作入力部に触れてしまうのを抑制しつつ誤検知も抑制可能なエレベータを提供する。
【解決手段】エレベータ(図1参照)10は、乗りかご(図1参照)20に関する非接触で行う機能を有する延長機能付き操作盤50を備え、光を照射することにより物体の有無を検知するセンサ部54と、センサ部54が設けられた操作パネル51とを含み、センサ部54は操作パネル51に設けられた窪み部52に設置され、センサ部54における光の照射方向は窪み部52から外側に向かう方向であり且つ操作パネル51の前面51Fの直交方向である水平方向Zに対して傾斜する方向となるように設定される。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
エレベータ用乗りかごに関する操作を非接触で行う機能を有する操作入力部を備えるエレベータであって、
前記操作入力部は、光を照射することにより物体の有無を検知する非接触式センサと、前記非接触式センサが設置される本体部とを含み、前記非接触式センサは前記本体部に設けられた窪み部に設置され、前記非接触式センサにおける光の照射方向は前記窪み部から外側に向かう方向であり且つ前記本体部の主面の直交方向に対して傾斜する方向となるように設定されている、
エレベータ。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記窪み部は、奥側よりも手前側の幅が広くなるように形成されている、
請求項1に記載のエレベータ。
【請求項3】
前記窪み部は、溝状に形成されている、
請求項1または2に記載のエレベータ。
【請求項4】
前記非接触式センサにおける光の照射方向は、斜め上方となるように設定される、
請求項1または2に記載のエレベータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベータに関し、特に、エレベータの非接触式操作に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
エレベータのかご内や乗場には、かご操作盤や乗場操作盤が設置される。かご操作盤や乗場操作盤には、行先階の数字などを表示した行先階釦や上下釦などの乗りかごに関する操作を行うための操作釦が設けられている。乗客は、例えば、行先階釦を操作することで、昇降路を移動するかごの行先階を制御装置に(呼び)登録する。この行先階釦には、押釦やタッチパネルのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)といった接触式のものが広く採用されている。
【0003】
また、近年、公共施設等に設置されるエレベータにおいて、衛生面への配慮から、かごに関する操作を非接触で行うことが可能な非接触式操作盤も導入されつつある。この種のかご操作盤では、乗客が光電センサなどの非接触式センサに手などの物体を近づけて検知させることによって操作を行うように構成されている。
【0004】
この点に関し、特許文献1には、光電センサを構成する投光部および受光部を筒体の中で直径方向に互いに対向するように配置し、投光部の発する光を指が遮ることによって非接触で操作を検知できるようにしたエレベータが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
登録実用新案第3037379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1に記載のエレベータでは、細い筒体内に指などの物体を挿し込んで操作を行う必要があり、指を筒体内に挿し込んだときに筒体に指が触れてしまいやすく非接触で操作を行いにくいという問題がある。
【0007】
本発明は、非接触で乗りかごに関する操作を実行可能なエレベータにおいて乗客が挿し込んだ物体が偶発的に操作入力部に触れてしまうのを抑制しつつ誤検知も抑制可能なエレベータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のエレベータは、エレベータ用乗りかごに関する操作を非接触で行う機能を有する操作入力部を備えるエレベータであって、操作入力部は、光を照射することにより物体の有無を検知する非接触式センサと、非接触式センサが設置される本体部とを含み、非接触式センサは本体部に設けられた窪み部に設置され、非接触式センサにおける光の照射方向は窪み部から外側に向かう方向であり且つ本体部の主面の直交方向に対して傾斜する方向となるように設定されているものである。
【0009】
本発明のエレベータにおいて、窪み部は、奥側よりも手前側の幅が広くなるように形成されてもよい。
【0010】
また、本発明のエレベータにおいて、窪み部は、溝状に形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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