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公開番号2024058534
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022208884
出願日2022-12-26
発明の名称呼吸補助具、呼吸補助装置
出願人株式会社MAGOS
代理人個人,個人
主分類A61M 16/06 20060101AFI20240418BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】利用者の鼻穴に対する利用者の鼻穴に挿入する部分の相対位置を調整可能な呼吸補助具を提供する。
【解決手段】本発明の呼吸補助具は、気体を通す供給管から供給される気体を利用者の鼻穴に案内する呼吸補助具であって、前記供給管から供給される気体を通し、前記利用者の鼻と口の間の鼻下領域において前記利用者の顔の幅方向に延びる姿勢で配置される第一管状部と、前記第一管状部から分岐し、且つ前記利用者の前記鼻穴に挿入可能に構成され、前記第一管状部を通る気体を自身の出口開口から噴出可能に構成される1対の第二管状部と、を備え、前記第一管状部は、前記第一管状部の軸方向に伸縮して、該軸方向における1対の前記第二管状部の間隔の変化に追従可能な伸縮構造を有する。前記伸縮構造は、前記軸方向に伸縮可能に構成される蛇腹構造である。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
気体を通す供給管から供給される気体を利用者の鼻穴に案内する呼吸補助具であって、
前記供給管から供給される気体を通し、前記利用者の鼻と口の間の鼻下領域において前記利用者の顔の幅方向に延びる姿勢で配置される第一管状部と、
前記第一管状部から分岐し、且つ前記利用者の前記鼻穴に挿入可能に構成され、前記第一管状部を通る気体を自身の出口開口から噴出可能に構成される1対の第二管状部と、
を備え、
前記第一管状部は、前記第一管状部の軸方向に伸縮して、該軸方向における1対の前記第二管状部の間隔の変化に追従可能な伸縮構造を有することを特徴とする、
呼吸補助具。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記伸縮構造は、前記軸方向に伸縮可能に構成される蛇腹構造であることを特徴とする、
請求項1に記載の呼吸補助具。
【請求項3】
前記供給管から供給される気体を前記第一管状部に供給可能に前記供給管と前記第一管状部の間で双方に接続される1対の連絡管状部と、
前記鼻下領域において前記第一管状部が前記利用者の顔の前記幅方向に延びる姿勢となるように1対の前記連絡管状部を前記利用者の顔に装着する装着部と、
を備えることを特徴とする、
請求項1に記載の呼吸補助具。
【請求項4】
前記装着部は、前記連絡管状部から前記鼻下領域に向かって延設され、前記鼻下領域で前記利用者の顔と当接することで前記第一管状部が前記利用者の顔の前記幅方向に延びる姿勢となるように前記連絡管状部を前記利用者の顔に位置決めすることを特徴とする、
請求項3に記載の呼吸補助具。
【請求項5】
前記連絡管状部の軸方向(以下、連絡側軸方向と呼ぶ。)における前記第一管状部と前記連絡管状部の接続位置を変更する接続位置変更機構を備えることを特徴とする、
請求項3に記載の呼吸補助具。
【請求項6】
前記第一管状部の前記軸方向における一方側の端部と一方側の前記連絡管状部の接続位置を変更する第一接続位置変更機構と、
前記第一管状部の前記軸方向における他方側の端部と他方側の前記連絡管状部の接続位置を変更する第二接続位置変更機構と、
を有することを特徴とする、
請求項3に記載の呼吸補助具。
【請求項7】
前記接続位置変更機構は、
前記第一管状部の端部において前記第一管状部の径方向に縮径し、該径方向の最内部に前記第一管状部の内部に繋がる開口を有する縮径部と、
前記連絡管状部の外周面に前記連絡側軸方向に間隔を空けて複数設けられ、各々が前記縮径部と係合可能に構成される係合部と、
を有し、
前記開口を通じて前記連絡管状部を前記第一管状部の内部に挿入した際、前記係合部は、前記縮径部と係合して前記連絡側軸方向への前記第一管状部と前記連絡管状部の相対移動を規制するように構成されることを特徴とする、
請求項5に記載の呼吸補助具。
【請求項8】
前記縮径部は、弾性変形可能な材料により構成されることを特徴とする、
請求項7に記載の呼吸補助具。
【請求項9】
前記係合部は、前記連絡管状部の外周面において前記連絡管状部の径方向外側に突出しつつ、前記連絡管状部の周方向に周回するように構成され、
