TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024055543
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162562
出願日2022-10-07
発明の名称移載システム、移載設備および仕切材
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65G 1/00 20060101AFI20240411BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】作業エリアを仕切った場合でも、省スペース化を図ることができる移載システム、移載設備および仕切材を提供する。
【解決手段】移載システム(1)は、平面視で移載部(12)に対して搬送部(11)とは反対側に設定される作業エリア(25)と、その外部とを仕切る仕切部(24)を備える。仕切部(24)は、作業エリア(25)を挟んで移載部(12)と対向して設置される第1部分(24a)と、平面視で作業エリア(25)側から見て第1部分(24a)に対して鈍角に傾いて設置され、作業エリア(25)への出入口扉が設けられた第2部分(24b)と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向へ物品を搬送する搬送部と、
前記搬送部の一端側に設置され、前記物品を保持して移載する移載部と、
平面視で前記移載部に対して前記搬送部とは反対側に設定される作業エリアと、その外部とを仕切る仕切部であって、
前記作業エリアを挟んで前記移載部と対向して設置される第1部分と、
平面視で前記作業エリア側から見て前記第1部分に対して鈍角に傾いて設置され、前記作業エリアへの出入口扉が設けられた第2部分と、を含む仕切部と、
を備える移載システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記仕切部の外側であって、かつ前記第1部分を挟んで前記作業エリアとは反対側に、前記移載システムの制御機器が設置される、請求項1に記載の移載システム。
【請求項3】
前記出入口扉は、前記第1部分とは反対側で軸支される請求項1または2に記載の移載システム。
【請求項4】
前記鈍角は、130度以上140度以下である請求項1または2に記載の移載システム。
【請求項5】
請求項1または2に記載の移載システムを複数備える移載設備であって、
前記移載システムは、各々の前記搬送部が互いに略平行になるように、平面視で前記第1方向と直交する第2方向へ複数並んで設置される移載設備。
【請求項6】
前記第2方向へ沿って一定間隔で支柱が突設された、前記移載システムを設置する設置空間をさらに備え、
前記移載システムは、互いに隣り合う前記支柱の間に、複数設置される請求項5に記載の移載設備。
【請求項7】
前記移載システムは、互いに隣り合う第1移載システムと第2移載システムとを含み、
前記第1移載システムの前記出入口扉は、前記第2移載システム側に設置され、前記第2移載システムの前記出入口扉は、前記第1移載システム側に設置される請求項5に記載の移載設備。
【請求項8】
第1方向へ物品を搬送する搬送部の一端側に設置され前記物品を保持して移載する移載部に対して、前記搬送部とは反対側に設定される作業エリアと、その外部とを仕切る仕切材であって、
前記作業エリアを挟んで前記移載部と対向して設置される第1部分と、
平面視で前記作業エリア側から見て前記第1部分に対して鈍角に傾いて設置され、前記作業エリアへの出入口扉が設けられた第2部分と、
を備える仕切材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物流における物品の移載システム、移載設備および仕切材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物流倉庫等においては、多種多量の物品を効率よく出荷先別に出荷容器へ選別仕分けするために、ロボットアーム等のピッキング装置(移載装置)を備える移載システムが用いられている。この種の移載システムに関し、特許文献1には、安全柵により、移載装置と、これを使用する作業者の作業エリアとを仕切る構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-139109号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の従来の安全柵では、その扉が移載装置に対向して設けられていた。このため、従来技術では、安全柵、ひいては移載システムの設置スペースが大きくなるのを抑制することができずに、移載システムの省スペース化を図ることが困難であるという問題点を生じた。
【0005】
本発明は、作業エリアを仕切った場合でも、省スペース化を図ることができる移載システム、移載設備および仕切材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る移載システムは、第1方向へ物品を搬送する搬送部と、前記搬送部の一端側に設置され、前記物品を保持して移載する移載部と、平面視で前記移載部に対して前記搬送部とは反対側に設定される作業エリアと、その外部とを仕切る仕切部であって、前記作業エリアを挟んで前記移載部と対向して設置される第1部分と、平面視で前記作業エリア側から見て前記第1部分に対して鈍角に傾いて設置され、前記作業エリアへの出入口扉が設けられた第2部分と、を含む仕切部と、を備える。
【0007】
また、本発明の他の態様に係る移載設備は、前記移載システムを複数備える移載設備であって、前記移載システムは、各々の前記搬送部が互いに略平行になるように、平面視で前記第1方向と直交する第2方向へ複数並んで設置される。
【0008】
また、本発明の他の態様に係る仕切材は、第1方向へ物品を搬送する搬送部の一端側に設置され前記物品を保持して移載する移載部に対して、前記搬送部とは反対側に設定される作業エリアと、その外部とを仕切る仕切材であって、前記作業エリアを挟んで前記移載部と対向して設置される第1部分と、平面視で前記作業エリア側から見て前記第1部分に対して鈍角に傾いて設置され、前記作業エリアへの出入口扉が設けられた第2部分と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、作業エリアを仕切った場合でも、省スペース化を図ることができる移載システム、移載設備および仕切材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態1に係る移載システムの概要を示す斜視図である。
上記移載システムの概要を示す平面図である。
本発明の実施形態2に係る移載設備の概要を示す平面図である。
本発明の実施形態3に係る移載設備の概要を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
構造体
2か月前
個人
半蓋半箱筒
4か月前
個人
折り畳み製品
6か月前
個人
「即時結束具」
6か月前
個人
テープホルダー
5か月前
個人
開封用カッター
21日前
個人
パウチ容器
1か月前
個人
粘着テープカッタ
6か月前
個人
爪楊枝流通セット
5か月前
個人
チャック付き袋体
1か月前
個人
折りたたみコップ
1か月前
個人
コード長さ調整器
5か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
1か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
プラスチックバッグ
2か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
個人
開口しやすいレジ袋
2か月前
個人
穿孔紐通し結束器具
3か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
個人
チャック付き保存袋
19日前
三甲株式会社
容器
6か月前
三甲株式会社
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
5か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
株式会社KY7
封止装置
5か月前
個人
装飾品展示台兼梱包箱
22日前
個人
外観を変更できる収納箱
5か月前
株式会社エフピコ
蓋体
2か月前
株式会社ソディック
取出装置
5か月前
株式会社共走
保冷容器
1か月前
株式会社藤田
シュート
2か月前
有限会社 薩摩農機
梱包装置
3か月前
アイジー工業株式会社
梱包体
4か月前
有限会社芳美商事
封筒
21日前
株式会社コジット
結束具
3か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
続きを見る