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公開番号2024056998
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2024025216,2022128816
出願日2024-02-22,2015-09-14
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 8/30 20180101AFI20240416BHJP(計算;計数)
要約【課題】外部サービスと連携した処理を行うためのアプリケーションの開発を支援する情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】情報処理システムにおいて、画像形成装置20は、ブラウザ210を有を介して、サービス提供システム10により提供されるサービスを利用する。PC端末30は、ブラウザ310を介して、所定の処理を実行するプログラムやモジュール等であるコンポーネントをサービス提供システム10に追加する。サービス提供システム10は、サービス処理部110、ドキュメントサービス部150、ストレージサービス連携部160及びアプリ情報記憶部190を有し、サービス処理部は、アプリ管理部120、ロジック処理部130及びデータI/F部140を有し、画像形成装置のブラウザからの要求に応じて、各種のサービスに関する処理を実行する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
1以上の情報処理装置が含まれる情報処理システムであって、
電子データを用いた一連の処理を、該一連の処理それぞれを実行するコンポーネントを組み合わせて実行するアプリケーション毎に、該アプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記一連の処理に関する情報と、前記一連の処理に用いる前記電子データを指定させる画面の画面情報と、を関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
前記コンポーネントに関する情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記情報処理システムに接続される1以上の機器のうちの一の機器から前記アプリ識別情報を含む第1の要求を受け付けると、該第1の要求に含まれる該アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記画面情報を、要求元の前記一の機器に送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された前記画面情報に基づき前記一の機器に表示された画面を介してユーザにより指定された電子データに関する情報を含む第2の要求を前記一の機器から受け付けると、前記アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記一連の処理に関する情報に基づく一連の処理を、前記第2の要求に含まれる前記電子データに関する情報により指定される電子データを用いて実行する処理実行手段と
を有し、
前記処理実行手段は、
前記一連の処理に関する情報と前記コンポーネントに関する情報とに基づき生成されたコンポーネントを組み合わせて、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、情報処理システム。
続きを表示(約 2,700 文字)【請求項2】
前記コンポーネントには、ユーザにより登録された第1のコンポーネントと、前記情報処理システムに予め組み込まれている第2のコンポーネントとが含まれ、
前記処理実行手段は、
前記一連の処理のそれぞれの処理毎に、該一連の処理に関する情報と前記コンポーネントに関する情報と基づき、前記第1のコンポーネント又は前記第2のコンポーネントのいずれを生成するかを判別する判別手段を有し、
前記判別手段による判別結果に応じて生成された第1のコンポーネント又は第2のコンポーネントを組み合わせて、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記判別手段は、
前記コンポーネントに関する情報に、該コンポーネントを生成するための生成ファイルが含まれる場合、前記第1のコンポーネントを生成すると判別する、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記処理実行手段は、
前記第1のコンポーネントを生成する第1の生成手段と、
前記第2のコンポーネントを生成する第2の生成手段と、を有し、
前記判別手段により前記第1のコンポーネントを生成すると判別された場合、前記第1の生成手段により前記第1のコンポーネントを生成し、
前記判別手段により前記第2のコンポーネントを生成すると判別された場合、前記第2の生成手段により前記第2のコンポーネントを生成する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記第1の生成手段は、前記コンポーネントに関する情報に含まれる前記生成ファイルに基づいて、前記第1のコンポーネントを生成する、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記処理実行手段は、
前記機器に表示された画面を介してユーザにより指定された生成ファイルを含む第3の要求を受け付けると、該第3の要求に含まれる前記生成ファイルを含むコンポーネントに関する情報を前記第2の記憶手段に記憶させて、該生成ファイルにより生成される第1のコンポーネントを登録する登録手段を有する、請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記処理実行手段は、
電子データに対して、該電子データのデータ型を所定のデータ型に変換する型変換手段を1以上有し、
前記電子データのデータ型を前記型変換手段により該コンポーネントが処理可能なデータ型に変換した後、前記コンポーネントの処理を実行することにより、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記コンポーネントは、外部サービスに関する処理を実行するコンポーネントを含み、
前記外部サービスに関する処理を実行するコンポーネントは、
外部サービスに対して電子データをアップロードする処理を実行するコンポーネントを少なくとも含む、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項9】
情報処理装置であって、
電子データを用いた一連の処理を、該一連の処理それぞれを実行するコンポーネントを組み合わせて実行するアプリケーション毎に、該アプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記一連の処理に関する情報と、前記一連の処理に用いる前記電子データを指定させる画面の画面情報と、を関連付けて記憶する第1の記憶手段と、
前記コンポーネントに関する情報を記憶する第2の記憶手段と、
前記情報処理装置に接続される1以上の機器のうちの一の機器から前記アプリ識別情報を含む第1の要求を受け付けると、該第1の要求に含まれる該アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記画面情報を、要求元の前記一の機器に送信する送信手段と、
