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公開番号2024057133
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163644
出願日2022-10-12
発明の名称天板付家具の構造
出願人コクヨ株式会社
代理人個人
主分類F16B 12/14 20060101AFI20240417BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】天板付家具としての剛性、耐久性をより一層高める。
【解決手段】脚3が、上下に伸びる脚支柱31と、脚支柱31の上端部に固定され天板体2の隅角部の下向面に沿って拡張しその下向面に接合するとともに貫通孔322が穿たれたブラケット32と、脚支柱31の上端部またはブラケット32における平面視当該脚支柱31の内側に位置するように固定されたナット部35とを備え、天板体2が、その隅角部における脚支柱31の上端部の直上にあたる箇所を貫通するように穿たれた挿通孔211、241、221と、その隅角部の下向面におけるブラケット32の貫通孔322と重なり合う箇所に形成されたナット孔222、242とを備えており、貫通孔322を介して下方からビス若しくはボルト5をナット孔222、242に螺合させて緊締し、挿通孔211、241、221を介して上方からビス若しくはボルト4をナット部35に螺合させて緊締するようにした。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
天板付家具における天板体にこれを支持する脚を固着する構造であって、
前記脚が、上下に伸びる脚支柱と、前記脚支柱の上端部に固定され前記天板体の隅角部の下向面に沿って拡張しその下向面に接合するとともに貫通孔が穿たれたブラケットと、前記脚支柱の上端部または前記ブラケットにおける平面視当該脚支柱の内側に位置するように固定されたナット部とを備え、
前記天板体が、その隅角部における前記脚支柱の上端部の直上にあたる箇所を貫通するように穿たれた挿通孔と、その隅角部の下向面における前記ブラケットの貫通孔と重なり合う箇所に形成されたナット孔とを備えており、
前記脚のブラケットの貫通孔を介して下方からビス若しくはボルトを前記天板体の隅角部の下向面のナット孔に螺合させて緊締し、なおかつ、天板体の隅角部の挿通孔を介して上方からビス若しくはボルトを脚支柱の上端部またはブラケットのナット部に螺合させて緊締する天板付家具の構造。
続きを表示(約 580 文字)【請求項2】
前記脚支柱の上端部が筒状をなし、その内に前記ナット部が固定されている請求項1記載の天板付家具の構造。
【請求項3】
前記天板体を被覆する化粧板により、当該天板体の前記挿通孔を上方から視認できないように遮蔽する請求項1記載の天板付家具の構造。
【請求項4】
前記化粧板が、前記天板体の上向面を上方から覆う頂壁と、前記頂壁の辺より垂下し前記天板体の側面を外側方から覆う一方の側壁とを有しており、
前記側壁の下縁が、前記ブラケットの下向面と略等しいかそれよりも下方の高さ位置にある請求項3記載の天板付家具の構造。
【請求項5】
前記化粧板が、前記天板体の上向面を上方から覆う頂壁と、前記頂壁の一辺より垂下し前記天板体の一方の側面を外側方から覆う一方の側壁と、前記頂壁の他辺より垂下し前記天板体の他方の側面を外側方から覆う他方の側壁と、前記頂壁の一辺及び他辺に連続する角の縁辺より垂下し、前記天板体の一方の側面及び他方の側面に連なる隅角部の側面を外側方から覆うとともに、前記一方の側壁及び前記他方の側壁の双方に連接ないし極近接する角壁とを有しており、
記側壁及び前記角壁の下縁が、前記ブラケットの下向面と略等しいかそれよりも下方の高さ位置にある請求項3記載の天板付家具の構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブル、デスク等といった天板を具備する家具の構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
テーブルやデスク等の天板付家具の多くは、複数本の脚により天板体を支持してなる。その前に着席して執務や作業を行うユーザにとって下肢空間、即ち天板体の下方、脚と脚との間の空間は広ければ広いほどよい(脚の存在が邪魔とならない)。下肢空間を拡げるためには、脚の支柱の位置を、天板体の外側、つまり天板体の隅角にぎりぎりまで近づけることが望ましい。
【0003】
天板体に脚を剛結する構造として、一般に、上下方向に伸長する脚支柱の上端部に水平方向に拡張するブラケットを溶接等して固定し、そのブラケットの上向面を天板体の下向面に当接させ、下方からビス若しくはボルトを以て螺合緊締して、ブラケットを天板に接合することが通例となっている(例えば、下記先行技術文献を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願2022-069799号明細書(特に、天板(A)、脚(B)、脚支柱(脚本体b1)、ブラケット(連結部b2)、ビス若しくはボルト(ねじv1))
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の構造において、脚のブラケットは脚支柱よりも内側に張り出している。天板上に極めて重い物が載置される等して想定外の強い応力が加わると、天板体の下向面から脚側のブラケットが引き剥がされる(いわば、ブラケットがめくられる)ような変形が生じる可能性がある。
【0006】
本発明は、天板付家具としての剛性、耐久性をより一層高めることを所期の目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明では、天板付家具における天板体にこれを支持する脚を固着する構造であって、前記脚が、上下に伸びる脚支柱と、前記脚支柱の上端部に固定され前記天板体の隅角部の下向面に沿って拡張しその下向面に接合するとともに貫通孔が穿たれたブラケットと、前記脚支柱の上端部または前記ブラケットにおける平面視当該脚支柱の内側に位置するように固定されたナット部とを備え、前記天板体が、その隅角部における前記脚支柱の上端部の直上にあたる箇所を貫通するように穿たれた挿通孔と、その隅角部の下向面における前記ブラケットの貫通孔と重なり合う箇所に形成されたナット孔とを備えており、前記脚のブラケットの貫通孔を介して下方からビス若しくはボルトを前記天板体の隅角部の下向面のナット孔に螺合させて緊締し、なおかつ、天板体の隅角部の挿通孔を介して上方からビス若しくはボルトを脚支柱の上端部またはブラケットのナット部に螺合させて緊締する天板付家具の構造を構成した。
【0008】
多くの場合、前記脚支柱の上端部は筒状をなしている。その内に、前記ナット部を固設することが考えられる。
【0009】
前記天板体を被覆する化粧板により、当該天板体の前記挿通孔を上方から視認できないように遮蔽すれば、家具としての美観、格調を高めることができる。また、天板面に挿通孔が現出しないので、天板付家具を使用するユーザにとっての利便性も向上する。
【0010】
前記化粧板が、前記天板体の上向面を上方から覆う頂壁と、前記頂壁の辺より垂下し前記天板体の側面を外側方から覆う一方の側壁とを有しており、前記側壁の下縁が、前記ブラケットの下向面と略等しいかそれよりも下方の高さ位置にあれば、化粧板が脚側のブラケットの存在を側方より覆い隠し、家具としての美観、格調をさらに高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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