TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024059143
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022166633
出願日2022-10-18
発明の名称連携システム、会員管理システム、体組成管理システム、及びシステム連携方法
出願人株式会社タニタ
代理人個人
主分類G16H 40/20 20180101AFI20240423BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】 会員制の施設に設置された体組成計でユーザを特定する際のユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】 連携システム100は、施設会員としてのユーザを第1識別情報で管理する会員管理システム10と体組成計利用者としてのユーザを第2識別情報で管理する体組成管理システム20とが連携してなる。会員管理システム10は、施設会員であるユーザの認証を行い、認証されたユーザに対して第1識別情報を取得するためのハッシュ値を発行する会員管理サーバ11を備える。体組成管理システム20は、ユーザの体組成を計測する業務用体組成計23と、業務用体組成計23で計測された体組成を登録されたユーザごとに第2識別情報に関連付けて管理する体組成管理サーバ21とを備える。体組成管理サーバ21は、ハッシュ値を用いて取得したユーザの第1識別情報と、当該ユーザの第2識別情報とを関連付ける構成を有している。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
施設会員としてのユーザを会員識別情報で管理する会員管理システムと体組成計利用者としてのユーザを第2識別情報で管理する体組成管理システムとが連携してなる連携システムであって、
前記会員管理システムは、施設会員であるユーザの認証を行い、認証されたユーザに対して前記会員識別情報に基づく第1識別情報を取得するためのハッシュ値を発行する会員管理サーバを備え、
前記体組成管理システムは、
ユーザの体組成を計測する体組成計と、
前記体組成計で計測された体組成を登録されたユーザごとに前記第2識別情報に関連付けて管理する体組成管理サーバと、
を備え、
前記体組成管理サーバは、前記ハッシュ値を用いて取得したユーザの前記第1識別情報と、当該ユーザの前記第2識別情報とを関連付ける、連携システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記体組成管理サーバは、前記ユーザから前記ハッシュ値を取得して、前記会員管理サーバに送信し、前記会員管理サーバは、前記体組成管理サーバから受信した前記ハッシュ値から当該ユーザの前記第1識別情報を取得して、前記体組成管理サーバに送信し、
前記体組成管理サーバは、前記会員管理サーバから受信した前記第1識別情報と当該ユーザの前記第2識別情報とを関連付ける、請求項1に記載の連携システム。
【請求項3】
前記会員管理サーバは、ユーザからの要求に応じて発行した前記ハッシュ値を当該ユーザのユーザ端末に送信し、
前記体組成管理システムは、さらに前記ユーザから前記第2識別情報と前記ハッシュ値を取得して前記体組成管理サーバに送信する体組成計端末を備え、
前記体組成管理サーバは、前記体組成計端末から取得した前記ハッシュ値を用いて取得した前記第1識別情報と、前記ハッシュ値とともに前記体組成計端末から取得した前記前記第2識別情報とを関連付ける、請求項2に記載の連携システム。
【請求項4】
前記第1識別情報と前記第2識別情報との関連付けを、前記ユーザの前記体組成計による体組成の計測の前に行う、請求項1に記載の連携システム。
【請求項5】
前記第1識別情報と前記第2識別情報との関連付けを、前記ユーザの前記体組成計による体組成の計測の後に行う、請求項1に記載の連携システム。
【請求項6】
前記体組成管理サーバは、前記体組成管理システムに前記ユーザが登録されていない場合に、当該ユーザの登録を行って前記第2識別情報を付与した上で、当該ユーザの前記第2識別情報と、前記ハッシュ値に基づいて取得された当該ユーザの前記第1識別情報とを関連付ける、請求項1に記載の連携システム。
【請求項7】
前記会員管理システムは、前記会員管理サーバが前記会員識別情報による前記ユーザの認証を行うことで、前記会員管理サーバを介して前記体組成管理システムのサービスを当該ユーザに提供する、請求項1に記載の連携システム。
【請求項8】
前記体組成管理サーバは、前記会員管理サーバからのユーザを指定した要求に応じて、当該ユーザの体組成の情報を単純データの形式で前記会員管理サーバに送信し、
前記会員管理サーバは、前記体組成管理サーバから受信した前記単純データを用いて体組成を閲覧するための閲覧情報を生成する、請求項7に記載の連携システム。
【請求項9】
前記体組成管理サーバは、前記会員管理サーバからのユーザを指定した要求に応じて、当該ユーザの体組成の情報を図式描画データの形式で前記会員管理サーバに送信し、
前記会員管理サーバは、前記体組成管理サーバから受信した前記図式描画データを用いて当該ユーザの体組成を閲覧するための閲覧情報を生成する、請求項7に記載の連携システム。
【請求項10】
前記体組成管理サーバは、前記会員管理サーバからのユーザを指定した要求に応じて、当該ユーザの体組成の情報を閲覧するための閲覧情報を生成して、前記会員管理サーバに送信する、請求項7に記載の連携システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会員管理システムと体組成管理システムとが連携してなる連携システム、体組成管理システムと連携可能な会員管理システム、会員管理システムと連携可能な体組成管理システム、及びシステム連携方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【従来技術】
【0002】
フィットネスジム等の会員制の施設では、会員(以下、「ユーザ」ともいう。)を管理するための会員管理システムが採用されている。会員管理システムは、例えばフィットネスジムの場合には、会員がフィットネスジムを利用する際に認証を行って会員の施設利用を許可するために用いられる。