前記送信手段により送信された前記画面情報に基づき前記一の機器に表示された画面を介してユーザにより指定された電子データに関する情報を含む第2の要求を前記一の機器から受け付けると、前記アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記一連の処理に関する情報に基づく一連の処理を、前記第2の要求に含まれる前記電子データに関する情報により指定される電子データを用いて実行する処理実行手段と
を有し、
前記処理実行手段は、
前記一連の処理に関する情報と前記コンポーネントに関する情報とに基づき生成されたコンポーネントを組み合わせて、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、情報処理装置。
【請求項10】
1以上の情報処理装置が含まれる情報処理システムであって、電子データを用いた一連の処理を、該一連の処理それぞれを実行するコンポーネントを組み合わせて実行するアプリケーション毎に、該アプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記一連の処理に関する情報と、前記一連の処理に用いる前記電子データを指定させる画面の画面情報と、を関連付けて記憶する第1の記憶手段と、前記コンポーネントに関する情報を記憶する第2の記憶手段とを有する情報処理システムに用いられる情報処理方法において、
前記情報処理システムに接続される1以上の機器のうちの一の機器から前記アプリ識別情報を含む第1の要求を受け付けると、該第1の要求に含まれる該アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記画面情報を、要求元の前記一の機器に送信する送信手順と、
前記送信手順により送信された前記画面情報に基づき前記一の機器に表示された画面を介してユーザにより指定された電子データに関する情報を含む第2の要求を前記一の機器から受け付けると、前記アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記一連の処理に関する情報に基づく一連の処理を、前記第2の要求に含まれる前記電子データに関する情報により指定される電子データを用いて実行する処理実行手順と
を有し、
前記処理実行手順は、
前記一連の処理に関する情報と前記コンポーネントに関する情報とに基づき生成されたコンポーネントを組み合わせて、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、クラウドコンピューティング等により多種多様な外部サービスが提供されるようになった。例えば、ユーザにより指定された電子データを外部のストレージに保管する外部サービスが知られている。
【0003】
また、例えば、画像形成装置で原稿をスキャンして取得した画像データを外部ストレージに保管する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。このように、画像形成装置と外部サービスとが連携して処理を行う技術が従来から知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術においては、外部サービスと連携して処理を行うためには画像形成装置に搭載されるアプリケーションの開発が必要となる。また、ある外部サービスが固有の機能(他の外部サービスが提供していない機能)を提供するようになった場合には、当該固有の機能を利用するためのモジュールやプラグイン等を開発する必要がある。したがって、画像形成装置に搭載されるアプリケーションの追加や修正等の開発に要する工数が大きくなる場合があった。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、外部サービスと連携した処理を行うためのアプリケーションの開発を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、1以上の情報処理装置が含まれる情報処理システムであって、電子データを用いた一連の処理を、該一連の処理それぞれを実行するコンポーネントを組み合わせて実行するアプリケーション毎に、該アプリケーションを識別するアプリ識別情報と、前記一連の処理に関する情報と、前記一連の処理に用いる前記電子データを指定させる画面の画面情報と、を関連付けて記憶する第1の記憶手段と、前記コンポーネントに関する情報を記憶する第2の記憶手段と、前記情報処理システムに接続される1以上の機器のうちの一の機器から前記アプリ識別情報を含む第1の要求を受け付けると、該第1の要求に含まれる該アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記画面情報を、要求元の前記一の機器に送信する送信手段と、前記送信手段により送信された前記画面情報に基づき前記一の機器に表示された画面を介してユーザにより指定された電子データに関する情報を含む第2の要求を前記一の機器から受け付けると、前記アプリ識別情報に関連付けて前記第1の記憶手段に記憶されている前記一連の処理に関する情報に基づく一連の処理を、前記第2の要求に含まれる前記電子データに関する情報により指定される電子データを用いて実行する処理実行手段とを有し、前記処理実行手段は、前記一連の処理に関する情報と前記コンポーネントに関する情報とに基づき生成されたコンポーネントを組み合わせて、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、外部サービスと連携した処理を行うためのアプリケーションの開発を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成を示す図である。
第一の実施形態に係るサービス提供システム及びPC端末の一例のハードウェア構成を示す図である。
第一の実施形態に係る画像形成装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
第一の実施形態に係る情報処理システムの一例の処理ブロックを示す図である。
共通I/F及び固有I/Fの一例を示す図である。
データ定義の一例を示す図である。
レイアウト情報の一例を示す図である。
処理内容の一例を示す図である。
第一の実施形態に係るスキャン配信サービスの全体処理の一例を示すシーケンス図である。
スキャン配信サービスを利用するためのアプリ画面の一例を示す図である。
第一の実施形態に係るロジック処理部の一例の処理ブロックを示す図である。
第一の実施形態に係るコンポーネント情報テーブルの一例を示す図である。
型変換テーブルの一例を示す図である。
第一の実施形態に係るフロー実行処理の一例を示すシーケンス図である。
第一の実施形態に係るコンポーネントの追加、更新、及び削除処理の一例を示すシーケンス図である。
コンポーネント編集画面、コンポーネント追加画面、及びコンポーネント更新画面の一例を示す図である。
第二の実施形態に係るロジック処理部の一例の処理ブロックを示す図である。
第二の実施形態に係るコンポーネント情報テーブルの一例を示す図である。
第二の実施形態に係るフロー実行処理の一例を示すシーケンス図である。
第三の実施形態に係るロジック処理部の一例の処理ブロックを示す図である。
第三の実施形態に係るコンポーネント情報テーブルの一例を示す図である。
第三の実施形態に係るフロー実行処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
[第一の実施形態]
<システム構成>
まず、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第一の実施形態に係る情報処理システムの一例のシステム構成を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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