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公開番号2024057132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-24
出願番号2022163642
出願日2022-10-12
発明の名称メンテナンス情報作成装置、方法およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20240417BHJP(計算;計数)
要約【課題】対象システムに異常が生じた場合に、メンテナンス情報を短時間で作成できるメンテナンス情報作成装置を提供する。
【解決手段】情報収集手段75は、異常情報が生じたと判定された場合に、異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、キーワードによって特定される不具合情報を収集し、その不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報を収集する。対応付け手段77は、異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う。メンテナンス情報作成手段78は、異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報に基づいて、異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、前記対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定する異常情報検知手段と、
前記異常情報が生じたと判定された場合に、前記異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、前記キーワードによって特定される不具合情報を収集し、前記不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報を収集する情報収集手段と、
前記異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う対応付け手段と、
前記異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報に基づいて、前記異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力するメンテナンス情報作成手段とを備える
ことを特徴とするメンテナンス情報作成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報は、パッチと、当該パッチの適用方法を示す情報とを含むパッチ情報と、前記不具合を解消するための設定の変更方法を示す設定変更情報のいずれか一方または両方である
請求項1に記載のメンテナンス情報作成装置。
【請求項3】
前記対応付け手段は、
前記異常情報から特定される異常が生じた前記対象システム内の製品の製品名およびバージョン情報と、収集された不具合情報に含まれている製品名およびバージョン情報と、前記異常情報が示す異常の内容と、収集された不具合情報が示す不具合の内容とに基づいて、前記異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う
請求項1に記載のメンテナンス情報作成装置。
【請求項4】
前記情報収集手段は、
前記異常情報が示す異常が生じた製品のベンダのサーバから、不具合情報、および、前記不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報を収集する
請求項1に記載のメンテナンス情報作成装置。
【請求項5】
前記情報収集手段は、
前記ベンダのサーバ以外のサーバから、前記キーワードによって特定される情報を参考情報として収集し、
前記メンテナンス情報作成手段は、
前記メンテナンス情報とともに、前記参考情報を出力する
請求項4に記載のメンテナンス情報作成装置。
【請求項6】
監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、前記対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定し、
前記異常情報が生じたと判定された場合に、前記異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、前記キーワードによって特定される不具合情報を収集し、前記不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報を収集し、
前記異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行い、
前記異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報に基づいて、前記異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力する
ことを特徴とするメンテナンス情報作成方法。
【請求項7】
コンピュータに、
監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、前記対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定する異常情報検知処理、
前記異常情報が生じたと判定された場合に、前記異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、前記キーワードによって特定される不具合情報を収集し、前記不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報を収集する情報収集処理、
前記異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う対応付け処理、および、
前記異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている前記不具合を解消するための情報に基づいて、前記異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力するメンテナンス情報作成処理
を実行させるためのメンテナンス情報作成プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、対象システムに生じた異常を解消するためのメンテナンス情報を作成するメンテナンス情報作成装置、メンテナンス情報作成方法およびメンテナンス情報作成プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、脆弱性リスク診断システムが記載されている。特許文献1に記載された脆弱性リスク診断システムは、外部システムに含まれるシステム機器の構成情報を格納する。また、この脆弱性リスク診断システムは、ベンダ等が公開した脆弱性情報を収集し、登録する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-138509号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
監視の対象となるシステムを対象システムと称する。対象システムは、ユーザによって運用される。対象システムは、運用中に、対象システムの動作内容に応じたログデータを出力する。
【0005】
また、対象システムに既に生じた障害、および、障害の予兆となる事象を異常と称する。ログデータとして、異常が生じたことを示す情報が出力される場合がある。
【0006】
また、対象システムに異常が生じた場合に、その異常に対してどのように対処すればよいのかを示す情報を「メンテナンス情報」と記す。対象システムに異常が生じた場合に、メンテナンス情報を短時間で作成できることが好ましい。
【0007】
そこで、本発明は、対象システムに異常が生じた場合に、メンテナンス情報を短時間で作成できるメンテナンス情報作成装置、メンテナンス情報作成方法およびメンテナンス情報作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明によるメンテナンス情報作成装置は、監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定する異常情報検知手段と、異常情報が生じたと判定された場合に、異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、キーワードによって特定される不具合情報を収集し、その不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報を収集する情報収集手段と、異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う対応付け手段と、異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報に基づいて、異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力するメンテナンス情報作成手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
本発明によるメンテナンス情報作成方法は、監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定し、異常情報が生じたと判定された場合に、異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、キーワードによって特定される不具合情報を収集し、その不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報を収集し、異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行い、異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報に基づいて、異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力することを特徴とする。
【0010】
本発明によるメンテナンス情報作成プログラムは、コンピュータに、監視の対象となる対象システムから出力されるログデータを定期的に参照することによって、ログデータ内に、対象システム内に生じた異常の内容を示す異常情報が生じたか否かを定期的に判定する異常情報検知処理、異常情報が生じたと判定された場合に、異常情報に含まれるワードをキーワードとして、不具合の内容を示す不具合情報であって公衆に公開されている不具合情報の中から、キーワードによって特定される不具合情報を収集し、その不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報を収集する情報収集処理、異常情報と、収集された不具合情報との対応付けを行う対応付け処理、および、異常情報に対応付けられた不具合情報に対応付けられている不具合を解消するための情報に基づいて、異常を解消するための情報であるメンテナンス情報を作成し、当該メンテナンス情報を出力するメンテナンス情報作成処理を実行させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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