前記縮径部の前記開口の内径は、前記係合部の最大外径よりも小さく構成されることを特徴とする、
請求項7に記載の呼吸補助具。
【請求項10】
前記縮径部及び前記係合部の少なくとも一方は、弾性変形可能な材料により構成され、
前記連絡管状部を前記第一管状部の内部に挿入した状態で前記第一管状部を前記軸方向に移動させるための外力を付勢すると、前記縮径部及び前記係合部の少なくとも一方が弾性変形をして、前記連絡管状部に対する前記第一管状部の前記連絡側軸方向の相対移動を許容することを特徴とする、
請求項9に記載の呼吸補助具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、呼吸補助具及び呼吸補助装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
呼吸補助装置は、患者の鼻腔内に酸素等の正圧の気体を供給するものが広く普及している。この種の呼吸補助装置として、例えば、ガス源と、該ガス源から供給される呼吸ガスを送出する送出導管と、該送出導管から送出される呼吸ガスを患者の鼻腔内に案内する経鼻カニューレと、を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。そして、経鼻カニューレは、例えば、形状が略管状のマニホルド部と、マニホルド部に連結され、1対の鼻プロングを有する顔面装着部を有する。送出導管を通って供給される呼吸ガスは、マニホルド部を通じて顔面装着部に送られ、1対の鼻プロングから患者の鼻穴に供給される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-138874号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記経鼻カニューレでは、1対の鼻プロングの間隔は固定されている。また、患者の1対の鼻穴の間隔は、個人差がある。このため、上記1対の鼻プロングを患者の鼻穴に挿入した際、上記1対の鼻プロングと患者の鼻穴の間隔が合わないと、鼻プロングが鼻腔に接触して鼻腔が圧迫されるおそれがある。また、上記1対の鼻プロングが鼻腔に接触する状態が継続すると、患者にとって不快に感じる。
【0005】
本発明は、斯かる実情に鑑み、利用者の鼻穴に対する利用者の鼻穴に挿入する部分の相対位置を調整可能な呼吸補助具、及び呼吸補助装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の呼吸補助具は、気体を通す供給管から供給される気体を利用者の鼻穴に案内する呼吸補助具であって、前記供給管から供給される気体を通し、前記利用者の鼻と口の間の鼻下領域において前記利用者の顔の幅方向に延びる姿勢で配置される第一管状部と、前記第一管状部から分岐し、且つ前記利用者の前記鼻穴に挿入可能に構成され、前記第一管状部を通る気体を自身の出口開口から噴出可能に構成される1対の第二管状部と、を備え、前記第一管状部は、前記第一管状部の軸方向に伸縮して、該軸方向における1対の前記第二管状部の間隔の変化に追従可能な伸縮構造を有することを特徴とする。
【0007】
本発明の呼吸補助具において、前記伸縮構造は、前記軸方向に伸縮可能に構成される蛇腹構造であることを特徴とする。
【0008】
本発明の呼吸補助具は、更に、前記供給管から供給される気体を前記第一管状部に供給可能に前記供給管と前記第一管状部の間で双方に接続される1対の連絡管状部と、前記鼻下領域において前記第一管状部が前記利用者の顔の前記幅方向に延びる姿勢となるように1対の前記連絡管状部を前記利用者の顔に装着する装着部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明の呼吸補助具において、前記装着部は、前記連絡管状部から前記鼻下領域に向かって延設され、前記鼻下領域で前記利用者の顔と当接することで前記第一管状部が前記利用者の顔の前記幅方向に延びる姿勢となるように前記連絡管状部を前記利用者の顔に位置決めすることを特徴とする。
【0010】
本発明の呼吸補助具は、更に、前記連絡管状部の軸方向(以下、連絡側軸方向と呼ぶ。)における前記第一管状部と前記連絡管状部の接続位置を変更する接続位置変更機構を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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