【0003】
会員管理システムは、例えば、会員が所持するスマートフォン等の媒体に当該会員の識別情報を持たせて、施設には読取装置と会員管理サーバを設ける。会員管理サーバは、登録済であって施設を利用可能な会員の識別情報を記憶している。ユーザが施設を利用しようとする際には、ユーザの媒体にある識別情報を読取装置に読ませて会員管理サーバが記憶している登録済みの会員の識別情報と照合を行うことで、当該ユーザの施設利用の許否を判断している。
【0004】
一方、フィットネスジム等の施設には、ユーザの体組成を計測する体組成計測装置が設置されることがある。昨今は、比較的簡易な家庭向けの体組成計が普及しており、自己の体組成(例えば、体脂肪率、BMI等)に関心を持つ者も多い。フィットネスジム等では、このようなユーザに向けて、比較的高額だが高精度な体組成計測が可能な業務用の体組成計を設置し、より高精度な体組成測定を行いたいと考えるユーザのニーズに応えている。
【0005】
体組成は、計時的な変化を管理することが有効であり、例えば、フィットネスジムのユーザは、フィットネスジムでの継続的な運動によって体組成にどのような変化が生じるのかに関心がある。このために、家庭用の体組成計を個人的に、あるいは家族で共有して利用する場合であっても、フィットネスジム等の公共の場所に設置された業務の用の体組成計を利用する場合であっても、計測した体組成を自己の識別情報と関連付けて記憶し、識別情報をもって自己の過去の体組成の履歴を読み出すことができるようにしている。
【0006】
特に、計測した体組成をクラウドに保存しておくことで、種々の端末から自己の識別情報を指定して自己の過去の体組成の履歴を読み出すことができ、また、複数の体組成計でそれぞれ計測された同一のユーザの体組成を統合して保存しておくことができる。例えば、家庭用の体組成計で計測した体組成と、業務用の体組成計で計測された体組成とを同じサーバに保存して、それらを合わせて過去の自己の体組成として読み出すことが可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5154130号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、例えばフィットネスジムに設置された業務用の体組成計を利用する場合に、フィットネスジム等の会員の特定と体組成計利用者としてのユーザの特定とを別々に行うとユーザの利便性が損なわれる。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、会員制の施設に設置された体組成計でユーザを特定する際のユーザの利便性を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
第1の態様の連携システムは、施設会員としてのユーザを会員識別情報で管理する会員管理システムと体組成計利用者としてのユーザを第2識別情報で管理する体組成管理システムとが連携してなる連携システムであって、前記会員管理システムは、施設会員であるユーザの認証を行い、認証されたユーザに対して前記会員識別情報に基づく第1識別情報を取得するためのハッシュ値を発行する会員管理サーバを備え、前記体組成管理システムは、ユーザの体組成を計測する体組成計と、前記体組成計で計測された体組成を登録されたユーザごとに前記第2識別情報に関連付けて管理する体組成管理サーバとを備え、前記体組成管理サーバは、前記ハッシュ値を用いて取得したユーザの前記第1識別情報と、当該ユーザの前記第2識別情報とを関連付ける構成を有している。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
医療情報システム
4か月前
花王株式会社
美容システム
20日前
個人
支援システム、支援プログラム
18日前
TOTO株式会社
生体情報管理システム
2か月前
TOTO株式会社
排泄情報管理システム
2か月前
住友化学株式会社
組成提案装置
10日前
株式会社アルメックス
遠隔医療システム
19日前
小林クリエイト株式会社
被搬送物識別システム
3か月前
個人
データ移行方法及びプログラム
6か月前
学校法人近畿大学
腫瘍の分類推定システム
1か月前
個人
看取り医師マッチングシステム
2か月前
個人
アプリケーションソフトウェア
6か月前
株式会社Smart119
情報処理システム
5か月前
TRIBAWL株式会社
情報処理装置
4か月前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
閾値算出方法
2か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
小林製薬株式会社
漢方生薬製剤の決定支援装置
4か月前
住友化学株式会社
学習装置及び予測装置
10日前
株式会社Xenlon
紹介支援システム
4か月前
株式会社レイヤード
情報処理システム
1か月前
富士通株式会社
ジェノグラム作成及び診断
6か月前
株式会社日立製作所
情報処理装置
3か月前
株式会社ラフール
情報処理システム
4か月前
株式会社エクサウィザーズ
情報処理方法及びプログラム
5か月前
個人
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
5か月前
株式会社医療情報技術研究所
医療機関受付システム
11日前
個人
医療情報サーバおよび端末
4か月前
個人
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
2か月前
株式会社医用工学研究所
手術時間比較システム
1か月前
株式会社サンクスネット
健康医療情報一元管理システム
4か月前
個人
プログラム、情報処理方法及び情報処理装置
23日前
個人
配薬支援システムおよび配薬支援方法
5か月前
ライオン株式会社
提案システム及び提案方法
3か月前
タカラベルモント株式会社
リハビリ支援装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
健康増進システム及び健康増進方法
4か月前
トヨタ自動車株式会社
健康増進システム及び健康増進方法
4か月前
続きを見る