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公開番号2024057632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164390
出願日2022-10-13
発明の名称包装材及びその製造方法
出願人artience株式会社
代理人
主分類B65D 65/40 20060101AFI20240418BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】本発明は、耐折り曲げ性、耐水摩擦性、耐ブロッキング性、及びヒートシール性に優れた包装材を提供することを目的とする。
【解決手段】ヒートシール層、紙基材、及び第一の表面保護層を順次有する包装材であって、前記第一の表面保護層が、ウレタン樹脂(A)及び樹脂(B)を含み、樹脂(B)が、ビニル系樹脂、及び/又はセルロース系樹脂を含み、第一の表面保護層の塗工量が、3~20g/m2である、包装材。(ただし、前記樹脂(B)はウレタン樹脂を含まない。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ヒートシール層、紙基材、及び第一の表面保護層を順次有する包装材であって、
前記第一の表面保護層が、ウレタン樹脂(A)及びウレタン樹脂(A)以外の樹脂(B)を含み、
前記樹脂(B)が、ビニル系樹脂、及び/又はセルロース系樹脂を含み、
第一の表面保護層の塗工量が、3~20g/m

である、包装材。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
ウレタン樹脂(A)以外の樹脂(B)が、ビニル系樹脂であり、前記ビニル系樹脂が、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル-アクリル共重合樹脂及びポリビニルアセタール樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の包装材。
【請求項3】
JIS K 7244-4によって測定された、25℃における第一の表面保護層の弾性率が、1.0×10

~1.5×10

Paである、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項4】
JIS K 7244-4によって測定された、25℃における第一の表面保護層の損失係数が、0.1~0.7である、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項5】
ヒートシール層が、ポリオレフィン樹脂、アクリル樹脂、及びウレタン樹脂(E)からなる群から選ばれる少なくとも一種を含む、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項6】
ウレタン樹脂(A)が、ポリエステル由来の構造単位を含む、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項7】
ウレタン樹脂(A)が、全アミン価(mgKOH/g)1以上10未満のウレタン樹脂(A1)、及び全アミン価(mgKOH/g)10以上20以下のウレタン樹脂(A2)を含む、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項8】
包装材が、更に、第二の表面保護層を有し、包装材の層構成が、ヒートシール層、紙基材、第一の表面保護層、及び第二の表面保護層の順である、請求項1又は2に記載の包装材。
【請求項9】
第二の表面保護層が、セルロース系樹脂を含む、請求項8に記載の包装材。
【請求項10】
第二の表面保護層が、更に、ポリアミド樹脂を含む、請求項9に記載の包装材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は包装材及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、商品パッケージその他の包装物には装飾や表面保護のために印刷が施されているのが一般的である。また、印刷物の意匠性、美粧性、高級感等の印刷品質は、そのでき如何によって、消費者の購入意欲を促進させるものであり、産業上の価値は大きい。
【0003】
一般的に、包装物は、包装材よりなり、当該包装材の構成には主にプラスチックフィルムが用いられ、透明であるため中身を視認できる使用方法もあり、特にラミネート包装材が用いられることが多かった。例えば、特許文献1においては、基材、印刷層、接着剤層及びシーラント層からなるラミネート包装材であって、印刷層及び接着剤層にバイオマス樹脂が使用された発明が記載されている。しかし、そもそもラミネート包装材は、石油由来プラスチックフィルムの使用量が多い。そのため、環境対応、カーボンニュートラルであり、更にプラスチックの使用量を削減可能な包装材が望まれており、技術開発がなされている。
【0004】
例えば、特許文献2には、紙基材上に、ウレタン樹脂とビニル系樹脂を含む層を有する保護シートに関する発明が記載されている。しかしながら、当該層の塗布量は、2.6g/m

であるため、耐折り曲げ性、及び耐水摩擦性に課題がある。上記課題解決に加え、包装材に求められる耐ブロッキング性、及びヒートシール性を向上させる必要がある。
【0005】
従って、耐折り曲げ性、耐水摩擦性、耐ブロッキング性、及びヒートシール性を満足できる包装材は未だ見出されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-051796号公報
特開2021-28168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、耐折り曲げ性、耐水摩擦性、耐ブロッキング性、及びヒートシール性を同時に満足できる包装材及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は前記課題に対して鋭意研究を重ねた結果、以下に記載の包装材を用いることで上記課題を解決することを見出し、本発明を成すに至った。
【0009】
すなわち本発明は、ヒートシール層、紙基材、及び第一の表面保護層を順次有する包装材であって、
前記第一の表面保護層が、ウレタン樹脂(A)及びウレタン樹脂(A)以外の樹脂(B)を含み、
前記樹脂(B)が、ビニル系樹脂、及び/又はセルロース系樹脂を含み、
第一の表面保護層の塗工量が、3~20g/m

である、包装材に関する。
【0010】
また、本発明は、ウレタン樹脂(A)以外の樹脂(B)が、ビニル系樹脂であり、前記ビニル系樹脂が、塩化ビニル-酢酸ビニル共重合樹脂、塩化ビニル-アクリル共重合樹脂及びポリビニルアセタール樹脂からなる群より選ばれる少なくとも一種である、上記包装材に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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