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公開番号2024056458
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-23
出願番号2022163338
出願日2022-10-11
発明の名称車両データ管理装置、車両データ管理プログラムおよび車両データ管理方法
出願人トヨタ自動車株式会社,KDDI株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 11/07 20060101AFI20240416BHJP(計算;計数)
要約【課題】後の解析において必要となる可能性のある車両データを他の車両データと区別して管理することができる車両データ管理装置を提供する。
【解決手段】車両データ管理装置は、車両から収集した車両データに対して予め設定された処理を実行する処理部と、車両データの種類に応じて設定された観測対象から、処理の実行によって変動する観測値を取得する取得部と、観測値に基づいて車両データの異常性を評価する評価値を算出する算出部と、評価値に基づいて車両データを分別する分別部とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両から収集した車両データに対して予め設定された処理を実行する処理部と、
前記車両データの種類に応じて設定された観測対象から、前記処理の実行によって変動する観測値を取得する取得部と、
前記観測値に基づいて前記車両データの異常性を評価する評価値を算出する算出部と、
前記評価値に基づいて前記車両データを分別する分別部と
を備える車両データ管理装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記分別部による分別に基づいて前記車両データを記憶装置へ記憶するか否かを決定する記録制御部を備える請求項1に記載の車両データ管理装置。
【請求項3】
前記取得部は、前記処理を実行するハードウェア資源の使用率、使用時間およびエラー発生頻度の少なくともいずれかを前記観測値として取得する請求項1または2に記載の車両データ管理装置。
【請求項4】
前記算出部は、前記観測値を予測値および実績値の少なくともいずれかと比較することにより前記評価値を算出する請求項1または2に記載の車両データ管理装置。
【請求項5】
前記分別部による分別に基づいて前記異常性が高いと判断される前記車両データに関するログを作成するログ作成部を備える請求項1または2に記載の車両データ管理装置。
【請求項6】
車両から収集した車両データに対して予め設定された処理を実行する処理ステップと、
前記車両データの種類に応じて設定された観測対象から、前記処理の実行によって変動する観測値を取得する取得ステップと、
前記観測値に基づいて前記車両データの異常性を評価する評価値を算出する算出ステップと、
前記評価値に基づいて前記車両データを分別する分別ステップと
をコンピュータに実行させる車両データ管理プログラム。
【請求項7】
車両から収集した車両データに対して予め設定された処理をコンピュータに実行させる処理ステップと、
前記車両データの種類に応じて設定された観測対象から、前記処理の実行によって変動する観測値をコンピュータに取得させる取得ステップと、
前記観測値に基づいて前記車両データの異常性を評価する評価値をコンピュータに算出させる算出ステップと、
前記評価値に基づいて前記車両データをコンピュータに分別させる分別ステップと
を有する車両データ管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両データ管理装置、車両データ管理プログラムおよび車両データ管理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近時、車両に通信装置が搭載され、センサ等によって取得される様々な車両データが車両メーカのサーバ等に送信されるようになってきた。サーバは、受け取った車両データを解析することのより、例えば当該車両の故障を予測したり運転者の運転支援を行ったりする。また、このように収集された車両データは記憶装置に蓄積され、後に故障等が発生した場合にその原因解析等に用いられることもある。
【0003】
ところで、車両メーカが市場に供給する車両数は膨大であり、それぞれの車両が生成する様々な車両データを全てサーバに蓄積しようとすると、データ収集に費やされるコストやリソースが爆発的に増大してしまう。そこで、車両が生成する車両データに対して収集条件を設定し、蓄積する車両データのデータ量を削減する工夫なども試みられるようになってきている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-140657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
設定された条件に合致するものに限って車両データを収集すると、例えば故障を引き起こす原因が判明している車両データのみが収集されることになり、後の解析において未知の原因を究明するための材料となる車両データが収集されていないといった事態を招く恐れがある。また、一旦はすべての車両データを蓄積しておき、一定期間が経過したものや利用実績のないものを適宜削除するなどの対策が講じられる場合もあるが、やはり必要となる時点で対象の車両データが消失している可能性がある。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、後の解析において必要となる可能性のある車両データを他の車両データと区別して管理することができる車両データ管理装置等を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様における車両データ管理装置は、車両から収集した車両データに対して予め設定された処理を実行する処理部と、車両データの種類に応じて設定された観測対象から、処理の実行によって変動する観測値を取得する取得部と、観測値に基づいて車両データの異常性を評価する評価値を算出する算出部と、評価値に基づいて車両データを分別する分別部とを備える。
【0008】
また、本発明の第2の態様における車両データ管理プログラムは、車両から収集した車両データに対して予め設定された処理を実行する処理ステップと、車両データの種類に応じて設定された観測対象から、処理の実行によって変動する観測値を取得する取得ステップと、観測値に基づいて車両データの異常性を評価する評価値を算出する算出ステップと、評価値に基づいて車両データを分別する分別ステップとをコンピュータに実行させる。
【0009】
また、本発明の第3の態様における車両データ管理方法は、車両から収集した車両データに対して予め設定された処理をコンピュータに実行させる処理ステップと、車両データの種類に応じて設定された観測対象から、処理の実行によって変動する観測値をコンピュータに取得させる取得ステップと、観測値に基づいて車両データの異常性を評価する評価値をコンピュータに算出させる算出ステップと、評価値に基づいて車両データをコンピュータに分別させる分別ステップとを有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、後の解析において必要となる可能性のある車両データを他の車両データと区別して管理することができる車両データ管理装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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