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公開番号2024058518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022175860
出願日2022-10-14
発明の名称UVケア剤用組成物
出願人株式会社ピカソ美化学研究所
代理人
主分類A61K 8/85 20060101AFI20240418BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】紫外線散乱剤の分散性が良好で、かつ、肌に対して均一に塗布することができるとともに、塗布時の使用感が軽く、延展性に優れたUVケア剤用組成物の提供。
【解決手段】
少なくとも紫外線散乱剤を含んでなるUVケア剤用組成物であって、成分A:ポリヒドロキシステアリン酸と、成分B:イソステアリン酸エチル、ラウリン酸イソアミルおよびネオペンタン酸イソデシルから選ばれる少なくとも1種と、(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマーとを含有することを特徴とするUVケア剤用組成物とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも紫外線散乱剤を含んでなるUVケア剤用組成物であって、
下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cとを含有することを特徴とするUVケア剤用組成物。
成分A:ポリヒドロキシステアリン酸
成分B:イソステアリン酸エチル、ラウリン酸イソアミルおよびネオペンタン酸イソデシルから選ばれる少なくとも1種
成分C:(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記成分Bの含有量が3~40質量%である請求項1に記載のUVケア剤用組成物
【請求項3】
更に、下記成分Dを含有してなる請求項1又は2に記載のUVケア剤用組成物。
成分D:ジカプリリルエーテル
【請求項4】
水を含み又は含まず、含む場合はその含有量が1質量%以下である油性の組成物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のUVケア剤用組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、UVケア剤用組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
常に肌は紫外線に暴露され続けており、日焼けによるダメージが蓄積している。蓄積したダメージを修復することにより、健常な肌へ導く試みも重要ではあるが、根本的に紫外線から肌を守り、健常な肌を維持し続ける対策をとることが最も重要である。そのため、従来から、紫外線防御機能を発揮する日焼け止め剤(UVケア剤)が開発され続けている、このようなUVケア剤の中には、主に紫外線吸収剤や紫外線散乱剤などの成分が配合されている。
【0003】
これら成分の中でも、紫外線散乱剤は粉体であることから、紫外線防御機能を十分に発揮させるためには、塗布時においてこれら紫外線散乱剤を肌へ均一に塗布する必要がある。そのためには、塗布前に紫外線散乱剤を十分に分散させなければならず、分散性を高めることを目的にステンレスボールなどの撹拌用の球体を設けた容器が主に用いられている。
【0004】
しかしながら、球体によって分散性を高める試みは一時的な対応であり、根本的に分散性を良好にするものではない。そのため、従来から、組成物中における紫外線散乱剤の分散性を高める様々な試みがなされている。具体的には、様々な剤型において分散剤としてポリヒドロキシステアリン酸を用い、紫外線散乱剤の分散性と、UVケア剤としての使用感の双方の効果を高める試みがなされている(例えば、特許文献1~3を参照)。
【0005】
このようにポリヒドロキシステアリン酸を用いることで、ある程度、紫外線散乱剤の分散性を高めることはできるものの、塗布時の感触が重く、使用時においてベタつきを感じ易くなるなどの欠点があり、十分に満足のいくものではなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-104401号公報
特開2018-076313号公報
特開2021-161048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、紫外線散乱剤の分散性が良好で、かつ、肌に対して均一に塗布することができるとともに、塗布時の使用感が軽く、延展性に優れたUVケア剤用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、本発明は、少なくとも紫外線散乱剤を含んでなるUVケア剤用組成物であって、下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cとを含有することを特徴とする。
成分A:ポリヒドロキシステアリン酸
成分B:イソステアリン酸エチル、ラウリン酸イソアミルおよびネオペンタン酸イソデシルから選ばれる少なくとも1種
成分C:(アクリレーツ/メタクリル酸ポリトリメチルシロキシ)コポリマー
【0009】
上記成分Bの含有量が3~40質量%であることが好ましい。
【0010】
更に、本発明のUVケア剤用組成物は、下記成分Dを含有することが好ましい。
成分D:ジカプリリルエーテル
(【0011】以降は省略されています)

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